10月29日(日) 2006 J2リーグ戦 第47節
鳥栖 2 - 0 徳島 (14:04/鳥栖/5,798人)
得点者:'14 濱田武(鳥栖)、'46 廣瀬浩二(鳥栖)
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枠に飛んだシュート数は、どちらも4本ずつ。そのうち鳥栖は2本をネットに突き刺し、徳島はすべてをGKに止められた。勢いとは、こういうことを言うのかもしれない。シュート本数は、徳島のほうが多かったのだから…。
鳥栖は、立ち上がりこそ本来の姿を見せてはいなかった。いつもの高いポゼッションは潜め、徳島の中盤で一進一退を繰り返し、主導権を握る攻防を見せていた。このような状況を一変するのは、一つのミスであることはよくある話。その話が14分に訪れた。
鳥栖のスローインから始まったリスタート、徳島DFのクリアは中途半端で左サイドに流れた。流れたボールに最初に反応したのは尹、フリーでボールをコントロールできた。この時点で徳島のミスが2つあった。しっかりとクリアできなかった事とボールに寄り過ぎて尹を完全にフリーにしていた事である。尹から濱田に渡り、先制点が生まれた。
まだ取り返す時間は十分に残っているのだが、徳島が前半に主導権を握る事はなかった。この先取点以降30分過ぎまで、ボールを奪っては鳥栖に取り返され、FKを与え続けていた。流れを引き寄せるチャンスを自ら放棄した展開だった。
昇格の可能性があるチームと最下位のチームの対戦、勢いは後半開始にもすぐに現れた。徳島のパスをMF高橋がインターセプトすると、素早く中央の尹に渡した。尹に渡ると見た左サイドの廣瀬は、迷わず前線のスペースに走っていった。ここでも徳島には2つのミスが重なった。高橋にカットされた中途半端なパスと走り出していた廣瀬を意識していなかった事である。廣瀬はドリブルで持ち込み、左足でネットを揺らした。
高校時代から身体で覚えこんだ得意のシュートコース。「ゴールの位置は分かっていたので、シュートしか考えていなかった」と満面の笑みで廣瀬が語ってくれた。彼のゴールは、鳥栖を優位にしただけでなく、徳島の焦りを増した。
これで徳島は攻める事しか選択肢はなくなった。53分には小林に代えてジョルジーニョを入れた。前線でテクニックを駆使して、鳥栖ゴールを割る作戦である。ボランチの位置からアンドレも積極的に前線に割り込んできた。後半の徳島のシュートは、全てこの2人で放ったものである。しかし、鳥栖の4DFは身体を張ってシュートコースをふさぎ、GKシュナイダーはボールをはじき返した。
鳥栖は65分にけがから復帰した新居をFWに入れた。5試合、約1ヶ月ぶりのエースの登場にスタジアムは沸いた。誰もが彼の復帰を待ち望んでいたし、僅かだった昇格の可能性を大きくするためには必要不可欠な存在である。鳥栖の勢いはさらに増したように見えた。
今節の勝利で、鳥栖は勝ち点を70と伸ばし、4位の仙台に追いついた。ここまででも鳥栖は大健闘と思えるが、チームに勢いが付いてくると同時にもう少し高い順位への欲が出てくる。他チームのサポーターの方は大目に見てほしい。何せ、クラブ史上初の事だからである。勝ち越しも昇格争いに残っている事も…。
長いリーグ戦では、何が起こるかわからない。しかし、偶然と奇跡はめったに起こる事がない。だからこそ、最終節に残った結果は実力といえる。
以上
2006.10.29 Reported by サカクラゲン
J’s GOALニュース
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