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【J1:第10節 横浜FC vs 神戸 レポート】新旧の力がうまく絡み合った神戸が完勝。ブーイングに包まれる三ツ沢に降り注ぐ冷たい雨は、横浜FCの涙雨か。(07.05.06)

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5月6日(日) 2007 J1リーグ戦 第10節
横浜FC 0 - 3 神戸 (13:03/三ツ沢/4,458人)
得点者:'33 朴康造(神戸)、'44 大久保嘉人(神戸)、'89 朴康造(神戸)

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試合が動いたのは33分。神戸は、相手陣内・左サイドに5mほど入った地点でボールを奪うと、大久保から中央を迫力満点に駆け上がるボッティへ展開。これに対応しきれなかった横浜FCのディフェンスを後目に、さらに右奥に走り込んだ朴康造が、DFを十分に引きつけたボッティからパスを受け、GKとの1対1を落ち着いて決めて、先制点をあげた。

さらに前半終了間際に神戸に追加点がもたらされる。今度は右サイドで相手ボールをカットすると、オフサイドラインギリギリで抜け出す左サイドの大久保へ、レアンドロがスルーパス。あとは、大久保は、ループ気味のコントロールショットを、ゴール右スミに流し込むだけだった。

前半を振り返って、2失点した横浜FCの高木監督は、「セカンドボールが拾えず、そこからの組み立てを相手に許してしまった」と語る。しかし、それ以上に差があったのは、神戸のDFやボランチが自陣深くで処理するボールには、プレッシャーがなかったため、容易にパスとして攻撃につなげられていたのに対し、横浜FCの選手たちは、深い位置でも神戸のプレスにさらされ、パスではなく苦し紛れの『クリア』に近いプレーを余儀なくされ、結果、ルーズボールがことごとく相手に渡る、という状況におちいってしまった点ではなかっただろうか。

後半は、2点のビハインドを負った横浜FCが、開き直ったように前掛かりになり、押し込む展開に。特に、後半頭から途中出場の内田は、相手の1列目と2列目、2列目と3列目の間に巧みに入り込み、後方からボールを受けては前を向き、攻撃を活性化させていた。結果、何度もサイドからフリーになった選手がクロスを上げるなど横浜FCがボールを支配するが、中央を固める神戸DFにことごとくクリアされてしまい、得点することができない。

一方の神戸も、押されっぱなしというわけではなく、時おり速い逆襲を見せ、相手ゴールを脅かす。試合終了直前には、ダメ押しの3点目が決まった。中央でレアンドロがカウンターの起点となると、そこからパスを受けた朴康造が、無人の右サイドを高速ドリブルで疾走し、GKとの1対1をゴール左スミへ蹴り込むという、鮮やかな速攻だった。

今季初の昇格組の直接対決となった一番も、終わってみれば0−3。神戸は、昨シーズン攻撃の中心を担った朴康造が2得点、さらに大久保がゴールをあげれば、レアンドロが2アシスト、ボッティが1アシストと、新旧の力が絡み合った会心の勝利。4−4−2システムを採用していたこともあって、去年とは別のチームになっているという印象を強く感じさせられた。

横浜FCには、昨季の第4クール、神戸の両ウイングを、サイドでブロックをつくり完全に止め勝利した面影はまったくない。J2で鉄壁を誇った守備を、新しいメンバーでJ1勢相手に通用するよう、時間をかけてでも再構築するか、あるいは、ほかのやり方を考えるのか。いずれにせよ、J1残留という目標のために残された時間はあまり多くはない。

試合終了後、三ツ沢は、今季のホームゲーム初となるブーイングの嵐に包まれる。キックオフ前からピッチを打つ冷たい雨は、いつ止むともなく、強く降り続けていた。

以上

2007.05.06 Reported by 二本木 昭
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