■最後の課題
1.負け数プラス10の勝ち数
2.J2得点王、日本人・新居が奪取なるか!?
1.負け数プラス10の勝ち数
クラブ史上初の勝ち越しは達成、更なる上を目指して戦う
今季、勝ち数にこだわった鳥栖。第46節現在、目標どおりにここまで来ている。
現在、18勝して11敗。負け数プラス10の勝ち数を達成するには、残り6試合を5勝1敗で乗り切らないといけない計算だ。以前の鳥栖なら、この目標は酒の席でのつまみ程度だった話かもしれない。だが、今季はファンならずとも結果に注目している。
この数値目標達成のためには、もう一つの達成しなければならないだろう目標がある。「試合数よりも少ない失点」である。鳥栖は、失点よりも多くの得点を取ればよいというサッカーは狙っていない。無失点で乗り切り、最少得点で勝つというサッカーで今季を戦っている。現有戦力から導き出した「超現実的な戦術」である。ここまで42試合を消化して44失点。現時点では目標未達ではあるが、達成可能な数値である。
この中心にいるのが、2002年W杯の韓国代表・尹晶煥である。
いかなる状況下でもワンタッチで打開できる技術と視野の広さは、若い選手の可能性を大いに引き伸ばした。高橋義希、長谷川豊喜、衛藤裕、廣瀬浩二…そして、新居辰基である。
『尹さんならば…』と信じて動くことにより、主導権を握ることができるようになった。これに経験を持った山口貴之が絡み、より高いポゼッションを実現した。
このことで、鳥栖は今季のJ2の中で「いちばん戦うのが嫌なチーム」になったのではないだろうか。クラブ史上初めて、鳥栖がその存在価値をサッカーの中で示すことができたシーズンともいえる。
可能性を秘めた若い選手が多く育ってきた。これからの可能性をより現実的にするためには、負け数プラス10の勝ち数と“試合数よりも少ない失点"を達成するしてほしい。自信とその先に見える大きな夢の実現のために今季達成しないといけない数値である。
2.J2得点王、日本人・新居が奪取なるか!?
J2リーグ開幕年以降6年ぶりの日本人得点王の可能性
鳥栖に入って2年目の新居辰基。昨季の活躍に続き、今季もその実力を如何なく発揮してくれている。鳥栖のファンは、今季の彼の活躍に十分満足している。しかし、ここまで来れば…と欲も出てくる。その欲こそが、タイトルどおりの「ラスト5節!今季、これだけは達成してほしいこと」になってしまう。
相手のゴールネットを揺らし、相手チームとファンを静まらせてしまう醍醐味。自チームを鼓舞させ、ファンを最高潮に盛り上げてくれるエンターテイメント。そのゴールを誰よりもいちばん多く見せてくれる選手が、得点王の称号を得る。
J2では近年、外国人にその称号を奪われてきた。テクニック、スピード、そしてゴールへ向かう貪欲さ。どれもが日本人ゴールハンターでは足りないところにあった。しかし、今季の新居辰基がその思いを払拭してくれるかもしれない。
その可能性を証明してくれるのが、ゴールの決定率である。
新居は、1ゴールを決めるのに要するシュート数は3.76本である。それに対して、トップのボルジェス(仙台)は4.56本、2位のフッキ(札幌)は7.77本も要している( http://www.j-league.or.jp/data/2/?league=j2&genre=ranking )。これは、新居が少ないチャンスで結果を出すことができるということを示している。第46節終了時点で、トップとの差は4得点と開いたが、チームの協力があれば達成可能な数値である。
今季、ハットトリックを2試合達成している。2得点も3試合ある。昨季は右足からの得点がほとんどだったが、今季は左足の得点のほうが多い。4回のPKチャンスもはずしていない。日々の努力の結果である。
得点はストライカーだけでできないことは、新居自身がいちばん良く知っている。尹や山口のテクニックと経験も彼をサポートしている。「パスに気持ちが乗っていることが分かる」と新居自身は敏感にそれを感じている。9月27日の神戸戦で右膝内側側副靭帯断裂で全治4週間の診断を受けたが、復帰も間近。
ストライカーの本能と日々の努力で成せる得点王、チームのサポートも整っている。ファンの期待は否が応でも上がってしまう。それに応えることができるだけの能力を持っている新居辰基。世界のストライカーへと進化する過程の中で、J2得点王をステップとして獲得してほしい逸材でもある。
以上
2006.10.25 Text by サカクラゲン
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■鳥栖 ラスト5節の試合予定
48節:11/12(日)14:00 vs湘南 @鳥栖
49節:11/18(土)14:00 vs東京V @味スタ
50節:11/23(祝)13:00 vs愛媛 @愛媛陸
51節:11/26(日)14:00 vs横浜FC @鳥栖
52節:12/02(土)14:00 vs札幌 @札幌ド
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