11月26日(日) 2006 J1リーグ戦 第33節
磐田 1 - 0 清水 (14:00/静岡/37,711人)
得点者:'59 前田遼一(磐田)
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結果的には磐田がPKによる1点を守りきった形の静岡ダービー。お互いに「勝ちたい、勝たなければいけない」という気持ちが非常に強いゲームでは、往々にしてこのような展開になりやすい。少なくとも精神的な面では、両チームのこの大一番にかける思いの強さは十分に伝わってきた。
磐田は、U-21韓国代表のセンターバック・金が抜けたが、福西が復帰。清水はFWのマルキーニョスがケガで離脱。それぞれ前節から1人ずつ主力が抜けたが、大きなメンバー変更はない。磐田の布陣は、太田吉を前線に戻し、福西が2列目。菊地、上田、ファブリシオの3ボランチ気味にして、4バックは右から犬塚、鈴木、大井、服部という4-4-2。注目された絶好調の藤本対策としては、服部がおもにマークについた。
清水のほうは、いつも通りの4-4-2で、マルキーニョスの代わりに20歳の岡崎が入った以外は前節と同じスタメン。ベンチにFW登録の選手が1人も入っていないところに、台所事情の苦しさが表われていた。
そんな形で始まったゲームは、まず清水が主導権を握る。藤本が右サイドに張るだけでなく、中央やときには左サイドに動いて磐田のマークを引きはがし、枝村を含めたその他の攻撃陣もよく動いて、マークのズレを生じさせる。右SBの市川も積極的に上がって、磐田の動き出しが悪かったこともあって、清水が中盤を制して続けざまにチャンスを作る。とくに9分の市川の右クロスから放たれた岡崎のヘッドは決定的な場面だったが、ここはGK川口がスーパーセーブでチームを救う。
また磐田の攻撃は、清水の組織的な守備がきっちりと封じ、カウンターに対する備えもスキがなく、前半30分すぎまでは清水がゲームを支配した。だが、清水がこの時間帯で先制点を奪えなかったこと、磐田がGK川口を中心に耐え抜いたことが、試合展開に大きく影響した。
磐田のほうは、その間に少しずつマークのズレを修正し、パスをつないでリズムを作っていく。42分には太田吉の右クロスから前田が惜しいヘディングシュートを放ち、最後は磐田のほうがポゼッションで少し上回ったところで、0-0のまま前半が終了した。
後半も、立ち上がりは清水が押し気味になり、3分には藤本のループシュートがバーに当たるなど、決定的なチャンスも作った。ただ、連戦の疲れが出始めたか、時間とともに清水の攻撃陣の動きに切れがなくなっていく。一方、磐田のほうは藤本の動きが落ちたことを見計らって、服部に代えて茶野を投入して3バックに変更。これでかなり守備が安定し、チーム全体に落ち着きが出てきた。
そして12分、太田吉の右クロスがDFに当たってコースが変わり、GK西部が何とか弾いたが、このボールがちょうど目の前の福西にぶつかる。そのまま福西がゴールに迫ろうとしたところで、倒れている西部と交錯して倒れ、主審はPKを宣告。西部にとっては不運な判定だったが、このPKを前田がゴール右にきっちりと決め(14分)、磐田が限られたチャンスを生かして先制点を奪った。
その後は、清水が何とか1点を取ろうと必死に攻めるが、気持ちに身体がついていかないのか、焦りが出たのか、パスやクロスが少しずつズレて、なかなかシュートまでいけない。磐田のほうは、少しラインが下がって押しこまれたが、守備陣の集中力が切れることはなく、決定的なチャンスを作らせない。
清水は、何とか状況を打開しようと20分に平松、37分に太田圭(磐田の太田吉の兄)を投入するが、なかなか流れは変えられない。42分にはDFの平岡を前線に入れてパワープレーという苦肉の策に出たが、これも機能せず。
結局、磐田が最後まで集中を切らすことなく虎の子の1点を守りきって、静岡ダービーでは6試合ぶり(3年ぶり)の勝利をつかみ取った。これで5連勝となった磐田は、清水との順位も逆転して4位に浮上。内容では押され気味だったが、勝負どころをきっちりと押さえる強さは、磐田らしさが戻りつつある証と言えるだろう。
逆に清水のほうは、内容はけっして悪くなかったが、攻撃のコマ不足もあって、どうしても1点が奪えなかった。磐田も清水も勝ちたいという気持ちは十分に出ていたゲームだが、ひとつ残念だったのは、どちらも十分なコンディションで試合ができなかったこと。「お互いにベストコンディションだったら、もっと打ち合いになったかもしれない」とマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた川口が語ったが、両チームのサポーターもそんな試合を観たかったはずだ。
以上
2006.11.26 Reported by 井上慎也
J’s GOALニュース
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