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【J1:第32節 清水 vs 川崎F 川崎Fプレビュー】今、最も大事なのは平常心。生き残るために、勝ちたい一戦(06.11.22)

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11月23日(木)J1 第32節 清水 vs 川崎F(15:00KICK OFF/日本平)
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 煽るわけではないのだが、この清水戦の重要性については論を待たない。だからこそ過去に勝利がなかった清水戦について問いかけるのだが、意識的にか無意識にか。彼らは「意識していない」と口をそろえる。たとえば寺田周平。

「(清水戦を)意識するというか、勝たなければならないというのはどの試合も同じです」と対戦相手の清水との相性の悪さは全く気にもかけていない。もちろんむやみやたらに苦手感を意識するようなバカな事だけは避けたい、という事もあるのだろう。ただ、どの選手にも共通していたのが「最終節まで優勝に絡んでいたいというのはある。こんなチャンスないですからね」という寺田の言葉に代表される優勝争いへの思いである。

 昨季にも優勝は争っていたが、終盤の敗戦で一気に崩れたという苦い思い出がある。その経験をふまえた今季の戦いは、ことピッチに立つ11人の選手たちの戦いに絞って言えば、非常にいい形で推移してきている。さらに言うと、修羅場をいくつかかいくぐり3度に渡って「脱落」を経験してきたことが、平常心での優勝争いを続けさせる原動力になっている。

 結果を残しつつ大きく成長したシーズンだったが、特にそれを感じさせるのが森勇介のこんな言葉である。

「普通にやるのが大事。先制点を取っても取られても、それなりの戦いができる。諦めないでやります」

 今季を通して川崎Fにつきまとったのが、守備における課題だった。たとえばリーグ戦31試合のうち無失点試合はわずかに5。しかし失点を止める事に軸足を移し、それによって持ち味である攻撃力を殺すのではなく、最低限の守備の安定感と抜群の攻撃力というバランスでリーグ戦を戦ってきた。だからこそ、どんな状況に陥っても点を取れるという確信の中で選手たちはプレーしてきたのである。

「勝点3を取るためにやるだけです。一戦必勝という形でね。ここまで31試合積み重ねてきた中で、さらに一つでも前に行けるように力を出したい。同じ失敗を繰り返さないように、成長したところを出していきたい」という関塚監督の言葉に期待したいと思う。リーグ戦は残すところ3試合。勝ち進んでも、浦和とG大阪の結果待ちという苦しい立場になんら変わりはないのだが、とにかく目の前の試合を一つずつ勝っていくしかない。

以上

2006.11.22 Reported by 江藤高志
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