11月23日(木) 2006 J2リーグ戦 第50節
草津 1 - 1 神戸 (13:04/群馬陸/4,936人)
得点者:'9 北本久仁衛(神戸)、'53 太田恵介(草津)
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J2も佳境を迎えた第50節。熾烈なJ1昇格争いを展開する神戸と12位草津の対戦は、互いの魂と魂とがぶつかり合う壮絶な試合となった。
その「熱さ」を象徴するかのような出来事は33分に起こった。両チームのゴール前で、あわやPKかという緊迫したプレーが立て続けに展開されると、草津・植木監督と神戸・バクスターコーチがベンチを大きく飛び出して睨み合う「一触即発」状態へ。ピッチ外での戦いも、試合をさらにエキサイティングなものにする要因となった。指揮官の姿に勇気付けられた草津の選手たちは、ここ数試合では見せなかった闘志をピッチ全体で表現。神戸相手に一歩も引かないゲームを展開し、貴重な勝点1を手にしてみせた。
ゲーム序盤は完全な神戸ペースだった。4分、茂木のクロスに坪内が飛び込み、最初の決定機を作ると、5分には田中、6分には三浦が鋭いシュートを放つ。そして、開始わずか9分、三浦の右CKの2次攻撃から左サイドの坪内がニアへクロス。そのボールに北本がヘッドで合わせて、あっさりと先制に成功する。「1点を取るまでは良かった」(松田監督)。神戸はこの勢いで追加点を奪い、前半で勝負を決めるつもりだったはずだ。
確かに今までの草津であれば、そのままゲームを決められてしまうケースが多かった。しかし、この日の草津は違っていた。「ズルズル行かずに粘り強く戦えた」と高田が話すように、その後も集中を切らすことなく走り続ける。そして、両サイドからの攻撃やセットプレーを軸に神戸ゴールへと迫り始めたのだ。序盤こそ神戸にリズムを握られていたが、20分過ぎからは草津の素早い攻撃が炸裂。草津には何かが起こりそうな「予感」が漂い始めていた。
そんな状況で迎えた53分。草津は、神戸のCKのこぼれ球を拾い、一気にカウンターを仕掛ける。左サイドをドリブルで駆け上がった寺田がDFを振り切り絶好のクロス。ゴール前に飛び込んだ太田のダイビングヘッドが豪快にゴールネットを揺らす。「ボールが来ると信じて走り込んだ」(太田)。同点に追いついた草津はその後もオールコートでプレスを仕掛け、神戸の攻撃に応酬。神戸のシュート18本に対して草津は9本と、シュート数こそ差があったが、決定機はほぼ同数で、勝利をつかんでもおかしくない内容。一方的に攻められた過去3戦とは明らかに試合の質が違っていた。
これまで草津に2敗を喫していた神戸は、最後まで苦手意識を払拭することができなかった。「ロングボールへの対処に戸惑いがあったかもしれない」(坪内)。「長いボールを放り込まれたことで、プレスのかけ所が中途半端になってしまった」(茂木)。ロングボール、そしてそのターゲットとなっていた長身FW太田への対応に苦慮していたようだ。痛い引き分けとなった神戸だが、ライバルである横浜FC、柏がともに白星を挙げられなかったために2位浮上。次節以降にすべてを懸けることになる。
第4クールに入り苦しんできた草津は、ようやく長いトンネルの出口が見えた。闇の中でも、シーズンを通じて培ってきた草津のサッカーは成長を続けていた。この試合で選手たちが魅せたパフォーマンスに心を打たれたサポーターも多かったことだろう。DFラインで凄まじいまでの闘志を見せたチカ、前線で体を張った太田、攻守に貢献したボランチ・中井と櫻田…、一人一人が特長を発揮したチームには、新たな可能性を見出すことができた。「大きな手応えをつかんだ」という植木監督の言葉にも力が入る。この手応えを確実なものにしていくためには、残り2試合での勝利が必要となる。
以上
2006.11.23 Reported by 伊藤寿学
J’s GOALニュース
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