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【J2:第45節】仙台 vs 徳島:ジョエルサンタナ監督(仙台)記者会見コメント(06.10.18)

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10月18日(水) 2006 J2リーグ戦 第45節
仙台 1 - 1 徳島 (19:04/ユアスタ/11,237人)
得点者:'49 羽地登志晃(徳島)、'56 大柴克友(仙台)
★ハイライト&会見映像は【こちら】
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●ジョエルサンタナ監督(仙台):
「前半も後半も、難しいゲームだった。非常に激しい戦いがあったゲームだ。徳島は非常にいいゲームをした。そして我々はここ最近のゲームのパフォーマンスを再現できなかった。仙台の普通のプレーが今日できなかった。セカンドボールを攻撃の時も守備の時も拾うことができず、サイドからの組み立てもうまくいかなかった。
相手の3バック2ボランチがいる状況で、しかも体格があるチームに対してハイボールばかり使うのはよくない。もっとグラウンダーを使わないといけなかった。そして後ろからの組み立ても余りうまくいっていなかったので、途中で富田を入れた。ペナルティエリアの中に入っていく選手を増やしたかったので、中島を入れてボルジェスとともにペナルティエリアの中で戦わせようとした。右サイドにはスピードのある関口を入れ、グラウンダーからスピードのあるプレーを試みた。さらにロペスを中央から左側に押し出してワイドにプレーしようとしたが、相手のカウンターに対しては少しオープンになってしまった。
徳島は今日見せた戦いを今シーズン通してずっとやっていれば、下位3チームに入っていることはなかったと思う。少し相手のカウンターに対してオープンになっていたので、8番(伊藤)と32番(玉乃)、そして大きな2トップがカウンターをしかけてきた。我々も押し込もうとしたが、あまりにも中央から行きすぎた。我々の戦略はサイドから行くものだった。
右サイドからの攻撃はそれほど悪くなかったと思う。中田がそれをトライしていた。しかし左サイドではそういう形を作ることができなかった。ロペス、梁、中島のプレーなど、サイドのプレーはいくつかあったが、もっとそれを増やしていかないといけない。我々の予想外の結果になってしまい、苦い味を噛みしめることになった。でもこれからも戦いは続く」


Q:最近のゲームのパフォーマンスができなかった理由は?
「プレーが良くなかったからだ。いいプレーができなかった。パスや競り合い、セカンドボールでのミスが多すぎ、シュートの時も焦りがあった。中盤を少し使ってペナルティエリアの前や中までいく場面もいくつかあったが、最後のところでの落ち着きが足りなかった」

Q:前節の愛媛戦では気持ちが入っていたように見えたが、今日はそこに問題はなかったか?
「いえ。チームは戦ったと思う。それには同意できない。戦っていなかったということを私は言っているわけではない。質の高さ、落ち着き、競争力の部分。例えば、もっとグラウンダーを使って落ち着いてプレーするという部分が足りなかった。
今日の対戦相手には、3人ほどボール扱いの上手い選手がた。それが8番、32番、11番(片岡)の選手。特に11番は前半良かったと思う。さらに大きな2トップもいた。そういう相手と戦う時は、ハイボールで勝負をしかけてはいけない。ボールを落ち着かせて、グランダーを使いながらつなぐことが必要だった。ゲームを加速させすぎてもよくない。まずボールを支配して、パス回しやドリブル、クロスでこちらの形に引きずりこまないと。今日のような対戦相手がいる時は、ハイボールやロングボールを中央に放り込んではいけない。焦りからなのか、少しプレーを加速させすぎる場面が多かった。ボランチがしっかりプレーに参加してサイドハーフと絡みながら、ロペス・ボルジェス・梁・大柴にいいボールが行き着くように、形を作らないといけなかった。サッカーでは、ゲームによってはパワーで相手に勝つのではなく、テクニックなどで相手に勝たないといけないゲームもある。質の部分で勝負を仕掛けないといけないゲームだったと思うが、我々も相手が仕掛けてきたパワーのゲームに参加してしまった」

