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【J1:第25節 清水 vs 福岡 プレビュー】上位との差が少し開いてしまった清水と最下位を脱した福岡の一戦。両者攻めるべきところでは攻めきる迫力が求められる。(06.10.01)

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10月1日(日)J1 第25節 清水 vs 福岡(15:00KICK OFF/日本平)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
★前節のハイライト&会見映像は【こちら】
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4月以来の連敗を喫して上位との差が少し開いてしまった清水。前節で4月以来のリーグ戦勝利を果たし、最下位を脱した福岡。状況は対照的な両チームだが、これからの残り10試合で一戦一戦を本当に大事にしながら戦わなければいけないことは同じ。

1ヵ月ぶりに日本平で戦う清水は、この夏、ほとんど同じメンバーで戦えたことが好調の原因のひとつとなっていた。しかし、今度の試合では、出場停止のマルキーニョス、病気(甲状腺機能障害)の兵働、ケガ(右大腿部肉離れ)の藤本と、攻撃の主力3人を欠くことになる。今シーズンでは初めての緊急事態だが、そこでどれだけいつもと変わらないサッカーができるかという点が、最大の注目点と言える。

代わりに先発が濃厚なのは、トップに矢島、ワイドMFは右にアレシャンドレ、左に高木純という3人。前節の浦和戦でも兵働と藤本が欠場したが、そこは左に高木純、右に杉山という形で入り、後半は右にアレシャンドレが入って、アウェーながら浦和に猛攻を仕掛けた。杉山が右も左もできるということもあって、途中交代でのオプションも含めて中盤は十分に計算が立つと言えるだろう。

日本平でのデビュー戦になるであろうアレシャンドレは、ここ3試合で出場時間を徐々に増やし、コンディションもかなり上げてきた。キープ力が高いため、マルキーニョスが不在の中でタメを作る役目を果たせるし、パスからチャンスを演出するだけでなく、自らゴールを決める力も持つという前評判なので、ぜひ本領を発揮してほしいところだ。

トップの矢島は、マルキーニョスほどのキープ力はないが、逆に裏に抜けるスピードでは上回り、相手のDFラインを下げさせるという意味では大きな力を発揮する。そうすれば、MF陣がより仕事をしやすくなるはずだ。また、スピードと馬力が両立した矢島の強引な突破は、これまでの日本人FWにはなかった魅力があり、ポストプレーが得意なチョ・ジェジンとの組み合わせは楽しみな部分。彼がリーグ戦での2ゴール目を決めれば、チームに大きな勢いがつくだろう。長谷川監督も、「彼らには不安を楽しみに変えるような活躍を期待したい」と語っているが、リーグ終盤戦で出場停止やケガ人が増えてくることは想定内のことなので、チームとしてどれだけ準備ができているかという部分が試される一戦となる。

一方、福岡は、前節・C大阪戦でバランスの良い攻守を見せて1-0の完封勝利。内容的にも良い手応えがあっただけに、ケガ人でもないかぎりはメンバーを大きく変えてくることはないだろう。アウェーで上位チームと戦うという意味でも、先制点を奪われれば非常に苦しくなるので、とにかく前半は0点で抑え、相手が焦ってバランスを崩してくるのを待つというのが定石となる。その定石通りに戦ってくるのか、あるいはチームの勢いをつけるために初めから積極的にいくのか、福岡の試合の入り方という部分も、ひとつの注目点と言えるだろう。

とはいっても、攻撃面では、どれだけ高い位置でボールを奪えるかというのがカギになる。日本平では5試合連続無失点という清水の堅守を考えれば、低い位置で奪ってからゆっくり攻めても、なかなか攻略できるものではないだろう。したがって、チーム全体でしっかり守るという意識を持ちながらも、ラインを下げすぎることなく、前からのプレッシャーを維持していくというバランス感覚が求められる。

逆に清水の側から見れば、ここ2試合(鹿島戦、浦和戦)では、(相手から見て)高い位置でボールを奪われることが多く、そこから苦しい展開になっていただけに、相手の前からのプレッシャーをかわすというのが大きなテーマとなる。そう考えると、この部分での明暗が、試合展開を大きく左右する要素にもなりそうだ。

福岡は、完封試合もあるが、大量失点もあるというチームで、失点が多い試合は早い時間に先制点を奪われている場合が多い。したがって、先制点がいつ、どちらに入るかという点が、試合結果に大きく影響するはず。福岡としては最悪0-0の引き分けでもOKという意識があるかもしれないが、清水としてはそうはいかない。お互いに駆け引きと我慢と、そして攻めるべきところでは攻めきる迫力が求められる難しい試合。そういう意味では、サッカーの醍醐味が凝縮した見応えのあるゲームになる可能性も高い。

以上

2006.09.30 Reported by 前島芳雄

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