●第86回天皇杯4回戦
11/4(土)13:00キックオフ/新潟ス
新潟 vs 徳島
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新潟にとっては課題を持ったまま迎える天皇杯初戦になる。リーグ戦前節の福岡戦は、引き気味の相手を攻めあぐね、一瞬の隙を突かれて失った1点が致命傷になった。この試合に向けて、攻撃の精度、厚みをテーマに調整を行ってきた。J2最下位の徳島はリーグ戦前節で鳥栖に0-2で敗退。ただ、シュート数で相手を上回るなど、勢いは取り戻しつつある。ぶつかっていく立場も武器の1つになる。
「リーグ戦とは異なる試合だが、1週間に1度の試合は同じ。普段通りのリズムで調整してきた」。新潟の鈴木淳監督は言う。中6日のサイクルで、いつもの流れを崩すことはなかった。メンバーもリーグ戦の主力がほぼ顔をそろえることになる。
その分、課題の消化に積極的に臨める。福岡戦では圧倒的な攻撃機会を得ながら、無得点に終わった。シュート15本、コーナーキックは福岡の3回に対して14回。それでもゴール前を固めて相手に攻撃を阻まれた。「もう一つ攻めの工夫が必要」(MF松下年宏)と、今後のリーグ戦で勝点を重ねるためにも、解消しなければならない部分だ。
この試合もある程度押し込んだ状況を想定している。今週はシュートの意識を高く持つ練習を行ってきた。くさびを入れての攻め、前線への飛び出し、こぼれ球の対処。ボールを動かすことから徹底した。「そこに厚みを加えるために、後ろの人間、特にサイドバックの攻撃が必要」。鈴木監督はバックラインの攻撃参加を要求している。今回、センターバックの海本慶治が負傷で欠場の見込み。左サイドバックの中野洋司がセンターに回り、左には前節まで右の内田潤が、右サイドバックには三田光が入る。
内田は「中盤の選手を生かすことが基本だが、ときには追い越していかなければ」。福岡戦の反省を踏まえ、「こぼれ球をさらに回してサイドからクロスを入れたり、淡白にならないようにしたい。そのために自分のポジショニングは注意したい」と言う。三田も「まず守り、失点しないこと」と守備を強調したのに加え、「機会を見て上がらないと」と攻撃の意欲を見せる。リーグ戦の白星は第26節横浜FM戦から遠ざかっている。ここ3試合で2得点と、もどかしい展開が続く。全員攻撃の意識をリーグ戦につなげていく。
徳島はどちらかといえばチャレンジャーの立場。積極的に仕掛けることも、カウンター狙いも出来る。東監督へ替わった最近5試合で1勝2分2敗。前節は鳥栖に2失点で敗れたが、シュート数は鳥栖の9本に対して14本と上回った。リーグ戦で6試合連続失点中と、守備の不安定さは引きずっているが、攻撃の勢いは生まれている。失うものはないという状況から得られるものも多い。
ホームの新潟にとっては、捨て身でくる相手に対して気持ちで負けないことが重要になる。今季、リーグ戦では下位チームに勝点を献上するケースが多い。攻撃面の課題はメンタル面にも関連している。徳島は序盤をしのいで、接戦に持ち込むことでペースを握りたい。
どちらも勝つことが課題消化の最低ラインになる。
以上
2006.11.03 Reported by 斎藤慎一郎
J’s GOALニュース
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