11月23日(木)J1 第32節 C大阪 vs 名古屋(15:00KICK OFF/長居2)
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残り3試合を前にして、C大阪はようやく「自動降格圏」を脱した。前節、アウェイで新潟と対戦し、2-2のドロー。前日18日に、同じく残留を争う福岡と京都が揃って負けていただけに、勝って勝点3を加え、ライバルたちを引き離しておきたかったところだったが、塚田雄二監督は、「勝点1で半歩前進した」と、前向きにとらえた。
実際、勝点を加えて26としたことで、前節敗れた15位・大宮との勝点差は「9」。このあとに直接対決を控えていることもあり、C大阪は「入れ替え戦回避」の可能性も残している。もっとも、残り試合で全勝するのが絶対条件。それだけに、名古屋との一戦は当然モチベーションの高いものになる。
「失点シーンは、先週(11日)の磐田戦と同じ自分たちのCKから。しっかり反省して修正してきたつもりなのに、非常に残念」。塚田監督は新潟戦後にこう振り返り、左ストッパーの山崎哲也も、「勝てる試合だった。同じ失敗を繰り返して失点したことが悔やまれる」と反省した。しかし、江添建次郎をリベロに、山崎と前田和哉がストッパーを務める最終ラインのコンビネーションは試合を重ねるごとによくなっている。「ディフェンスラインはバランスがとれてきた。この流れを崩さずにいきたい」と塚田監督も認めているだけに、名古屋戦も前節同様の布陣になりそうだ。
そして、一方の攻撃面。前節は、チーム全体で16本のシュートを放ち、得点の場面以外にも決定機は数多くあった。1点目を決めた西澤明訓は、「チャンスはあったし、あとは自分を含めて決めるだけ、というのはあった。これからは、あれを決めておけば・・・ということがないようにしたい」と語った。そして、西澤以上に決定力不足を反省していたのは、7本ものシュートを打ちながら無得点に終わった大久保嘉人だった。「今日は俺が外しすぎた」とコメントした大久保は、「気がすまなかったから」と、翌19日の全体練習が終わったあと、グラウンドに残って黙々とシュート練習を続けた。名古屋戦では、なんとしてもその成果を発揮したいところだ。
名古屋は前節、首位の浦和を1-0で下した。リーグ戦で3連勝中と勢いがあり、しかもその間の失点はわずかに1と守備の堅さが光っている。C大阪戦では、藤田俊哉、中村直志、本田圭佑、金正友と中盤の4選手が出場停止で、メンバーの変更を余儀なくされるが、C大阪の塚田監督は、「代わりに出てくる選手のモチベーションは高いだろうし、我々は(メンバーが欠けるからと)見下せるような状況ではない」と、警戒を緩めてはいない。名古屋はこのあと、福岡、京都と下位チームとの対戦を控えており、残留争いのカギを握っているともいえる。
リーグ戦はいよいよ大詰めを迎え、C大阪にとっては生き残りを懸けたシビアな戦いになる。ライバルたちの経過、結果も気になるところだが、まずは自分たちが勝利すること。23日の長居第2陸上競技場には、スポンサーからの“応援団”も登場して、ホームゲームを盛り上げる。「自分が来て初めて(自動降格圏を)抜けることができた。このまま休むことなく次の2連戦(23日、26日)もリズムに乗っていきたい。自分たちの力を信じ抜いてやっていく」と、名波浩は言う。その言葉からは、目標に向けてひた走るチームの勢いと、熱気が伝わってくる。
以上
2006.11.22 Reported by 横井素子
J’s GOALニュース
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