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【J2:第42節 札幌 vs 徳島 レポート】札幌が前節に続き2試合連続の大量6ゴール。敗れた徳島はアンドレの退場が致命傷となってしまった(06.09.28)

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9月27日(水) 2006 J2リーグ戦 第42節
札幌 6 - 0 徳島 (19:04/札幌厚別/3,896人)
得点者:'50 フッキ(札幌)、'50 関隆倫(札幌)、'60 西嶋弘之(札幌)、'78 石井謙伍(札幌)、'80 砂川誠(札幌)、'89 石井謙伍(札幌)
★ハイライト&会見映像は【こちら】
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前半は両チームがしっかりとスタイルを発揮した。この日は試合開始数時間前から試合中を通じて雨が降り続いたが、厚別競技場のピッチは状態が悪くなることなく、公式記録上のピッチコンディションも『全面良芝、水含み』。中盤から攻撃を組み立てるスタイルの両チームは、適度に濡れて滑りやすくなった芝を生かしてスピーディにパスを動かすことができた。中盤の底でゲームをコントロールした札幌の守備的MF大塚は「パスにスピードをつけることができたので、味方との距離を縮めずにすむ場面が多かった」と振り返る。そしてどちらも1枚のトップ下と2枚の守備的MFで中盤を構成する3−5−2のシステムであるため、必然的に守備的MFのどちらかがフリーになる場面が多く、互いにそこがパス回しの起点となった。若干札幌が押し気味な気配もあったが、6本ずつシュートを打ち合って、ほぼ互角の展開だったと言っていい。

しかし、後半に入ってその状況は一変する。50分、フッキが難しい体勢から右足でシュートを決めると、その直後には左サイドのスペースでパスを受けた関がそのまま持ち込んで追加点を挙げた。そして54分、徳島はDFアンドレがこの日2枚目の警告を受けて退場になる。

徳島としては2点のビハインドがあるため点を取りに行かなければならないが、1人少ない苦しい状況。退場になったのが攻撃の選手ならば陣形をいじらず徐々に攻撃の駒を増やすという手もあるのだが、いかんせんセンターバックのアンドレを失ってしまったため、まずは守備の交代策を講じなければならないという状況にもなっていた。そして、ここから試合は札幌のワンサイドゲームとなる。

徳島・田中監督はこのアンドレの退場を「大変な致命傷」と振り返った。やはり、負けているチームが退場者を出してしまっては非常に苦しくなる。これがまだ1点差ならば守備を厚くして耐え忍び、終盤に勝負を仕掛けるという策もある。しかし、2点差である以上は早い段階で点差を縮めなければ勝機はない。そうした状況がゲームのバランスを大きく崩したのだ。

ここから徳島は懸命に攻撃を仕掛けるが、人数が少ないために攻守両局面でなかなか数的優位を作ることができない。1人対1人の状況になってしまうとどうしても個人の技量が高い札幌が優位になるので、徳島は多少無理をしてでも数的優位を作ろうとする。だが、そうするとバランスは崩れる。さらにそこでミスをしてしまいカウンターに脅かされる。アンドレの退場以降は、徳島が攻撃に出るも逆に札幌の強烈なカウンターパンチを浴びて失点を重ねるという展開が最後まで続いた。

終わってみれば6−0のスコアで札幌が大勝した。札幌は前節に続き2試合連続で後半の45分間だけで6点を奪うというゴールラッシュ。田中監督が「言うことがないくらいやられた」という試合だった。しかし、「後半に入ってからはいい形で2点取れたけれど、その後相手のシュートがポストに当たって入らなかった。あれが入っていて2対1のスコアになっていたら、こうはならなかったと思う」と柳下監督が指摘するように、決して徳島がノーチャンスだったわけではないし、札幌の勝利が必然だったわけでもない。

試合結果だけを見れば確かに大差がついているが、徳島としては開き直ってもいいだろう。決して守備がボロボロで大量失点したわけではない。終始劣勢のチームがワンチャンスをモノにして勝ってしまうことがあるのと同じように、負けているチームが点を奪うために前がかりになって逆に失点を重ねてしまうというのもサッカーではよくあること。気を取り直して次節に臨むべきである。

一方の札幌も、こうした試合展開だったということをしっかり心に留めておくべきではあるが、2試合続けての6得点というのは勢いの表れだと言っていいだろう。J1昇格圏内の3位からは若干勝点差が開いているが、決してノーチャンスではない。

以上

2006.09.28 Reported by 斉藤宏則

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