10月14日(土) 2006 J1リーグ戦 第27節
鹿島 0 - 4 千葉 (15:04/カシマ/15,315人)
得点者:'9 阿部勇樹(千葉)、'21 阿部勇樹(千葉)、'51 阿部勇樹(千葉)、'78 山岸智(千葉)
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パウロ アウトゥオリ監督は、なかなか試合後の記者会見に現れなかった。
「千葉が鹿島に仕掛けたわけではなく、自分達・鹿島の集中力の問題。気持ちの部分」
岩政は、試合後に監督から言われたことについて答えた。
ナビスコカップ決勝の前哨戦となる試合。
監督は「リーグ戦とカップ戦は違うもの。まだ日にちがあるしね」と言いながらも、ナビスコカップ決勝にはU-19日本代表に招集されることが予想されているため、出場が難しい内田はベンチ、イエローカード累積のため出場できないフェルナンドはベンチにも入っていなかった。前線はアレックス ミネイロにダ シルバ、ファビオ サントスが左サイドバックに入り、ボランチに中後、そして本山が13試合ぶりにスタメン入りした。リーグ戦のことを考えると、勝ち点を積み重ねて優勝に望みをつないでいきたい今日、監督はナビスコカップ決勝を見据えた布陣を選んだ。
「試合の入り方を大事にしたい」最近の鹿島の課題である立ち上がりは悪くなかった。
しかし、前半9分、最初のチャンスをものにしたのは千葉。CKに対してニアサイドに走りこんできた阿部のヘディングシュートが決まる。ここから少しずつ選手達が口にしていた課題が今日も浮き彫りにされてくる。「悪い流れの時間帯を打破するきっかけがわからない」そんな中、前半21分、阿部の蹴るFKは低い嫌なバウンドをうみ、鹿島のゴールに吸い込まれていった。中盤からのプレスが強い千葉。鹿島はボールがつながらない。攻撃を組み立てることができない。本山がいい形でゴールまで持っていってもつめる選手がいない。30分過ぎからは、中後がバランスをとりつつ、ポジションチェンジを試みながら、選手の出入りを多くするが、フィニッシュにいたるパスがつながらない。野沢が彼らしいミドルを放つが、その後のセットプレイを大事にできない。前半は、千葉より鹿島の方がシュート数は多かった。枠にもいっていた。しかし、ゴールネットを揺らすことはできなかった。
「ゴールを決めて欲しい」と試合前に鹿島サポーターは言っていた。0−2。ひっくり返すことは可能だ。後半から増田に代わって柳沢が入る。柳沢の代わり端の思い切りのいいシュート。今日スタメンから外れた彼の悔しい気持ちが伝わる。DFラインを浅めにし、柳沢とアレックス ミネイロを前に、2列目に本山・ダ シルバ・野沢と攻撃的な布陣に変更。前半よりボール回りがよくなってきた。しかし、後半6分、またしてもセットプレイからの失点。CKを逆サイドの中島が頭で折り返し、中央の巻、ラストは今日3得点目となる阿部が振り向きざまの右足。自分達のリズムになっているときの失点だった。その後も千葉の集中した守りに対して、なかなか前へ攻めることのできない鹿島。それでも、サイドにはっている本山がいい形をつくっていた。後半24分、ファビオ サントスが千葉の選手にプレッシャーをかけ、そのボールをダ シルバが奪い、左サイドから中央の柳沢へ。柳沢がヒールで落としたところをアレックス ミネイロ。一度はGKに阻まれたものの再度決めたが、これはオフサイド。もっと前線からも追い込んでいきたい鹿島。そんな中、守りから千葉の坂本がボールを奪い、右の羽生へ。巻とつなぎ、羽生のクロスに山岸のヘディングシュート。0−4。この日の鹿島ベンチは、後半に柳沢を投入した後、動きはなかった。
リーグ戦のことを考えれば勝ちたい試合だった。「大事なところでの集中力が必要。今日は試合中、千葉のいろいろなところを見ることができた。今日負けたことがプラスになるよう11月3日のナビスコカップ決勝につなげていきたい」岩政は最後にそう言い残した。
一方の千葉は、コンディションが心配された日本代表メンバー6人全員がスタメン出場。疲れの中、自らの手で得点したのは代表のプライドなのかもしれない。また、そんな彼らのことを支えるように、さらには、出場停止の選手の分も守備に集中して、選手全員で千葉サッカーの原点に帰るプレーを行っていた。気持ちがひとつにまとまっていた。ハースがいることにより、ボールが落ち着き、リズムがうまれていた点も大きい。中でも阿部は、自身J初となるハットトリックを達成。その阿部のことをパウロ アウトゥオリ監督は「競争心・競争力ともに高いものを持っている選手。守備であろうと攻撃であろうと自分が絡む場面のところで高い集中力を持っている選手」と絶賛した。
『集中力』。ナビスコカップ決勝ではどちらの集中力が勝るか。
11月3日がいまから楽しみである。
以上
2006.10.15 Reported by 飯田留美
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第27節 鹿島 vs 千葉 レポート】阿部のハットトリックもありナビスコ杯決勝の前哨戦は千葉が快勝。一方鹿島は『集中力』という課題が露呈した。(06.10.14)
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