9月27日(水) 2006 J2リーグ戦 第42節
草津 0 - 0 湘南 (19:04/群馬陸/4,545人)
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草津にとって「連勝」とは、これほどまでに難しいものなのだろうか。
念願の連勝へ向けて、昨季から数えること14回目の挑戦となった今節は、前節、横浜FCから勝利を挙げて迎えた最高のシチュエーション。試合後には打ち上げ花火も用意されるなど、初の連勝を祝う準備も揃っていたが、その夢はまたしても「お預け」となった。連勝だけを狙っていた草津としては、スコアレスドローによる勝点1という最低限の数字は残すことができたものの、限りなく「敗北」に近い結果とも言える。
草津のスタートは決して悪くなかった。山崎、鳥居塚らの中盤の出足が速く、湘南のボールを奪っては素早くサイドへ展開。ゴールへのイメージを湧きたてた。「始まってすぐに、今日は絶対に勝てると思った」と植木監督。しかし、10分を過ぎた辺りから、ゲームは指揮官の期待とは反対方向に進んでいく。両チームの攻撃に手詰まり感が漂い、ボールがペナルティエリアに入らない。37分に高田がGKと1対1になったシーンを除けば、前半の決定的な場面はほとんどなく、試合は迷宮に迷い込んだ。
後半、停滞したムードの打開を図るべく最初に動いたのは湘南・菅野監督だった。ハーフタイムに、中町を代えて横山を前線へ。「アジエルが前でボールを受けていたが、もう一つ先を作っていくには、FWがもう1枚必要だと思った」(菅野監督)。湘南はアジエルが中盤へと下がったことでサイドも活性化。早い時間帯の思い切った交代でリズムが変わったかに見えたが、それも長くは続かなかった。
終盤、草津は佐藤正、湘南は永里という攻撃的な選手を投入。最後の勝負に出るが、得点は動かないまま、試合終了のホイッスル。草津対湘南の過去3戦はいずれも多くのゴールシーンが見られたが、今回は互いにスコアレス。「チャンスはあったが決められなかった。後ろが抑えてくれていたので申し訳ない」と高田が話せば、「1点が決まれば勝てる試合だった」と石原。両チームのFWが振り返るように、この日の草津と湘南には1点を決める力がなかった。
スコアレスに終わった要因は単に攻撃陣だけの問題ではなく、双方の守備隊形によるところも大きかった。「湘南には裏のスペースに走る選手が多かったので、DFラインを下げ気味にしていた」(齋藤)。「前節で大量失点してしまったので守備の意識が強く、人数をかけて攻めることができなかった」(佐藤悠)。両チームの慎重な姿勢も理解できないわけではないが、ともに果敢な攻撃を特徴としているだけに守備を意識した試合運びにはやはり物足りなさが残った。
草津の挑戦は、またしても失敗に終わった。試合後の草津には、勝てなかった悔しさよりも、負けなかった安堵感が先行していたように感じられた。敢えて厳しく言わせてもらうが、草津は勝負所で勝ち切れないが故に、12位というポジションにいるということを自覚しなければならない。長かったシーズンも残り9試合、このままの順位で満足していいのか。引き分けとなった試合後、スタジアムでは花火が打ち上げられていたが、こんなに虚しい花火を見るのは、もう御免だ。次回の挑戦では、連勝という鮮やかな大輪の花を咲かせてほしい。
以上
2006.09.28 Reported by 伊藤寿学
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第42節 草津 vs 湘南 レポート】草津、湘南ともに決め手を欠き、スコアレスドロー。草津はまたしても連勝を逃す。(06.09.28)
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