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【2007 戦力分析レポート:横浜FC】J1初挑戦となる今年、更なるチャレンジャー精神を強く持ち戦ってくれることを期待(07.02.27)

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勝敗を予想して豪華賞品を手に入れろ! J1・J2グランプリ2007、いよいよ開幕!
各クラブ監督・選手の今年の目標は!? 「今年の“Will Be”教えてください!」
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【今季のみどころ】

昨シーズン、「夢に蹴りをつける。」というスローガンを掲げて戦った横浜FC。「夢」とは「J1昇格」を指し、それまでシーズンを終えた順位は10位以下が定位となっていた横浜FCにとって、その「夢」は、夢のまた夢のようにも思えた。2006シーズンのスタートは、J初参戦の愛媛にアウェイでまさかの敗戦。夢からは程遠い幕開けだった。それを受け足達監督が解任となり、昨季は横浜FCにとって波乱の幕開けとなった。しかしこの事態が、J1昇格に向け本気であることの証でもあることを感じたファンも多かったはずだ。2節以降、シーズン当初からコーチに入閣していた高木琢也コーチ(当時)が監督に就任すると、チームは破竹の15戦負けなしなど、周囲をも驚かすほどの快進撃を見せ、息を吹き返した。第1クールも中盤にさしかかる頃に2位につけると、それまで長年下位が定着していた横浜FCのファンからは、「もうちょっと夢を見ていたい」という声が聞かれるほどで、サポーターやファンの心を躍らせた。そこからは常に3位以内に定着するという安定した戦いぶりを見せ、「これはずっと続かないだろう」、「夏場は少し落ちてくるのでは」という周囲の予想を見事に打ち破り、そのままJ2優勝・J1昇格を成し遂げ、見事夢に蹴りをつけた。

横浜FCは今年、「勝つために ここに来た。」というスローガンを掲げることを決めた。これには、「J1挑戦者ではあるものの、負けるためにJ1に来たわけではない」、“勝つために、ここに来た。”という選手・サポーター・フロントの強い気持ちが込められている。昨季、どんなに素晴らしい試合を繰り広げた後でも、多くの選手の口を突いて出ていたのは「僕たちは挑戦者なので…」というコメントだった。どれだけ勝点を重ねても、上位に躍り出ても、この気持ちを忘れずにひたむきに戦い続けたことがこの結果(J2優勝・J1昇格)をもたらせたとも言えるだろう。その気持ちを持ち続けることはもちろんだが、横浜FCはJ1での船出に向け、11人の選手を新たに迎えた。昨季、ここぞという時に得点を重ね、チームを昇格へと大きく導いたキャプテン城やアレモン。「ストライカーは、補強のポイントの一つだった。」と話す高木監督にとって、彼らの穴を埋めてくれるべくして加入した、現役時代ともにプレーした経験を持つ久保竜彦の存在は大きい。もちろん彼だけではなく、奥大介、藪田光教、など経験豊富な選手や、玉乃淳や根占真伍、難波宏明といった若いながらも多くの苦労を経験している選手たちも、チームに新たな風を吹き込んでくれそうだ。 新たな選手が加入したことでポジション争いも激化するが、そこも今年のチームの見所の一つであり、また昨シーズンやそれ以前からチームを支え続けている選手たちがあってこその「今」であることは決して忘れてはならない。

今年、チームはまずオーストラリアでのキャンプからフィジカル面の強化や守備面のトレーニングに取り組んだ。2次キャンプから徐々に攻撃面の練習をスタートさせたものの、今月10日に行われたプレシーズンマッチではロッソ熊本相手に苦戦。2-1でなんとか逃げ切ったが、トレーニングを積んでいた守備面でも両サイドを崩されるシーンを何度も見せるなど、JFLチーム相手に課題の残る試合となった。が、それから練習と試合を重ねていく中で、細かい部分などの修正なども含め、現在開幕に向けた準備を一歩一歩着実に行っている。開幕時には、またプレシーズンマッチでは見られなかった横浜FCが見られることになるだろう。

