10月14日(土) 2006 J2リーグ戦 第44節
水戸 1 - 2 神戸 (13:04/水戸/2,275人)
得点者:'14 眞行寺和彦(水戸)、'32 オウンゴ−ル(神戸)、'40 栗原圭介(神戸)
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「負けはしたが、明るい光が見えてきた」と前田監督が言うように、この日の水戸はここ数試合とは見違えるようなハツラツとしてプレーを見せた。リーグ5連敗中、そして天皇杯3回戦ではいいところなく東海リーグ・静岡FCに敗れるという失態をしていただけにハツラツとしたプレーは「光」に見えたのは確かである。序盤から格上の神戸相手に出足や球際で勝り、主導権を握った水戸。この日はここまで個人プレーの目立ったアンデルソンを外し、FWには岩舘と塩沢を起用。それが効果的に働き、2人が果敢に動き回ることで最終ラインから組み立てたい神戸の攻撃を遮断。攻撃でもボールを引き出す動きが絶妙で神戸DFを苦しめた。技術では劣りながらも、個々人が懸命な動きを見せてリズムをつくるという『いい時の』水戸の流れで試合は進んだ。
そして、先制点はその流れから生まれた。14分、セカンドボールにいち早く反応した椎原が右サイドの森に展開。そして、果敢なドリブルから挙げたクロスに対し、神戸DFがクリアしたこぼれ球を眞行寺が拾い、思い切りのいいシュート。それがゴールポストに当たりながらゴールに吸い込まれ、先制点を挙げる。積極的なプレーを続ければゴールにつながるということを再確認させられる先制点であった。
その後も水戸の果敢な動きに苦しみリズムをつくれない神戸。攻撃が右サイド偏重であり、さらにボランチに入った丹羽が中盤のスペースをケアしきれず、チーム全体のバランスが悪いため、水戸から主導権を奪うことはできなかった。だが、それでも神戸は状況を打破する『個』の力を持っていた。32分、右サイドで近藤が力づくの突破を見せ、ファウルを誘う。そして、FKのスペシャリスト三浦の蹴った鋭いボールがオウンゴールを生み、同点。さらに40分、GKが蹴ったロングボールを近藤が競り落とす。そのボールを平松がゴール前にクリアミス。それを栗原が落ち着いて押し込み、逆転に成功。流れをつかめず、攻撃の形こそつくれなかったものの、しっかりとゴールをもぎとる上位ならではの勝負強さを見せた。
後半に入ると、「後半は(位置が)低すぎた。ボールの失い方が悪く、前に出てきた水戸に押し込まれてしまった」と神戸・田中が振り返るように、水戸の一方的なペース。後半に入っても中盤のスペースが埋めきれない神戸はウイングの三浦、朴も中盤に下がって守備に追われ、攻撃の起点がつくれず、全員が自陣に押し込められた神戸の苦しい展開が続いた。だが、今の水戸には引いた相手を崩す力はない。サイドからいい形をつくりながらもゴール前ではね返されつづけた。西野、そしてアンデルソンを投入し、逆転を狙ったものの、神戸の粘り強い守備を崩すことができず。そのままタイムアップとなってしまった。
「チームにとって必要な勝ち点3を取れたことが唯一の収穫」と松田監督は胸を撫で下ろした。だが、この日は神戸の強みである『ディシプリン(規律)』は見られず。試合を通して水戸に試合を支配されたのは神戸らしくない。田中がボランチに下がってしまったため、攻撃での厚みを出すことができず、攻守にチグハグさが残ったのは大きな課題だ。最後はなんとか守りきって勝ったものの、中盤を制されて5失点を失った前節の修正ができたとは言い難い。決して手放しで喜べる勝利とは言えないだろう。
一方、内容で勝って結果で負けた水戸。前述の前田監督の言葉通り、内容での「光」は見えた試合であった。だが、「負けは負け。今は内容よりも結果。内容の問題はシーズン最初で終わっている。今、求めているのはそこじゃない」と大和田が言うように、勝てないことがチームの根本的な問題と言えよう。岩舘も「後半はいいゲームができた。声も切らさずにできていた」とある程度の収穫はあったと言うものの、続けて「声を出したり、戦う気持ちを出すのは当たり前」と言い放った。その言葉から考えると、この試合で水戸はやっと「当たり前」のレベルにたどり着いたと言っていいだろう。「いい内容」は「光」ではない。「勝利」こそが「光」なのである。この日の内容を超えたときに勝利はあるはず。まだまだやるべきことは多い。「光」はまだ見えていない。
以上
2006.10.14 Reported by 佐藤拓也
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第44節 水戸 vs 神戸 レポート】試合を支配した水戸だが、勝ちきれず。6連敗。まだ「光」は見えてこない。神戸は苦しみながらも泥臭く勝ち点3を手にした。(06.10.14)
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