●Jユースサハラカップ2006 決勝トーナメント2回戦
12/3(日)
大宮 2-0 大分(14:00/秋葉の森/248人)
得点:16'渡部大輔(大宮)89'渡部大輔(大宮)
★決勝トーナメント表
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秋葉の森総合公園サッカー場で行われたJユースサハラカップ2回戦、大宮アルディージャユースvs大分トリニータU-18。乾燥と低温という冬らしい気候のなかで、気持ちの籠もった熱いゲームが展開された。
どちらも相手の手の内が分からなかったためか、立ち上がりは慎重な攻防だった。大宮はU-17代表の柿沼貴宏が前日に修学旅行から帰ってきたばかりで先発が難しく、大分もU-17代表FW清武弘嗣が負傷から回復せずに使えない。その影響も多少はあったのかもしれない。
初めてのシュートは大分が放った開始10分のもの。お互いに選手を追い越す動きが乏しく、ダイナミズムを欠いた序盤戦となる。試合が動き出したのは一進一退で迎えた16分のワンシーンからだった。大宮の左MF横田和貴がFW豊田卓也とのコンビネーションで左サイドを崩し、ファーサイドでクロスを放り込む。これに相手DFの死角を巧みに突いていたもう一人のFW渡部大輔がこれにヘッドで合わせた。「折り返すつもりだった」というボールは幸運の味方を得て大分GK石田良輔の上空を通過。そのまま逆サイドネットを揺らした。
最初のシュート(実際はシュートの意図ではなかったようだが)で先制点を奪った大宮は流れに乗る。大宮の2トップの機動力が大分の3バックに心理的なダメージを与えていたこともあり、大分の最終ラインは徐々に「怖がって下がってしまった」(大分・村田一弘監督)。大宮は生まれたスペースを後方からのフィードで有効利用し、大分をかき回す。ただ、大分ベンチもこの事態に手をこまねいていたわけではなく、22分にはFW上杉翔を前線に投入。それまでFWにいた安藤俊輔を右ウイングバック、右ウイングバックにいた井上裕大をボランチに移す荒療治を施す。さらに、「前にハードワークできる選手を置いて、前から追わせたい」と、ボランチにいたMF小手川宏基とFW東慶悟のポジションも入れ替えた。この采配自体は奏功し、スコアは1-0から動かなくなった。
大宮にとって誤算だったのは主将のDF吉田和也の負傷だろう。大宮はハーフタイムでディフェンスラインの要の交代を余儀なくされてしまった。特に後半の立ち上がりは混乱も見られ、大分が3バックの左にいた片山達也を左サイドに押し出してサイドに起点を作りながら、早め早めに前線へ入れる攻撃を繰り返したことも大宮が苦境に立つ要因となった。特に小手川の個人能力は脅威だった。ただ、大宮も黙ってやられていたわけではなく、ハーフタイムから登場した柿沼と横田の両サイドハーフに機動力のある2トップが絡む攻めで大分守備陣を何度も脅かす。さらに、「相手の長いボールをはじき返す能力なら川辺(隆弥)が上」と見た大宮・山崎茂雄監督は、吉田に代わってセンターバックに入っていた高橋郁弥を中盤に上げ、川辺をセンターバックへ下げる采配を敢行する。
大分は74分から182cmの長身DF片山を最前線へ上げて、パワープレーを開始。ただ、1年生センターバックの新井涼平も健闘し、守勢にありながらも何とか粘る。セットプレー、特に大分DF桜井翔仁が飛ばすロングスローからの攻めは何度もチャンスを生んだが、大宮は2度にわたってゴールライン上でのクリアを見せるなど、土壇場での強さを発揮。ゴールを許さない。逆にロスタイム、高橋のFKを渡部が胸トラップからの鮮やかなボレーシュートで叩き込み、勝負を決めた。
勝った大宮の山崎監督は「個の力が付いてきた」と手ごたえをつかんでいる様子。次の相手である三菱養和は、クラブユース選手権の関東予選1次リーグで3-4と敗れた相手だ。しかも「3点取ってから4点取られたんですよ」(GK松本渉)と選手・監督ともに悔いの残る試合をしてしまった相手である。当然、「リベンジの気持ちはある」と山崎監督。長居第2競技場での準々決勝は、チームの成長を確認するための格好の舞台となりそうだ。
以上
2006.12.03 Reported by Reported by 川端 暁彦(サッカー新聞エルゴラッソ編集部)
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一覧へ【Jユースサハラカップ2006 決勝トーナメント2回戦:大宮vs大分 レポート】後半終盤、パワープレーを仕掛けた大分の猛攻を大宮守備陣が土壇場で凌ぎ切る。大宮が渡部の2ゴールで準々決勝進出。(06.12.03)
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