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【練習試合:札幌 vs 神戸】遅攻と速攻を使い分けボールを支配した札幌と若手の底上げができた神戸。両チームともに多くの収穫を得る。(07.02.19)

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■練習試合
2007年2月19日(月)14:00/観音総合公園サッカー場
札幌 2-0 神戸
得点者:52' 相川進也、89' カウエ
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シーズン開幕まで約2週間となった2月19日、熊本県宇城市にある観音山サッカー場で札幌と神戸とのトレーニングマッチ(45分×2)が行なわれた。

前日(18日)にC大阪とのプレシーズンマッチを行なっている神戸はサテライト中心のメンバー。一方の札幌はブルーノ・クアドロスを含め数人がコンディション不良のため大事をとったが、ほぼベストに近い顔ぶれでの試合となった。

「ある程度引いた位置から守備をする戦い方をした」(平瀬)という神戸は札幌が最終ラインでボールを動かしても積極的にはプレスをせず自陣で待ち構える守備スタイル。加えて、「相手はスタメンに近いメンバーだったので、今日に関しては向こうの方が力は上」と神戸・柳川が振り返ったように、札幌がボールを支配する展開となった。

札幌は最終ラインやボランチの位置でタメを作り、左右MFが内側に絞ってきたところでサイドバックがオーバーラップを仕掛ける攻撃でチャンスを作った。攻撃が手詰まりになればボールを一度最終ラインまで戻してビルドアップをやり直すなど、昨年からそれほどメンバーが変わっていないだけあってパス回しのテンポは非常にスムーズ。新加入のFWダヴィとの連係がまだ不十分なためビルドアップからの攻撃ではなかなか決定機が作れず速攻からのシュートシーンばかりが目立っていたが、決して速攻ありきのサッカーではなく、遅攻と速攻を使い分けて戦おうとする意図が、ボールを支配したこの試合からは感じ取ることができた。

2本目に入ると神戸が運動量を増やす。「今日は若い選手中心のゲームだったので『多少のミスは大目に見る』と試合前に言われていた」(柳川)というように、選手たちがアグレッシブにボールを追って試合に勢いをつけた。対する札幌も2本目には高卒ルーキーの岩沼や、レギュラー争いに加わりたい選手たちが揃っていたため高いモチベーションが維持されていた。

スコアが動いたのは序盤と試合終了間際。52分に右サイドを抜け出した関からのクロスに相川が頭で合わせ、89分にはゴール前の混戦からこぼれたボールをカウエが豪快に蹴りこみ2−0のスコアで札幌が勝利した。

「これまでの練習試合は強い相手が多くボールを支配されていたが、今日はボールを持つ時間が長かったのでトレーニングマッチとしては良かったと思う」と札幌・三浦監督。一方の神戸も敗れはしたものの若手選手の底上げの場となり、「前方の選手で相手のパスコースを限定して守備をするということが課題だったのだが、今日はそうした守備ができていたので」とゲームキャプテンの平瀬が振り返る。

シーズン開幕まであと半月、双方にとって収穫のあるトレーニングマッチになったようだ。

以上

2007.02.19 Reported by 斉藤宏則
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【出場選手】
●札幌
1本目
GK 高木、DF 西澤、西嶋、曽田、和波 MF 藤田、芳賀、大塚、砂川 FW 石井、ダヴィ
2本目
GK 佐藤、DF 岡田、池内、吉瀬、岩沼 MF 関、カウエ、鈴木、西 FW 相川、中山

●神戸
GK 紀氏(73分' 土井)
DF 松岡、小林、柳川、三澤(69' 練習生)
MF 金(ハーフタイム・増田 80' 中田)、三原(73' 曽我部)、平瀬
FW 大久保(ハーフタイム・大江)、木下、豊満(69' 伊藤)
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