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【2007 戦力分析レポート:浦和】Jリーグ連覇にACL制覇、欲張りな願いは吉と出るか凶と出るか(07.02.27)

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【今季のみどころ】

昨季初のリーグ年間王者に輝き、元日には前年に続き天皇杯も制した浦和レッズの今季の目標は、「Jリーグ連覇をねらう上で、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に挑み、願わくは年末のFIFAクラブワールドカップに出場すること」(藤口光紀代表)である。
来るシーズンに向けては、ギド・ブッフバルト前監督が退任し、後任には11年ぶりの復帰となるホルガー・オジェック監督を迎え、チームは新たなスタートを切ることになった。今オフには、主力のひとりだったMF三都主アレサンドロがオーストリアへ新天地を求めたものの、ジェフ千葉から期待の新戦力・日本代表MF阿部勇樹を獲得。その陣容はさらに厚みを増したといえるだろう。

咋季得点王に輝いたワシントンは今年も健在。2月15日から19日にかけて行なわれた2007年最初の日本代表候補合宿にも田中マルクス闘莉王、坪井慶介、鈴木啓太、相馬崇人、山岸範宏、阿部勇樹と最多の6人を送り込むなど、リーグトップの選手層は変わらず、今季も優勝候補の筆頭であることは間違いない。

ただ、オジェック監督は「結果を出しているシステムを大きく変えることはない」と話すものの、ドイツ人らしくないフランクな性格の持ち主だった前者と、厳格さが際立ついかにもドイツ人っぽい後者とでは、そもそも求めるものが違うはず。咋季同様の3−5−2(もしくは3−6−1)の戦いを続けるにしても、生き物であるサッカーの鮮度を保つためには何かしらの変化を必要とするだろう。

メンバー表を眺めれば、確かに今季も浦和は強そうだ。しかし、ここまでの調整状況はお世辞にも満足といえるものではない。2月中旬、オーストリアのザルツブルクで行なわれたブルズカップ(3チームによる45分×3の変則マッチ)では、オーストリア1部のザルツブルク、ドイツ1部のバイエルンを相手に連敗。それ以上に2試合で6失点と「今の段階では仕方ない面もある」(オジェック監督)が、守備が破綻をきたし大きな不安を感じさせた。

そしてシーズン前の大事な時期に主軸となる6人の代表組がチームを離れたことに加え、右ひざを傷めている長谷部誠、右足間接脱きゅう骨折のプレート除去手術をした田中達也が依然として別メニューで「やや調整が遅れ気味」なのは、気になるところだ。
昨季は34試合でわずか28失点(リーグ最少)という抜群の堅守と、ワシントンを中心とした前線の高い決定力を武器に勝点を積み重ねたが、その戦いぶりは個人の力に頼るきらいが強く、チームとしての戦いには多くの問題を抱えていたことは忘れることはできない。
ACLを戦い抜くうえでは、長時間の移動を含めた過密日程という高いハードルも立ち塞がることになるが、果たしてコンディションを保ち続けることは可能だろうか。

Jリーグ連覇にACL制覇、欲張りな願いは吉と出るか凶と出るかが楽しみだ。


【注目の新戦力】

●MF 22 阿部勇樹
注目選手をひとり挙げるとすれば、やはり“唯一”の新加入選手である阿部勇樹ということになるだろう。
だが、注目点は阿部自身というよりも、その起用法ということになる。いまや日本代表の主軸として活躍する阿部の能力に疑いの余地はない。加えて、すでに代表でも田中マルクス闘莉王、鈴木啓太、坪井慶介らとはプレーしているだけにコンビネーションという点でも不安は少ないのだから。
「相当の決意を持って」移籍してきたという阿部の今季にかける思いを考えても、そのモチベーションの高さが窺える。それだけに阿部をJリーグ王者である浦和がどう迎え入れるかが気になるところだ。

本来はボランチの阿部だが、前所属の千葉、オシム監督率いる日本代表では、高い能力、戦術眼が買われ、ストッパーで起用されることもしばしば。いまや登録時の表記すらMFからDFに変わったほどだ。
元々正確なキックには定評があるうえに、高い守備力を併せ持つ阿部はリベロもこなすことも可能だ。さらに、昨季までJリーグで2年連続二桁得点を挙げた攻撃力も魅力のひとつで。そんな多彩な能力を持つ阿部をオジェック監督はどう起用していくのだろうか。
浦和のボランチには鈴木、長谷部のほか、小野伸二、酒井友之といった実力者が揃い、豊富な選手層を誇るチームにおいてもひと際ポジション争いは激しい。そして闘莉王、坪井とともに、3バックを形成すれば、日本代表同様の最終ラインが浦和にできることになるが、果たして。
“唯一”の新戦力がこなすポジションが唯一でないだけに興味は膨らむ。

【開幕時の布陣予想】

2月中旬に行なわれたブルズカップでの惨敗(対ザルツブルク1対3、対バイエルン対0対3)に続き、G大阪とのゼロックス・スーパー杯でも0対4と思わぬ大敗を喫した浦和。調整不足を露呈し、自慢の守備が崩壊するなど、シーズン開幕に向け不安は膨らむばかりである。

もちろん、その背景には故障者が相次いでいることも少なからず影響はあるだろう。ゼロックス杯では、指宿合宿で太ももを傷めた田中マルクス闘莉王のほか、代表合宿で右太ももを傷めた相馬崇人、左足首を傷めている堀之内聖、でん部を負傷している細貝萌、ひざ痛の永井雄一郎らを欠いての戦いを強いられた。加えて、右足関節脱臼部分のプレート除去手術からの復帰を目指す田中達也、右ひざのじん帯を傷めてシーズン前の合宿参加も回避した長谷部誠の開幕戦欠場は決定的な状況だ。

横浜FCとの開幕戦の布陣は、おそらくゼロックス杯をベースにした3-6-1となるだろう。27日の練習では、相馬、堀之内、永井が全体練習に合流し、闘莉王もランニングを始めたという。

ブッフバルト前監督に比べれば、あらゆる面において慎重な姿勢が窺えるオジェック新監督だけに、故障を抱える選手の扱いは気になるところが、相馬、堀之内、永井、闘莉王らの復帰はチームにとって心強いはず。

闘莉王、堀之内が間に合えば、坪井を加えての3バック。唯一の新加入選手、阿部勇樹は鈴木啓太とのダブルボランチが予想され、左サイドには定位置確保をねらう相馬が入ることになるだろう。GKはゼロックス杯でも健闘が目立った山岸範宏、前線は不動のワシントンをポンテと山田がフォローすることになりそうだ。

Reported by 栗原正夫

※布陣予想は2月28日時点のものです

2006年成績
リーグ戦J1 優勝
ヤマザキナビスコカップベスト8
天皇杯優勝
移籍情報
浦和 移籍情報
キャンプレポート
鹿児島キャンプレポート
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