Q:「質の高さや競争力が足りない」とは前にも聞いた言葉だが、監督ご自身がそれらを引き出してこなかったのでは?
「そういうことではない。一般論として話しているわけでなく、ゲームによって特徴が変わってくる。日々トレーニングをご覧になっていれば、最近は戦術練習が多いことに気づくと思う。守備と攻撃に分けて行うトレーニングもしている。守備陣と攻撃陣を分ける時は、守備のトレーニングは基本的にハイボールの対処で、今日はそういう部分でミスはなかった。選手達を称えたいと思う。そういう部分はかなり良くなっている。
そして攻撃陣のトレーニングはワンツーやドリブルなどからのシュート、さらに最後にはハイボールとグラウンダーのクロスを入れてシュート練習を行った。例えば相手のゴールラインまで行ってクロスを入れる時、10球入れて8球いいボールを入れられるゲームもあるが、ゲームによっては相手の守備のやり方もあるので逆の場合もある。今日はサイドのプレーがうまくいかなかった。右サイドでは中田がプレーしていたが、左サイドではそれほどうまくいかなかった。前半左から1本いいクロスが入ったので、私はそれに文句を言っているのではなくて、うまくいかなかった日だったと言っている。今日は磯崎にとってそういう日だった。この前の愛媛戦では磯崎が攻撃でも守備でもベストプレーヤーだったと思うが。サッカーは人生と同じ。天候を見ても、雨が降る日も晴れの日も雪の降る日も霧のかかる日もある。今日のゲームをビデオで分析すれば、うまくいったプレーよりもミスの多かったゲームだと思う。そのことをコメントしていただけだ。そういうゲームもあるが、それもサッカーでは自然なことだと思う」

Q:3位とは勝点差が10ついた。昇格争いにレッドカードを突きつけられた状況とも言えるが?
「今日は柏が負けた。でも我々は1試合1試合、自分達が勝つことに集中しないといけない。今日も勝つことが目的だった。この試合前の状況では、ホームゲームがあと4つ、アウェイゲームが3つという状況だった。上位のチームもどこかで取りこぼしがあるだろうと私にはわかっていたから、我々がしっかり勝つことが重要だった。例えば今日勝っていれば10点差ではなくて8点差になるところだった。我々が直接追いかけている柏に対してそこまで縮めるチャンスだった。
しかし私にとって勝点差は10ではなくて9だ。得失点差で我々が有利なので。直接対決した時はそこが有利になると思うが、こういうホームゲームで勝点を落としてはいけない。本日が徳島戦、週末が水戸戦、その次がダービーの山形戦。今日は勝たないといけないゲームだったので、このドローは私の予想外だ。我々が今日勝っていれば、上位のチームに少しプレッシャーをかけることができた。
いつか私は『勝点85を取るまで、どのチームも昇格は確定しないだろう』と言った。そして今日はもう少しで昇格争いにレッドカードが出る、つまりイエローカードを突きつけられたようなゲームだ。もう1枚出されて、レッドカードになってはいけない。今日現在で仙台は勝点68。(勝点86まで)残り18。勝たないといけない。86点取れば目標を達成できると思う。84点でも、もしかしたらいけるかもしれないが、もうドローは許されない。これはサッカーだ。
我々の希望はまだなくなっていない。戦いも努力も、これから続く。一つ強調したいことがあるが、私は20分くらい話しているが、選手達は戦っていなかった、意欲はなかったとは一度も言っていない。もう少し落ち着きが必要だったと思っているだけだ。我々にとって最悪の結果になったが、明日起きたらもう水戸のことを考えないといけない。そこでいちばん重要な仕事は、トレーニング、シュート練習、ヘディング、クロスどれなのか? 残り6試合の仕事でいちばん重要なのは、選手達の士気を高めるという部分だ。解決できるのは我々だけ。これからも頑張る。人生は続く。ありがとうございました。では水戸まで」

以上
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