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【J1:第32節 千葉 vs 広島 プレビュー】連敗を止めてリーグ戦通算200勝を獲得したい千葉。3試合連続無失点の広島の守備を崩せるか。(06.11.22)

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11月23日(木)J1 第32節 千葉 vs 広島(15:00KICK OFF/フクアリ)
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前節はG大阪に0−1で敗れ、2−0で優勝したヤマザキナビスコカップ決勝戦を挟むものの、リーグ戦は4連敗となった千葉。リーグ戦での4連敗以上は、1シーズンでは2000年セカンドステージ第5節から第9節の5連敗(全て90分での敗戦)、シーズンをまたがるケースでは2000年セカンドステージ第14節から2001年ファーストステージ第3節の5連敗(4試合は延長戦での敗戦)以来となる。

だが、無得点に終わったものの、前節(特に後半)は多くの決定機を作った。試合後の選手からは、天皇杯4回戦・札幌戦やリーグ戦第30節新潟戦よりも攻撃の形がよくなってきたという手応えが感じられた言葉が出ていた。ただし、ここで問題なのはやはり試合の入り方だ。前半はG大阪が千葉の予想に反して引き気味で守り、積極的に攻めてこない形にお付き合いしてしまった。試合の立ち上がりからリズムをつかむチャンスがあったのにスピーディーな攻撃ができず、「もったいない」(千葉MF・中島浩司)前半となった。

「うちは攻撃が急ぎすぎることが多いけれど、今日(G大阪戦)は全体的にゆったりしすぎてしまった。もともと、90分間ずっと動き続けて速く攻めることは無理だけれど、状況に応じて緩急を考えながら攻めなければいけないと思う」(千葉MF・坂本將貴)

今節の千葉は前節の反省を活かし、試合開始直後から主導権を握れるように攻めなければならない。慢性化した右膝の痛みのため、前節は前半のみの出場で交代したFW巻誠一郎は今節欠場の予定だ。だが、前節は欠場したMF佐藤勇人とMFクルプニコビッチ、前節の負傷でU−21日本代表招集を辞退したDF水本裕貴は問題なく出場できそうだ。また、前節はプレーにやや精彩を欠いたMF水野晃樹だが、21日の日中韓サッカーU-21代表交流戦vs韓国代表では得点をアシストするなど、終始キレのある動きで活躍した。中1日で今節を迎えるため疲労が懸念されるが、好調ぶりを持続して活躍してほしいところだ。

対する広島は、前節はJ1残留争いのライバルである京都に1−0で勝ち、J1残留を決めた。これでリーグ戦は3連勝(天皇杯4回戦を含むと公式戦4連勝)で、公式戦4試合連続無失点と守備の安定が目立つ。

そのなかで今節のマイナス面をあげるとすれば、FWウェズレイが御尊父の逝去にともない11月22日にブラジルに帰国して欠場することだ。前節の得点は、ウェズレイが蹴ったFKをMF森崎和幸が相手の守備の隙を突く形で決めたもの。本当はMF森崎浩司がシュートする予定だったというが、頭を使った見事なトリックプレーだった。ウェズレイの不在は痛いが、ピッチ全体をうまく使ったパスワーク、タイミングのよいFW佐藤寿人の飛び出しが今節も健在ならば、大きなダメージはないだろう。

千葉はあと1勝でJ1通算200勝に迫りながらも足踏みを続けている。すでに天皇杯は敗退した千葉に残された、今シーズンの残り試合は今節を含めて3試合のみ。来シーズンにいい形でつなげるためにも、まずはホームの今節で200勝目をあげて、悪い流れを断ち切りたい。広島の堅守を崩すには、積極果敢なシュートが多い攻撃が必要だ。

以上

2006.11.22 Reported by 赤沼圭子
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