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【2007 戦力分析レポート:鹿島】目標は優勝のみ。若いチームを導く柳沢と本山の奮起なくして今季の成功はなし(07.02.27)

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【今季のみどころ】

2002年ヤマザキナビスコカップ以来、足掛け5年もタイトルから遠ざかっている鹿島アントラーズ。今季の目標はズバリ「優勝」しかない。わずか1年でチームを去ったパウロ・アウトゥオリ監督に代わりチームを率いるオズワルド・オリヴェイラ監督は「鹿島に大事なのは自信を取り戻すこと。優勝への欲を持つこと。そうすれば本来、いるべき位置に戻れる」と話しており、まずは意識改革からチーム作りをスタートさせているようだ。

93年のJ開幕から鹿島を引っ張った本田泰人が引退し、常勝軍団を支えた名良橋晃も湘南へ移籍するなど、もはや9冠を獲った選手たちは皆無に近い。今は大半が優勝経験のない若手たちだ。過去の栄光を知るキャプテン・柳沢敦も「アントラーズの歴史には9つのタイトルがあるが、今のチームには1つもない。だからこそ1つでも優勝することが大事」と強調していた。

そんな若いチームを導くのが柳沢や本山雅志だ。J12年目の柳沢は2003年から2年半をイタリアで過ごしたが、出場機会を得られず昨季古巣に復帰。しかし、負傷やドイツワールドカップでの精神的なショックで屈辱のシーズンを過ごした。J10年目を迎える本山にしてもここ数年はケガ続きで、いざという時にピッチに立てなかった。しかし小笠原満男(メッシーナ)が去り、野沢拓也までもが開幕1週間前の水戸戦で負傷したこともあり、この2人がフル稼働しなければ、今季の鹿島の成功はないだろう。

彼らに続くのが次の世代である岩政大樹や中後雅喜、田代有三らだろう。岩政はこの1〜2年で守備の要に成長。今季はサンパウロFCから加入したファボンとコンビを組み、鉄壁の守りを演出しなければならない。「オリヴェイラ監督はアウトゥオリ監督より守備に比重を置いているので、やりやすくなった」と岩政もコメントしていた。2005、2006年は肝心な時に失点する悪い癖があったが、今季はそれが修正されそうだ。中後、田代ら大卒2年目の選手たちも真価を問われるシーズンになる。中後はほぼ完全にレギュラーを獲り、田代も柳沢とポジションを争えるだけの選手になってきている。彼らがコンスタントなパフォーマンスを見せること。それもタイトルへの大きな条件といえる。
さらには3人の外国籍選手の活躍、内田篤人ら10代選手の台頭なども、鹿島躍進のポイントといえる。開幕前のプレシーズンマッチを見ている限りだと、このあたりも手ごたえが感じられた。鹿島は昨季よりチーム力を確実にアップさせて、勝負の2007年にのぞむ。


【注目の新戦力】

●FW 18 マルキーニョス
●DF 5 ファボン
●MF 11 ダニーロ

今季の鹿島といえば、何といっても3人の新外国籍選手を抜きにシーズンを語れない。昨季までのFWの柱、アレックス・ミネイロに代わって入ったマルキーニョスは、東京V、横浜FM、市原(現千葉)、清水とJ4チームでプレー経験を持ち、日本サッカーを熟知している。そのせいか、鹿島合流間もない25日の水戸戦でも、柳沢との抜群のコンビネーションと決定力を示していた。彼は計算できる存在。ケガさえなければ20点以上、荒稼ぎする可能性も大いにある。
最終ラインに入るファボンも想像以上の大物だ。187cmの黒人DFは高さ、強さ、パワー、スピードに優れ、簡単にはゴール前を割らせない。しかもFKを蹴ることもでき、ブラジルではしばしば得点も奪っていた。攻守両面で活躍が期待できるばかりでなく、明るい性格でチームのムードメーカーにもなっている。若い内田が「ファボンが冗談とか言ってくるので和む」と話していたが、すでにチームメートと打ち解け、すっかり日本に適応している。そのあたりも心強い。
もう1人のブラジル人・ダニーロはやや時間がかかりそうだ。主に左MFでプレーするが、開幕1週間前の段階でコンディションはまだ不十分だった。「それでもダニーロには経験があるから、ボールを持つだけ周囲を落ち着かせられる。体がキレてくれば活躍するはず」と鈴木満強化部長も太鼓判を押した。
彼ら3人以外にも、神奈川大出身の左サイドバック・石神直哉、塩釜FCユース出身で攻撃的MFとしての大いなる可能性を秘める18歳の遠藤康ら新人選手の早い時期のデビューもありそうだ。彼らが鹿島に新たな風を吹き込むだろう。

【開幕時の布陣予想】

オズワルド・オリヴェイラ監督は鹿島の伝統である4バックを引き継いだ。しかし前任のパウロ・アウトゥオリ監督とは中盤の構成を変えた。昨季の鹿島はボランチ2枚、攻撃的MF2枚だったが、今季はアンカー役のボランチを1枚置いて、攻撃的MF3人を並べる形。しかもその3人はボランチの空いたスペースを埋めながら、流動的に動いて攻撃に絡むのだ。非常に運動量も要求されるだけに、鈴木満強化部長も「非常に難しいシステム。慣れるまでにまだ時間がかかる」と話していた。

この中盤の核となるのが、オシムジャパンにも名を連ねる野沢拓也と本山雅志だが、残念ながら野沢が開幕1週間前の水戸戦で左ひざを負傷。全治約2ヶ月と診断された。彼の長期離脱はかなり痛いが、それでも野沢が2月の日本代表合宿に参加していた時、青木剛をボランチに据えたメンバーで練習を消化していたことが救いになっている。3日の川崎Fとの開幕戦はボランチ・青木、右MF中後雅喜、トップ下・本山、左MFダニーロが入るだろう。

FWは新加入のマルキーニョスと復活を期す柳沢敦がいい連携を見せており、彼ら2人が先発する。が、もしも得点力不足に陥った場合には、昨季急成長した田代有三、興梠慎三も控える。攻撃陣は層が厚いといえる。

そして最終ラインは内田篤人、岩政大樹、ファボン、新井場徹の4バック。ファボンと岩政も息のあった守りを見せており、彼らが安定すれば川崎Fの爆発力を止めることができるだろう。GK曽ヶ端準は不動だ。

Reported by 元川悦子

※布陣予想は2月28日時点のものです

2006年成績
リーグ戦J1 6位
ヤマザキナビスコカップ準優勝
天皇杯ベスト4
移籍情報
鹿島 移籍情報
キャンプレポート
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