J1初挑戦となる今年、失うことを恐れず、全員で一丸となって、更なるチャレンジャー精神を強く持ち戦ってくれることを期待したい。


【注目の新戦力】

●FW 9 久保竜彦 選手
●FW 16 藪田光教 選手
●眞中幹夫 コーチ
28人の選手でシーズンをスタートさせた横浜FCは、今季新たに11人の戦力を加えた。
その中でも、ひときわ注目を集めているのは、やはり横浜F・マリノスから移籍した久保竜彦だろう。移籍後の彼の一挙手一投足は常にメディアの的で、練習後の彼の周りは、連日黒山の人だかり。そんなところからも注目の高さをうかがわせる。彼のプレーや能力は既に皆さんご存知の通りだが、高木監督も現役時代ともにチームでプレーしたことのある選手であるだけに、監督が彼をどう起用するかにも注目してほしい。

また、その久保と同い年でもある藪田光教も特筆すべき選手の一人である。読売で育った彼は、そのままヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ1969)のトップへ昇格。その後、横浜FCが設立された1999年。藪田は、その横浜FC元年を、横浜FCで過ごし戦った選手の一人でもある。何もないところ・JFLからのスタート、横浜FCの一番大切な時代を知る貴重な選手の一人なのだ。藪田自身も、今回の加入にあたり「横浜FC設立一年目、声をかけてもらい、JFLの大事な一年を過ごしました。だからこそ、今の自分があると思っています。」とコメントを残している。当時の熱い想い以上に熱い気持ちを持ってピッチに立ってくれるに違いない。

また、JFL時代を知る男と言えば、チームに新たに加わった中にもう一人いることを忘れてはならない。眞中幹夫コーチだ。前述の藪田同様、チーム設立の1999年に横浜FCに加わると、それから横浜FCをJリーグへ導くなどチームの原動力となりながら、6年間、横浜FC一筋でプレーし、2004年にユニフォームを脱いだ。以後、下部組織で指導者としての道を歩み始め、今季、3年ぶりにトップチームに戻ってきたかたちとなる。「このクラブには悪い時代もありました。チーム発足時の「色々な人の想いが詰まって出来たクラブ」というその根本的な部分は決して忘れてはいけないと思います。僕はその心を、選手やクラブに継承していきたい。また、僕がこの様にトップチームに帰ってくるというのは、発足時から応援してくださっている方々への恩返しでもあると思っています。」と眞中コーチ。現役時代に見せた熱い魂を、今度はコーチという立場で燃やしてくれることだろう。

【開幕時の布陣予想】

今季のプレシーズンマッチで4−1−4−1というシステムを披露した横浜FC。シーズン開幕後もこのシステムで戦うものとみられる。4−4−2で戦った昨年は、一年を通して全員が「守備」に関しての強い意識を持ちながら、奪ったボールを速い攻撃でFW陣がゴールに押し込んだ。今季、城やアレモンなどストライカーが抜けた穴は大きいが、それを埋めるかのように久保や奥、薮田など、多彩な才能を持つタレント達がチームに加わった。

「FWだけでなく、色んな選手が得点を取ることが出来るチームに」と話す高木監督。今季、ワントップを敷くものの、2列目にはFWをこなす選手も多く名を連ね、流動的に動く中で、時には「3」トップ、「4」トップとなって攻撃を仕掛ける場面も見られるはずだ。
ポジション争いも激化しているが、これまでチームを支えてきた選手たちと外国籍選手を含めた新加入選手の融合、そして J1の舞台では限られてくるであろう数少ないチャンスの中で、それをどれだけ得点に絡めることができるか、そのあたりが、横浜FCがJ1で戦っていく上での大きな鍵を握ることとなるだろう。

チャレンジャー精神を持って果敢に挑む彼らのJ1での戦いぶりは、必見だ。

Reported by 浅野有香

※布陣予想は2月28日時点のものです

2006年成績
リーグ戦J2 優勝
天皇杯3回戦敗退
移籍情報
横浜FC 移籍情報
キャンプレポート
シドニーキャンプレポート
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