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【レッツゴーACL:シドニーFC編】シドニー在住日本人(元)Aリーガーにオーストラリアのサッカー事情を突撃取材!(07.02.26)

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3月21日(水)に浦和が迎える海外公式戦の初戦の地はオーストラリアのシドニー。2006年1月からAFCに加盟し、今年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)には、シドニーFCとアデレード・ユナイテッドFCの2チームが出場する。昨年のワールドカップでの対戦時の大敗は苦い記憶として残っているが、オーストラリアのサッカー事情に関しては、まだまだ知らないことが多い。そこで現在シドニー在住で、自身もオーストラリアのプロリーグAリーグでプレーし、シドニーFCとの対戦経験を持つ今矢直城選手に、オーストラリアのサッカー事情やシドニーFC、スタジアムの雰囲気やアクセス方法などを直撃取材敢行した!


Q:オーストラリアのサッカーの特徴を教えてください。

プレースタイルは、激しいあたりに象徴されるようなフィジカル重視ですね。足技は日本の方が上手いですが、フィジカルはオーストラリアの方が相当強いと思います。オーストラリアでは、ラグビーやクリケットの人気が高いのですが、移民が多いこともあり、子供の間ではサッカーの競技人口が一番多いかもしれませんね。ラグビーは大きな怪我などをしがちなので、親がそれを心配させてサッカーの方をさせたがる傾向があるのも事実ですね。

オーストラリアのプロリーグAリーグは現在8チーム所属チームがあり、オーストラリアに7チーム、ニュージーランドに1チームあります。1チームの選手登録枠が20名と決まっていて少ないのと、2軍(サテライト)やユースチームを持っていないので選手登録は非常に狭き門となっています。トップに上がれなかった選手、上がりたいと思っている選手の活躍の場が、Aリーグのチームではなくて、州リーグのチームなど別組織になってしまうのは、オーストラリアサッカーの抱えるひとつの悩みかもしれないですね。ちなみに試合は有料放送のFOX Sportsが全試合を放送しています。日本みたいにチームが多くないので、全試合放送といっても、そんなに大変ではないですね。

Q:ACLについてオーストラリアでは報道されていますか?また浦和レッズは知られていますか?

ACLの存在は、まだまだ一般的には知られてないですね。サッカー好きでアジアに興味のある人なら知っているくらいでしょうか。ただ今年のAリーグの決勝戦のときには、ACLのコーナーが出来て放送されていましたね。また浦和に関しては、昨年オーストラリアでキャンプをしていたので、それで知った人もいるかもしれませんが、まだ数は多くないと思います。


Q:浦和が対戦するシドニーFCとは、どんなチームですか?

シドニーFCはオーストラリアにしては珍しくパスをつないでくるチームです。ただ昨シーズンは世界的にも有名なドワイト・ヨークがいたり、ストライカーとして活躍したペトロスキーがいたりして、チームとしても機能していました。今シーズンはヨークが抜けた穴が大きくて、苦戦をしており、順位も4位でした。またペトロスキーは移籍をするので、ACLには出られないと思います。ただ中盤で背番号10番のコリカという選手は、オーストラリアの各世代代表にも入っており、A代表も40試合のキャップを誇っている選手なので侮れないと思います。 また、今年からアビスパ福岡の監督になるリトバルスキー前シドニーFC監督が日本に連れて行こうと思った選手もいるようです。噂だとGKのボルトン選手だったみたいですね。シドニーFCはAリーグでも人気があるほうですが今年はメルボルンの方が、人気がありましたね。Aリーグの決勝ではメルボルン対アデレードの試合に55,436 人の観客が入り多いに盛り上がりました。

■シドニーFC公式サイトはこちらから


Q:シドニーFCのホームスタジアムのAussie Stadiumとはどんなスタジアムですか?

スタジアム外観
<オージースタジアム外観>

昔からオーストラリア代表が試合をしたり、ACミランが遠征に来た時に使われたスタジアムだったりするので、選手にとっても、ファン・サポーターにとっても憧れのスタジアムだと思います。雰囲気がすごくいいスタジアムですね。ピッチコンディションに関しては、あまり良くないかもしれないですね。ラグビーでも使用するので、その点では芝は結構傷んでいるかもしれません。ただ陸上トラックはないので、観客席とピッチの距離は、そこそこ近くて見やすいと思います。サポーターは、ゴール裏の「The COVE」と呼ばれるエリアにいる人たちは熱狂的ですが、全体的にはアットホームな感じですね。また浦和が試合をする3月21日は、気候的には、日本でいう秋くらいの気候だと思うのでちょうどプレーしやすいくらいの気温だと思いますね。

■スタジアムの内観はこちらから>>

Q:スタジアムへのアクセスはどうですか?
チケット売り場
<チケット売り場>

スタジアム外観
<スタジアム外観>

スタジアムは市内中心部からも近く、タクシーで1000円くらいでいけると思います。バスも市内から頻繁に出ていたりするのですが、4人で分乗して行けば、タクシーで行ったほうが便利だと思います。また帰りもタクシーは拾えますし、バスでも問題なく戻れますね。


■スタジアム周辺の地図はこちらから>>

■オーストラリアのスタジアム情報はこちらから>>

Q:最後にオーストラリアサッカーの楽しみ方を教えてください。
当たりの激しさと思い切りの良いプレーなどは見ていてかなり迫力があると思うので、日本から来るファン・サポーターの人たちは、そこを楽しんでもらえたらと思います。


■今矢直城選手プロフィール
  

兵庫県生まれの大阪府育ち。親の仕事の関係で10歳の時にオーストラリアに渡り、本格的にサッカーを始める。最初は地元のクラブチームに所属。その後、活躍が認められ強豪チームのセレクションに呼ばれる形で、チームをステップアップしていく。2000年、19歳の時に州リーグのブラックタウンシティーでデビューし、右サイドのMFとして25試合出場、6得点、15アシスト、リーグ優勝、 リーグベスト11、決勝戦MVPを獲得。2003年〜2004年は、スイス1部のヌシャテルザマックス(スイス1部リーグ)に移籍し、リーグ8試合、スイスカップ4試合、UEFAカップ出場。その後ラ・ショーデフォンズ(スイス2部リーグ)に移籍、12試合出場0得点4アシスト。2005年シーズンにはAリーグのニュージーランドナイツに所属し、シドニーFCと対戦した経験を持つ。ポジションは主に、右サイドのMFまたはボランチ。現在は再度、ヨーロッパでのプレーを目指して「これが最後のチャンス」と自らの中で位置付けをして、精力的に活動中。

■今矢直城選手の近況はこちらでチェック!

以上

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