今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【プレシーズンマッチ:草津 vs 新潟 レポート】草津、J1新潟相手に殊勲のドロー。新潟は決定力不足に泣く。(07.02.18)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
●上毛新聞創刊120周年記念 Jリーグプレシーズンマッチ
13:03/群馬陸/5,234人
草津 1−1 新潟
得点:1' 松下年宏(新潟)、42' 松浦宏治(草津)
---------

草津、新潟の双方がアグレッシブな攻撃を展開したゲームは、J2草津が奮闘を見せ、1−1のドロー。すでに5試合以上のテストマッチを積んでいる草津が、順調な仕上がりぶりを披露した。一方、実戦練習を開始したばかりの新潟は、残り2週間で追い込みをかけるといったところ。仕上がり状態が違うため一概に比較することはできないが、両チームともに収穫ある試合になったことは確かだ。

草津サポーターにとって、最初の15分間は不安以外の何ものでもなかったはずだ。開始わずか1分。新潟・松下が草津の不用意な横パスを中盤でカット、エジミウソンとのコンビネーションでDFラインを翻弄すると、右足を振り抜き先制ゴール。「DFラインからプレスをかけられてバタバタしてしまった」(草津・田中)。草津は、新潟の激しいプレスに防戦一方、中盤でボールを奪われては前線の深井につながれ、次々と決定的なシーンを作り出される。しかし、新守護神・本田のビッグセーブと、新潟の決定力不足に助けられた草津は、時間とともに落ち着きを取り戻す。

新潟の迫力ある攻撃を耐え抜いた草津は前半42分、ワンチャンスをものにする。ボランチ中井が左サイドから上げたクロスに松浦が反応。ゴール前でワントラップすると、飛び出してきたGK北野の足元を抜いてネットを揺らす。「キーパーが出てくるのが見えた」と松浦。この1点がその後、草津に自信を取り戻させたことを考えると、この試合のみならず、今季の草津にとっても非常に価値あるゴールと言える。

息を吹き返した草津は後半、新潟に利用されていたバイタルエリアを消すために秋葉を投入。秋葉が守備に専念したことで、ボランチの相方・櫻田が制限なくピッチを動き回り、多彩なパスで攻撃陣をサポート。一方的に攻められた前半から一変し、新潟ゴールへ迫っていく。「後半は裏にパスが出るようになった」(草津・鳥居塚)。新潟の拙攻にも救われた草津は、途中出場の後藤、佐藤正らが積極的にシュートを放ったが、新潟相手に逆転ゴールを奪うだけの力はなかった。終盤は交互に決定機が訪れたものの、両チームともに活かすことができず、試合は1−1のドローで幕を閉じた。ゴール前でのプレーの連続は観客にとっては見応えがあったが、守備の確認が課題の一つだった両指揮官にとっては決して喜ばしいことではなかった。

前半から数々の決定機を演出していた新潟は早々にゲームを決めることが可能だった。「決めるときに決めないと苦しくなる。格下の相手だったので力の差を見せなければいけなかった」と深井が話せば、坂本も「勝負にこだわって勝ちたかった」と、結果に満足しなかった。タイトルを獲得したこともあるクラブから移籍してきた両選手のメンタリティは今後、チームを変えていくことだろう。

新潟相手に引き分けという結果を残した草津は、「今年の(草津の)サッカーを見せることができた」と植木監督が話したように自信をつかんだ。だが、立ち上がりに暴露した守備の不安定さだけは気掛かり。「J2は前からプレスに来るチームが多いので、今日のプレスで苦しむと厳しい」と佐田。草津にとって重要なことは、この結果に慢心することなく、過酷なリーグ戦へ向け万全の準備を進めることだ。

以上

2007.02.18 Reported by 伊藤寿学
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着