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【J1昇格への道】長丁場のJ2もあと6節を残すのみ。今季ここまでの激闘を振り返る!(06.10.28)

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■J2クライマックス。残り6節、昇格の行方はほぼ上位3チームに絞られる。

自動降格により、神戸と東京Vが。また入れ替え戦で柏が降格。さらに愛媛FCが新規加入し11チームで戦った2000年シーズン以来の奇数となる13チームによって2006年シーズンのJ2はスタートする。

まず話題を集めたのが東京Vの監督人事。前年のシーズン中に柏のコーチとしてスタッフ入りしたラモス氏が古巣の危機に直面し監督就任要請を受諾。その一方、その東京Vでコーチ業に専念していた石崎信弘氏が入れ替わるように柏の監督に就任した。今季はシーズン開幕からこの両チームが話題の中心となる。

まずは柏。開幕こそ湘南にロスタイムに同点ゴールを決められドロー発進となった柏だったが、その後チームは快進撃を続け6連勝を飾る。8節に横浜FCとの一戦を迎えるが、その横浜FCは開幕の愛媛戦を落とした直後に監督交代を断行。コーチの高木琢也氏を内部昇格させた後の5試合で負け無しの成績を残し柏との一戦に臨んだ。共に監督としては黒星の無いもの同士の大一番は、ホームの横浜FCが2-0で勝利。一気に波に乗る。

柏が石崎監督の代名詞でもあるプレッシングサッカーを展開していたその一方、横浜FCは守備を重視するサッカーを実現しており、第2クール終了となる26節時点での総失点は13チーム中唯一のひと桁台となる9失点を維持していた。固い守備をベースにした戦いで勝ち星を伸ばしてきたことがわかる。

第84回天皇杯を制し、AFCアジアチャンピオンズリーグの出場権を手にしていた東京Vは、過密日程との戦いを覚悟したシーズンを迎えていたが、アレマ・マラン(インドネシア)とタバコ・モノポリー(タイ)の両チームが選手登録の遅れによって失格に。総試合数が減ることになり、東京Vには有利に働くかとも思われたが思うように結果を出せず、波に乗れない立ち上がりとなる。特にリーグ戦6節の柏戦を落とし、10、11節と続く仙台、神戸との直接対決で連敗。ジワジワと順位を下げる立ち上がりとなってしまった。その東京Vは結局(1節時点での首位を除けば)9節に2位につけたのが最高順位。シーズンを通して苦しい戦いを余儀なくされている。

シーズン前のキャンプ期間中に高い評価を得ていた札幌は、FWとして川崎Fからフッキを、また山形からボランチの大塚を補強し、組織的なサッカーを完成させてシーズンに臨んでいた。ところが開幕ダッシュに失敗。4、5節の愛媛、横浜FC戦で早くも連敗を喫し、そのまま調子を上げることができなかった。期待された柳下正明監督3年目のシーズンだったが、改めて来季の雪辱を期することとなる。

03年以来のJ1復帰を狙う仙台は、監督にジョエル サンタナ氏を招聘。ロペス、ボルジェス、チアゴ ネーヴィスの3選手を補強し現実的なサッカーで昇格を目指した。序盤は柏、横浜FCの2強に追いすがり昇格レースを戦うが、第3クールに痛恨の失速。勝ち点計算で言えば31、32節の鳥栖、神戸との対戦で連敗したのが痛かったが、それよりもなによりも36節に行われた山形とのアウェイでのみちのくダービーを7年ぶりに落とし、彼らのプライドを傷つけてしまったのが痛かったと言えるだろう。

柏、横浜FC、仙台の3強体制に割って入ったのが、スチュアート バクスター監督体制で1年でのJ1復帰を目指した神戸だった。この神戸、第一クールは5勝6敗1分けと負け越し。守備の不安定さが気になる立ち上がりを見せていたが、シーズンを進めるに従って急激に攻守のバランスを取っていくと、17節の徳島戦から無敗記録をスタートさせる。柏、横浜FC、仙台との上位対決を引き分けで凌ぐと、28節で柏に敗れるまでの10試合で7勝3分けと大きく勝ち点を稼いだ。さらに29節から無敗記録を再開させると、43節の東京V戦に敗れるまでの12試合で9勝3分けと勝ち点を積み上げ、上位3チームの一角に完全に食い込むことに成功する。
ちなみにこの神戸だが、シーズン中の37節の横浜FC戦を最後にバクスター監督が家庭の事情により退任。そうした波乱を乗り越えての快進撃は見事と言えるだろう。余談になるが、バクスター監督最後の指揮となったこの37節の横浜FC戦は、J1レベルの息詰まる攻防を見せて敵地で勝利。去りゆくサポーターへの最高の置き土産を残している。
 
と言うことで大まかな今季のJ2リーグの流れを振り返ったが、残すところ今年のJ2も6節となった。冒頭に記した通り、昇格の行方はほぼ神戸、横浜FC、柏の3チームに絞られたと言っていいが、特に上位2チームに与えられるJ1への自動昇格の栄誉をつかむのはどのチームになるのか。また3位となってJ1の16位との入れ替え戦に臨むのはどのチームになるのか。目の離せない終盤戦となっている。

以上

2006.10.27 Reported by 江藤高志

★上位3チームが最後までもつれた2003年J2リーグがむかえた結末とは・・・【コラムを見る!】
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