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【2007 戦力分析レポート:福岡】ポゼッションサッカーで「負けないサッカー」から「勝ちきるサッカー」へ。1年でJ1復帰を目指す(07.02.26)

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【今季の見どころ】

リトバルスキー監督を新たに迎えた福岡が目指すサッカーは、ボールをポゼッションして攻守にわたって主導権を握り、最終ラインからビルドアップするサッカー。4−3−3と4−4−2のシステムを併用し、「負けないサッカー」から「勝ちきるサッカー」への転身を図る。その実現のためにリトバルスキー監督が選手に求める要求は高いが、昨年の悔しさを晴らすために、そして、新たなスタイルに挑戦する喜びに選手たちのモチベーションは高い。「練習は厳しいが、その先に楽しいサッカーがあると全員が感じている。それを信じて取り組んでいる」(布部陽功)。福岡は新たな顔で2007年シーズンに挑む。

最終ラインを高く上げてゾーンをコンパクトに保ち、ボランチを起点にしてピッチを広く使って前後左右にすばやくボールを動かす。自由に動き回る中盤と、それをフォローする最終ラインでボールをしっかりとキープしながら、隙あらばサイドアタックを仕掛ける。南米流の個人技を中心にしたパスワークではなく、基本技術を駆使して幾何学模様を描くように理詰めで進めるサッカーは、さしづめ「詰め将棋」のよう。いたるところに伏線を張りながら、中盤と最終ラインが連携してボールをつなぎ、巧みに相手の陣形に隙を突いていく。それを可能にしているのはJ2屈指の豊富なMF陣であることは言うまでもない。

キャンプ中に行われた横浜FM、甲府との練習試合では、新しい戦術に戸惑いが見られたが、昇格争いのライバルであるC大阪の対戦ではボールをしっかりとつないで勝利。川崎Fの主力組との対戦では、目指す形を随所に見せて2−2で引き分け、続く東京Vとの対戦でも、前後左右にショートパスとミドルレンジをつなぐサッカーを展開して3−2で勝利を収めた。まだ改善点はあるが、確実にチームは成長を遂げている。

また、48試合を乗り切るためにチーム全員で戦うことを監督は選手たちに求めている。「1年間を通して先発メンバーを固定することはない。ピックアップした何人かの選手の中から常にベストな状態の選手で戦う。選手たちには万全でない状態で48試合を戦うのではなく、20〜30試合をベストな状態で戦ってくれるように言っているが、それを理解してくれればチームがベストな状態で機能するはず」(リトバルスキー監督)。シーズン中もトップとサテライトを区分する考えはない。

新たなスタイルでJ1復帰を目指す福岡。アウエーで戦う九州ダービーで、その姿を現す。

【注目の新戦力】

●FW 9 リンコン
まずは決定力不足の切り札として獲得したリンコン。かつて福岡に在籍した呂比須がコーチとして、そしてグラウシオが選手として所属するパウリスタ(ブラジル)からやってきた。長身を生かした高さのあるヘディングに加え、しなやかな身のこなしと高い技術を駆使したポストプレーが武器。自らの得点はもちろん、高い位置でボールを落ち着かせることで、ゴール前に飛び込んでくるMF陣の得点を演出することも期待されている。

●FW 29 宇野沢祐次
柏から移籍してきた宇野沢祐次にも期待がかかる。ワールドユース代表として活躍した宇野沢も最近は思うような結果を残せずにいたが、泥臭くゴールを狙う姿勢は福岡にはいなかったタイプ。これまでは中盤でプレーすることも多かったが、福岡ではFWに専念してプレーできるのも本人にとって好都合だ。本来の力を発揮することでチームの攻撃力に厚みが生まれることになるだろう。

●MF 16 久永辰徳
サポーターが待ちわびていたのが、4年ぶりの復帰を果たした久永辰徳。本人は「どうしても福岡でプレーしたかった。福岡でJ1復帰のために暴れまわりたい」と語る。パスやドリブル突破でチャンスメイクするのが持ち味で、左右にかかわらず、どこでもプレーできる。また、経験を積むことでサッカーを冷静に見られるようになったのも強みのひとつ。若い選手が多い福岡を、精神的な面でも引っ張ってくれるはずだ。

【開幕時の布陣予想】

キャンプでは4バックをベースにしていくつかのシステムを試し、シーズン中は複数のシステムを駆使することを示唆しているリトバルスキー監督だが、開幕戦には4−3−3の布陣で臨むことが濃厚だ。

柏に移籍したGK水谷雄一のポジションを引き継ぐのは神山竜一。昨シーズンは第2GKとして過ごしたが実力は折り紙付き。今シーズンは覚醒の予感を漂わせる。最終ラインは最後まで左SBの人選に苦労したが、シドニーFCからチェッコリを獲得。バランスのいい最終ラインが出来上がった。

チームが目指すポゼッションサッカーの要となる中盤の底を務めるのは布部陽功。その両脇を久藤清一、山形恭平が務めることになりそうだ。昨シーズンは出場機会に恵まれなかった山形恭だが、ここまで豊富な運動量とキレのあるプレーを見せて猛アピール。昨シーズンの悔しさを開幕戦のピッチにぶつけてくれそうだ。

1トップの位置で体を張るのは林祐征。高い潜在能力を生かしきれないシーズンが続いているが、今年こそ持てる力を発揮することが期待されている。勝負の年を迎えているのは右サイドの田中佑昌も同じ。若さとスピードだけではなく、そろそろ結果がほしい。また、MFにコンバートしたことで攻撃に専念できるようになったアレックスの動きにも注目だ。

ただし、このメンバーは開幕戦用。リトバルスキー監督は「万全でない状態で全試合を戦うのではなく、100%の状態で30試合程度を戦ってくれ」と全選手に要請。チームのコンディションや、相手チームとの関係により、流動的に先発メンバーを決めることになる。サポーターにとっては、試合毎に先発メンバーを予想する楽しみが増えそうだ。

Reported by 中倉一志

※布陣予想は2月28日時点のものです

2006年成績
リーグ戦J1 16位
天皇杯5回戦敗退
移籍情報
福岡 移籍情報
キャンプレポート
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