今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【レッツゴーACL】遥かなるアジアの細道 インドネシア ケディリ&マラン編(07.02.22)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ACL(AFCチャンピオンズリーグ)で浦和と川崎のグループにインドネシアのチームが入った。ペルシク・ケディリとアレマ・マラン。ホームスタジアムが開催基準を満たしていないため、実際にここで行われるかどうかは未定だが、開催となれば駆けつけるであろうサポーターのために、先乗りで現地を訪ねた。ガイドブックにも掲載されていない街へ。ACLは「遥かなるアジアの細道」でもある。

<ACL グループE>
5月9日(水)15:30 Kick off
ペルシク・ケディリvs.浦和レッズ
Brawijaya Stadium , Kediri

<ACL グループF>
3月7日(水)15:30 Kick off
アレマ・マランvs.川崎フロンターレ
Gajayana Stadium , Malang
※いずれも開催場所、時間に関しては変更の可能性があります。

■Part.1 スラバヤへ
2月の3連休、私以外は全てバリ島へのリゾート、という格好の人たちを乗せ、ガルーダ・インドネシア航空881便のボーイング747型機は成田を離陸した。バリ島デンパサールまでの所要時間は7時間ちょっと。インドネシアというとアジアの国で近いようなイメージを受けるが、バリ島からはシンガポールよりオーストラリアの方が近い。11:00に出発したGA881便は太平洋を南下、フィリピンをかすめ、ほぼ定刻となる現地時間(日本との時差-1時間)の17:00過ぎにバリ島へ到着。

ここからは国内線に乗り継ぐため、インドネシアでの入国はデンパサール空港で行う。入国審査のカウンター前にある窓口で10米ドルを払い、ビザを入手。それを持って入国審査に並ぶ。その後、荷物を受け取り、両替を済ませ外に出る。待ち構えるのはタクシーの運転手。乗客のほとんどはツアーのバスやタクシーに乗り込んで空港から去っていった。こちらは国内線のターミナルに移動。18:50発GA345 便スラバヤ行きのフライトに乗る。

1時間弱のフライトでスラバヤに到着。バリ島とジャワ島では時差があるため、時間は18:40と出発時間より早い。タクシーに乗り込み、市内のホテルにチェックインしたのは19:30過ぎ。日本時間では21:30となり、都内の自宅を7:30に出発してから14時間の長旅となった。スラバヤ市内の高級ホテルは供給過多とのことで、今回は日本語のホテル予約サイトを通じて頼んだが、ビジネスセンターも併設された4つ星ホテルで1泊8200円と安い。朝食もバイキング方式でついており、部屋は一人ではもったいないほど広かった。

チェックイン後は近くにあるグブン駅まで行き、ケディリやマラン行きの列車時刻を調べる。この区間はトーマスクックの国際時刻表にも載っていないローカル線だ。インドネシア語のみの表示に苦しみながらも、それぞれ1日4〜5本ほどの列車があることを確認したが、実用に耐えられないと判断。明日はバスでケディリへ向かうことにする。それにしてもスラバヤの街中は車の数がすごい。昔、ユーミンの歌にあった、土埃の中を馬車が行く、という光景はすでになく、排気ガスの中を車とバイクが駆け回っていた。

■Part.2 ケディリへ

<ケディリのスタジアム>

翌朝、ホテルのタクシーデスクで聞くと、ケディリやマランへはタクシーで行けるという。金額や時間も明記された表があったので、本番の時はタクシーを利用しようと思うが、取りあえずはバスでケディリへ向かう。スラバヤのバスターミナルまで行き、強烈な客引きをかき分けバスに乗りこむ。市内で客を拾った後、郊外に出ると一般道を80kmくらいで走る。ケディリまでは2時間30分。但し、途中でバスが2度故障して修理したので3時間かかった。多くはないが、たまにあるアクシデントのようで、乗っている人は気にしていなかった。ただ、2度目の時はさすがにブーイングだったが…。

ケディリの街に入るといくつかの停留所に止まっていく。バス停の表示があるわけではないが、売店や露店、ペチャ(輪タク)が止まっていることで判断がつく。ケディリの街の地図は日本で入手できず、またスラバヤに入ってから手に入れられなかったため、頼るのは勘だけ。「ケディリ」と呼ばれるところで降りるつもりで、外を見ていると、幸いにも右手にスタジアムが現れ、近くにバス停もあった。運転手に「ケディリ」と言って降ろされたところはそこから5分ほど走ったところにあったが、道沿いの場所で、周辺には旅行代理店、売店、トイレなどがあった。また、ここ以外に「Brantas川」を西側に渡って3kmほどのところにもバスターミナルがあり、帰りのバスはそこを経由した。

