●第86回天皇杯4回戦
11/4(土)13:00キックオフ/等々力
川崎F vs 鳥栖
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因縁対決と言えば因縁対決である。サガン鳥栖を率いる松本育夫監督は、99年に開幕ダッシュに失敗し、低迷する川崎フロンターレの監督をシーズン途中に就任し守備を整備。川崎Fの選手たちが持っていたポテンシャルを最大限に引き出してJ1昇格をもたらした人物である。J1昇格後の2000年には社長職に就き、川崎Fの一時代を築いたと言って過言ではない。
その松本監督と川崎Fの対戦である。浅からぬ縁があると言えばそうなる。しかし実際に99年当時に指導を仰いだ選手は少なく、我那覇和樹、寺田周平、佐原秀樹、長橋康弘の4名を数えるのみという状況だ。その中の一人である我那覇は「当時指導してもらいましたし、活躍することが恩返しになると思います。点を取りたいですね」と気合いを入れ直していた。ただしそうした特別な思いを持つのは実はチーム内では少数派で、部外者の喧噪をよそに、選手たちは至って平静を保っている。
関塚監督は支障がない限り天皇杯でもベストメンバーで臨むと宣言。タイトルを狙うことを明言した。そのために、とにかく一つ一つの試合をきっちりと勝つことが求められるが、そこでナビスコカップでタイトル獲りに失敗した経験が生きてくる。千葉との準決勝を落としてしまったが、あの戦いの敗因を一つずつつぶすことで勝ちの確率を高められる。現在もリーグ戦で上位につけている川崎Fだが、上位を狙うのに十分なポテンシャルを持っている。
バランスのいい戦いを展開している鳥栖に対し、川崎Fは攻め急がない事が求められる。拙攻は逆襲を食らうきっかけとなる。油断は禁物である。また尹晶煥とケガから復帰してきた新居辰基のホットラインをいかに食い止めるのかという点もポイントになりそう。ケガでペースダウンはしているが、まだJ2得点王を狙えるだけのゴールを積み重ねてきている新居には警戒が必要である。体格では負ける事のない川崎Fの守備陣ではあるが、細やかなステップの新居をきっちりと食い止めることが勝利への近道となる。
J1クラブにとっては、天皇杯での戦いがいよいよ始まる。決勝に行くにしても、目の前の試合を勝ち上がるしかない。一戦必勝で臨みたい。
以上
2006.11.03 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
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