11月3日(金)ヤマザキナビスコカップ 決勝 鹿島 vs 千葉(14:05KICK OFF/国立)
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鹿島による史上初の10冠か。それとも千葉の連覇か。前売りチケットが完売となったヤマザキナビスコカップ決勝は両チームのサポーターだけでなく、多くのサッカーファンの注目を集めている。また、昨年とは違い、両チームともすでにリーグ戦での優勝の可能性はなく、このヤマザキナビスコカップ制覇にかける思いは強い。しかし、悲願の10冠に王手をかけた鹿島は最高とは程遠い状態で決勝戦を迎えることとなってしまった。
直近のリーグ戦でまさかの4連敗。鹿島がリーグ戦で4連敗を喫するというのは実に7年ぶりの出来事だ。しかも2失点以上の試合となると9月20日のヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦、対横浜Fマリノス以来7試合連続となっている。これまで堅守を誇ってきたチームとは思えない失点の多さと言える。さらに敗戦のなかには、決勝で対戦する千葉をホームに迎えた10月14日第27節も含まれている。ヤマザキナビスコカップの前哨戦として注目を集めた試合だったが、結果は0−4の完敗。流れのなかでの失点ではなかったものの、集中力の欠如からセットプレーから失点を重ね、スタジアムに集結したサポーターを大いに失望させてしまった。
リーグ戦での千葉戦はセットプレーからの失点だったものの、失点が多い原因は根が深い。というのも鹿島の場合、ボールを保持し、細かなパス交換をしながら相手ゴールに迫ろうとする。アウトゥオリ監督就任以来、自陣からもパスを繋げるところでは繋ぎ、攻撃を組み立てていくことが求められてきた。しかし、こういう狙いをもって攻めるとなると、選手は常に動きながらパス交換することが求められる。するとパスを出したとき、パスの受け手との意図が微妙にズレただけでパスミスとなる。特にチーム全体がまえがかりになったところでボールを失ってしまうと、守備に戻りきることができず、あっという間に失点してしまうシーンが今シーズン何度も見られてきた。特に前節のリーグ戦、大分戦では大分の2トップ、高松と松橋に鋭いカウンターを決められてしまっていた。
こうした事態を受け、サンパウロを率いて世界クラブ選手権を制したパウロ・アウトゥオリ監督はある選択をしたようだ。今週に入り、鹿島は練習を一般には非公開にし、クラブハウス横の練習グラウンドではなくカシマスタジアムで行っている。それを見る限り、鹿島は決勝でカウンターを指向していくようだ。3バックが想定される千葉に対し、前線に選手を3人残す。相手を自陣深くまでおびき寄せ、ボールを奪ってからすばやく攻めるという練習を繰り返し行っていた。特に重視されていたのが、中盤から飛び出していく選手の動きだ。前線のFW3枚にプラスして、必ず誰かが飛び出るように指示が徹底されていた。中でも鋭い動きを見せていたのが深井と本山だ。さらに最後尾から新井場が飛び出ていく速さは、前線でボールが収まれば、千葉にとって脅威となることだろう。ただ、前々日(11月1日)の練習では攻撃の枚数がつねに4人に保たれていた。自陣での守備陣形は保ったまま攻めに移る。これまで失点の原因が、守備陣形が整わないうちに攻められてしまっていたことを考えると、カウンターを指向することで、相手にプレッシャーを与えながら弱点を補えている。非常に理にかなった戦略と言えるだろう。
ここのところ練習前には必ずチーム全体でのミーティングが開かれ、アウトゥオリ監督特製のビデオで決勝戦での戦術が徹底されているようだ。
「相手の攻めるべき場所は全員がわかっているはず」
ボランチの位置で先発が予想される増田はすでに千葉の弱点は見切っていると言う。チーム内での戦術理解はかなりのところまで進んでいるようだ。
「10冠を獲るために就任したと思っている」
アウトゥオリ監督はリーグ戦での優勝が遠のいてからヤマザキナビスコカップにすべてをかけてきた。練習のままにカウンターを指向し、決勝でもそこから鹿島が先に点を取れば思わぬ大差になる可能性もある。そのためにも、前回の対戦を活かしてまずは前半を0失点に抑えていきたい。
Jリーグ史上初めての10個目のタイトルは目の前にある。
以上
2006.11.02 Reported by 田中滋
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