この街にはタクシーはないらしく、輪タクで駅へと向かう。駅はバスターミナルから輪タクで15分ほど。駅前には何もない。そこから歩いて10分ほどでショッピングセンターがあり、そのあたりが中心部になるらしく、にぎやか。ショッピングセンターにはデパートやファーストフードの店が入っている。地元の人の足元を見ると、みんな裸足にサンダル。靴下に靴を履いているのは私だけだった。

ここから輪タクでスタジアムへ向かう。やはり10分ほどで、距離にして2kmちょっと。Brawijayaスタジアムは小さく5000人程度の規模。スタジアムの施設も貧弱で、2004年にはここで横浜F・マリノス戦が行われたが、今回ACLが開催されるのかは不明。代替開催になるとジャカルタやスラバヤでの開催となるだろう。

行ったときにはちょうど、ペルシク・ケディリが練習していた。2月の上旬からインドネシアリーグはスタートしており、そのせいかピッチもまずまずの印象を受けた。夕方になり、スコールが来そうだったので、バスターミナルへ戻る。スタジアム前にはスラバヤ方面行きのバスは通らないため、スラバヤ行きのバスが通るところへ移動しなければならず、来る時に降りたバス停へ向かう。すぐにバスが来たが、エアコンがないのでパス。15分ほど待ってエアコンつきのバスが到着し、乗車する。すでに乗ってきた人で満席に近かった。バスは市内を回り、乗客を拾いながらスラバヤへ向かう。途中、激しいスコールがあったが、スラバヤに着いたときには止んでいた。

■Part.3 マランへ

<マランのスタジアム>

翌日はマランへ。バスターミナルからマラン行きのバスに乗る。ケディリと比べても大きな街らしく、バスの本数も多い。高速道路を経由するが、途中で橋桁が落ちているため、その部分で渋滞する。それでも2時間で到着。マランは標高が500mほどの高原にある。周辺には3339mのMt.Arjunoや観光地として有名なブロモ山(2392m)がある。空港もあり、1日2便ジャカルタへのフライトがある。バスターミナルは街の北側。そこから駅までは7kmあり、タクシーで15分ほど。スタジアムは駅前の道をまっすぐ1.5kmほど行ったところにある。輪タクで10分かからず、歩いても30分弱と便利。街中にホテルは多くあり、3〜4つ星のホテルもある。駅からスタジアムまでの途中はロータリーの並木がきれい。また、「Brantas川」を渡るが、橋の上からの眺めは良さそう。時間があれば少しゆっくりしてみたかった。途中で観光案内所に立ち寄ってみたが、情報はほとんどなかった。

Gajayanaスタジアムの規模はケディリよりやや大きい。それでも収容は1万人ほどか。スタジアム周辺には露店と2〜3件の食堂があったが、あまり商業施設はない。帰りは近くにいた輪タクを広い駅まで戻り、そこからタクシーでバスターミナルへ戻った。駅から乗ったタクシーの運転手がどこへ行くのか聞くので「スラバヤ」と答えるとこのまま乗っていかないかと言った。断ってバスターミナルからバスに乗るが、バスターミナルへの移動を考えると、タクシーの利用が便利。スラバヤ市内のホテルから往復7000円ほどなので、3人でシェアすれば、2000円弱とリーズナブルだ。帰りは渋滞にあわず1時間30分ほどでスラバヤのバスターミナルへ戻った。

■Part.4 ジャカルタ経由成田へ
バスターミナルから一度市内へ戻り、ホテルで荷物を受け取ってからスラバヤ空港へ向かう。ジャカルタで乗り継ぎだが、荷物は預けるとそのまま成田まで運んでくれる。1時間ほどのフライトでジャカルタへ到着。これから乗る飛行機はデンパサール発ジャカルタ経由成田行きのガルーダ・インドネシア航空880便。23:45の出発だが、1時間前にはジャカルタ空港に到着している。デンパサールからの乗客もここで一度飛行機を下りることができ、そのため免税店も一部がこの時間まで開いている。ジャカルタから乗り込む客は少なく、そのため機内食もジャカルタからは出ない。7時間のフライトで成田に8:50に到着。秩序と節度ある日本に感謝しながら、成田エクスプレスに乗り込み、仕事へと向かう。2泊4日の慌しい視察は終了した。

取材・文/Toshiaki "Tiger" ONODERA(ナノ・アソシエーション)

【レッツゴーACL】はじめに編 /jsgoal_archive/news/00044000/00044400.html
【レッツゴーACL】基本情報編 /jsgoal_archive/news/00044000/00044401.html
【レッツゴーACL】スラバヤ編 /jsgoal_archive/news/00044000/00044402.html
【レッツゴーACL】ケディリ編 /jsgoal_archive/news/00044000/00044403.html
【レッツゴーACL】マラン編  /jsgoal_archive/news/00044000/00044404.html
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2026/02/09(月) 10:00 【週末のゴールをイッキ見!】明治安田Jリーグ百年構想リーグ 全ゴールまとめ【0206-0208】