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千葉県内で行われている、2007年最初の日本代表候補トレーニングキャンプも3日目に突入した。18日は当初、午前午後の2部練習の予定だったが、オシム監督が選手たちの疲労を考慮。午後17時半からの1回に変更となった。前日午後に右足内転筋の張りを訴え、前日午後のトレーニングを欠席した相馬崇人(浦和)も復帰。28人全員が揃った。前日に降っていた激しい雨も上がり、晴れ間がのぞいたこの日。前日以上に気温が下がり、冷たい風の吹く中で練習が始まった。オシム監督はビルドアップとサイドを起点とした攻撃練習に多くの時間を割いた。
オーストリアから帰国したばかりで合宿に参加したため、コンディションの悪さが気になった浦和勢も、ようやく本来のキレを取り戻してきた。「大学生と練習試合をした日、オシムさんに浦和の選手だけ呼ばれて『疲れていてもゲームになったら全力を出すようにしっかりやらないといけない』と怒られました」と坪井慶介(浦和)は苦笑いしながら打ち明けた。そんな出来事も彼らのモチベーションアップに寄与しているはずだ。G大阪、川崎Fなど昨季J1上位チームの選手たちは非常に仕上りが早い様子。播戸竜二も橋本英郎(ともにG大阪)も中村憲剛(川崎F)もキレのある走りを随所に見せていた。
18日のトレーニングは8対4のボール回しから始まった。ワンタッチでスピーディーにパスをつなぐことが、確実なビルドアップにつながる。そんな意図を持った練習だった。続いて4ー4−2のビルドアップへ。最終ラインの4人はマンマークを受けながらパスを回す。前線にはやはりマークを受けた2トップがいて、彼らにクサビを当てながら前線にボールをつないでいくというものだった。「ビルドアップはこのチームの昨年からの課題。できるだけボールを回しながら攻撃を展開できるようにならないといけない。意識と精度を高めたい」と川口能活(磐田)は練習の狙いを説明していた。
続いてサイドを起点とする攻撃練習へ。左右のサイドで2対1を作り、ここで相手を崩して中央にクロスを入れ、シュートを狙うパターンが何度か繰り返された。「2対1になったら、オーバーラップするタイミングに注意しないと。裏を突く動きを入れるなど、相手の逆をつくことを考えないといけない」と加地亮(G大阪)は考えたようだ。
オシム監督が時折、プレーを止め、身振り手振りで熱っぽく指示を送るのを、選手たちは神妙な面持ちで見つめていた。練習に復帰した相馬は、このチームのサイド攻撃練習について「自分はいつも前へ前へと考えがちだけど、選択肢を持ってプレーすることで、自分のよさがより生きる。考え方を見直すいいきっかけになった」と歓迎した。加地も「相手の状況を判断しながら中を使うか外を使うかをしっかり考えてやらないといけない」と意識を高めたという。久しぶりの日本代表合宿を通じ、選手たちは確実にオシムイズムを吸収しつつある。
とはいえ、彼のようにチーム発足当時から代表に名を連ねる者にとっては、この練習も「基本の再徹底」と映ったようだ。「練習のパターンはある程度、頭に入っている。徐々に慣れて、練習も普通になってきた。やっぱり初期からいるアドバンテージはあるかもしれない」と加地は話していた。オシム監督も初日の練習試合後に「もう選手を試す時期は終わっている」と断言した。チームはスタートから半年間の熟成を経て、連携やコミュニケーションを高める時期に突入しているのだろう。
ならば、この3日間の試合・練習の成果を最終日のトレーニングマッチで出さなければいけない。19日には東海大学との練習試合(45分×4本)を行う予定だ。合宿の集大成となるゲームを控え、坪井は「16日の練習試合よりコンビや連携を上げて、スムーズに行くようにしたい」と意欲的に話した。相馬も「今日やったビルドアップとサイド攻撃をゲームでしっかり出さないといけない。そして楽しくやりたい。試合をした後に課題を出しあって、ステップアップしていければいい」と前向きだった。そして加地も「相手の数的優位を使いながら、有効に走ることで中をこじあけたい。それとクサビに入った時の2人、3人目の動きが大事になる。連動したプレーになれば、よりいいサッカーができる」と具体的な注意ポイントを挙げていた。
加地ら数人の選手も話していたが、久しぶりの代表合宿を通じて、チームとしての一体感が高まってきた印象だ。攻撃練習を見ていても、これまでの「点と点」から「線」へ有機的に結びつき始めた。これは大きな前進だ。「オシムジャパンの練習は本当に走ってばっかり」と苦笑する選手がいたように、彼らは確かに相当な運動量をトレーニングで求められている。その走りを効率的にしていくことで、より迫力ある攻撃ができるようになるはずだ。アジアカップや南アフリカワールドカップを見据え、未来への手ごたえを感じさせるゲームを最終日に見せてほしい。
以上
2007.02.18 Reported by 元川悦子
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●日本代表候補トレーニングキャンプメンバー(2/15〜19@千葉)
●キリンチャレンジカップ2007〜ALL FOR 2010!〜
2007年3月24日(土)19:30キックオフ(予定)/横浜国
日本代表 vs ペルー代表
・大会概要、チケットの発売について(リリース)
J’s GOALニュース
一覧へ【日本代表候補トレーニングキャンプ 2/18レポート】5対3や6対6でビルドアップとサイドからの攻撃を徹底。オシムイズムは一気に浸透。(07.02.18)
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