10月14日(土) 2006 J2リーグ戦 第44節
湘南 2 - 4 徳島 (14:04/平塚/3,229人)
得点者:'4 アジエル(湘南)、'40 永里源気(湘南)、'56 大島康明(徳島)、'65 大島康明(徳島)、'70 小林康剛(徳島)、'71 小林康剛(徳島)
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監督就任2試合目にして初勝利を手にした東泰監督は試合後、「追加点をすぐに取られるのがうちの悪いパターンだが、今日は2点目を許しはしたものの、1失点目からある程度、我慢できた」と振り返った。事実、徳島は開始早々の4分に先制を許し、その後も中盤でミスを重ね自ら主導権の大半を相手に譲るも、40分までは耐え抜いた。結局は前半に2失点を食らうことになるが、押し込まれながらもしぶとく凌いだおよそ35分間に、普段とは違う光明を見出し、後半への足がかりにしたわけだ。
そして、東監督のいう「追加点をすぐに取られる悪いパターン」を演じてしまったのが、ホームの湘南だった。明らかな優勢を前半に示しながら、後半に入り、最初の失点を機に崩れてしまう。わずか15分間で計4得点を許した惨状に、菅野将晃監督も肩を落とすしかない。前半2得点、後半4失点と、ハーフタイムを挟み、全く別の表情を見せた湘南が、出直しを期して乗り込んできた徳島に敗れ去った。
「積極的で強気な顔」と指揮官の評した前半は終始、湘南が圧していた。攻撃的な徳島の左サイド、すなわち片岡功二と挽地祐哉の背後に生まれるスペースを、アジエルや石原直樹、須田興輔らが絡んで攻め立て、ときに坂本紘司や佐藤悠介といったレフティも侵入する。10人が連動する前からの守備も効果的で、相手のミスを誘発した。4分の先制点も、佐藤が高い位置で奪ったところから始まっている。すぐさまパスを捌くと、DFラインの前で受けたアジエルがドリブルで中央へ切れ込み、コースを定めて左足を振り抜いた。
先制してからも、湘南の積極的なパフォーマンスは変わらない。攻守にわたりそれぞれがフォローしあい、仮に奪われても攻撃から守備への切り替えは素早かった。リスタートも同様である。さらに、フィニッシュまで持ち込むという姿勢も顕著に現れていた。何本か記録した惜しいシュートを「精度の問題」と片付けるのはた易いが、当然のことを当然のように、あるいは当然以上に表現していたからこそ、2点目は導かれたのではないか。40分にねじ込んだ永里源気の貴重なゴールは、石原が放ったミドルをGK高橋範夫が弾き、そこに詰めて生まれたものだ。惜しまぬ一歩が、前半の攻勢を体現していた。
ところがどうだろう。15分間のインターバルが明け、笛が鳴ると同時に襲い掛かってくる相手に対し、一度は押し返し決定機まで持ち込むものの、失点を契機に湘南の表情が一変する。56分、金位漫から小林康剛を経由し、大島康明へとパスが通った。わずか1分前に交代したばかりの背番号10を、湘南は守備網に掛けられない。徳島にとっては、この大島のゴールが反撃の口火となった。
「1点取られたあと、我慢ができなかった」と、村山祐介は唇を噛んだ。北島義生も同様に、「点を取られて慌てた」と述懐している。ラインコントロールを失い、ルーズになったスペースは、勢いを増す徳島のものだった。後半開始から投入されたアンドレの攻撃参加やミドルも効いていた。湘南が立て直す間もなく、65分、守備の間隙を突いた小林からのクロスにふたたび大島が合わせ、徳島が追いつく。
同点ながら劣勢の雰囲気立ち込める湘南に対し、徳島はなおも攻撃の手を緩めない。大島のゴールから5分後、今度は2アシストの小林が片岡のクロスをヘディングで押し込むと、そのわずか1分後となる71分、こぼれ球に反応した小林がふたたびゴールを沈めた。湘南とてサイドの突破からチャンスをつくり、また途中出場の加藤望によるチャレンジによって相手ゴールを脅かす場面もあったが、得点には至らず勝負は決した。
両者ともに、二面性という課題を露呈した。難しい時期、難しいポジションであることには違いない。ただ抱えている問題が、一朝一夕では追いつかない技術ではなく気持ちにあるのならば、ほんの些細なきっかけも糧となるはずだ。これまでに印したはずのよいイメージをあらためて思い出し、取り戻したい。泣いても笑ってもシーズンは残り7試合、だが悔し涙に暮れるよりも、笑えるほうがいいではないか。
以上
2006.10.14 Reported by 隈元 大吾
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第44節 湘南 vs 徳島 レポート】小林康剛の2ゴール2アシストで徳島が快勝、東監督に初勝利を捧ぐ。湘南は前半の優勢を保てず、まさかの敗戦。(06.10.14)
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