11月3日(金)ヤマザキナビスコカップ 決勝 鹿島 vs 千葉(14:05KICK OFF/国立)
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あれからもう1年が経ってしまったのか。そんな思いを抱いて、明日のヤマザキナビスコカップ決勝戦を迎える千葉サポーターもいることだろう。昨年とは違い、今年はすでにリーグ戦初優勝の夢が潰えてしまった。それだけに、初タイトル獲得がかかった昨年にも負けぬ熱意と気迫で、選手たちは明日の大一番に臨もうとしている。
決勝戦ではヤマザキナビスコカップの累積警告でMFクルプニコビッチが出場停止。さらに、DF結城耕造が左足の負傷で戦線離脱中のうえ、DFストヤノフがリーグ戦第29節の退場処分により出場停止と、特にDF陣の台所事情は苦しい。しかし、奇しくもヤマザキナビスコカップ決勝戦の前哨戦となったリーグ戦第27節鹿島戦では、結城とストヤノフが出場停止で欠場した。守備の布陣に関しては、すでにシミュレーション済みといえる。リーグ戦第27節ではリベロで出場し、リーグ戦第29節名古屋戦ではストヤノフの退場後に出場してリベロを務めたMF中島浩司は「決勝戦でスタメン出場の可能性があるのは、僕にとってうれしいこと」と話した。リベロはMF阿部勇樹の可能性もあるが、4−0で勝ったリーグ戦第27節をリベロで経験している中島の起用が濃厚だろう。
ただし、リーグ戦第27節は大勝したとはいえ、内容はスコアほどの大差がなかった。4得点のうち阿部の3得点はセットプレーからだったし、無失点は鹿島のシュートミスとGK岡本昌弘の好セーブに救われた感もあった。千葉の鹿島戦勝利には、中盤を制することと先制点奪取が重要なポイントとなる。それもあってか、11月1日のミニゲームでは激しいプレスとスピーディーなパスワークを意識したプレーが見られた。また、MF坂本將貴がしきりに「声を出せ!」と叫んでいたが、互いのコーチングで攻守のミスを防ぎ、特にマークする相手の受け渡しに細心の注意を払おうとする姿勢がうかがえた。さらに、リーグ戦第27節ではMF羽生直剛が右サイドに開いていたのに対し、左サイドに開いて守備でも貢献したハースが、ミニゲームでもサイドに張ってプレーする場面が多かった。ハースはもともとサイドに張ることが多いが、サイド攻撃が得意な鹿島への対策だろう。
今年を振り返るにはまだ早いが、千葉には多くの予想外の騒動があった。特に、オシム前監督の日本代表監督就任と千葉の日本代表選手増加にまつわる喧騒と雑音が、チームに与えた影響は大きい。苦境に立ち向かった選手には、父親の後任となって重圧とも戦うアマルオシム監督に優勝で応えたい思いが強い。J's GOALの決勝ゴール予想投票で1位の阿部は「あまり期待されても困りますけど、頑張ります」と、同予想投票で2位のFW巻誠一郎は「頑張ります!」と話した。リーグ戦は連敗という状況だが、千葉らしい攻撃サッカーを披露してヤマザキナビスコカップで連覇できれば、選手は初タイトル獲得時以上の自信と誇りを得られそうだ。
以上
2006.11.02 Reported by 赤沼圭子
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J’s GOALニュース
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