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【J1:第11節 清水 vs 新潟 レポート】昨年の雪辱を果たすオレンジダービーの勝利!清水が藤本の今季初ゴールなどで勢いを掴む(07.05.12)

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5月12日(土) 2007 J1リーグ戦 第11節
清水 3 - 1 新潟 (15:04/日本平/12,197人)
得点者:'4 岡崎慎司(清水)、'44 藤本淳吾(清水)、'73 藤本淳吾(清水)、'88 エジミウソン(新潟)

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過密日程の中で両チームとも満足のいくサッカーはできなかったが、「絶対に勝たなければいけないゲーム」(長谷川監督)で完勝した清水にとっては、さまざまな意味で勝点3以上の価値がある勝利だった。

ホームの清水は、先週のG大阪戦で右足首を捻挫した藤本が、早い回復を見せて先発し、リーグ戦ここ4試合同じスタメン。新潟も、出場停止のマルシオ・リシャルデスの代わりに松下が右MFに入った他は、現状のベストと言えるメンバーで、水曜の甲府戦(アウェー)から新潟に戻らず、そのまま日本平に乗りこんだ。

立ち上がりは、ホームの利のある清水が主導権を握った。1分に藤本の右CKからチョのヘッドで決定機を作ると、3分にも速攻から岡崎が惜しいシュートを放つ。そして、4分にもう一度右CKを得て、1本目と同様の藤本の正確なキックから岡崎がヘッド。これがDFに当たってコースが変わり、ゴール左に決まって清水が幸先良く先制点を奪った。
シュート自体にはラッキーな面もあったが、2本続けてCKでのマークをあいまいにしてしまったことは、新潟にとっては痛恨のミスだった。

その後も、新潟の動きに冴えがなく、ミスも目立って、清水が主導権を握ったまま試合が進む。ただ、清水が何度かチャンスを作った中で決めきれず、そのうちに清水のほうにもミスが目立つようになって、暑さの中、徐々に試合が膠着していく。
だが、そのまま1-0で前半が終わるかと思われたアディショナルタイム、チョのパスでペナルティエリア内に飛び出した藤本が、本間に倒されてPKを獲得。今季からPKのキッカーに指名された藤本が、これを自ら冷静に決め、待望の今季初ゴール。清水が大きな追加点を奪って後半に折り返した。

2点を追う立場になった新潟は、ハーフタイムでようやく目覚めて、後半のキックオフと同時に運動量を増やし、前線から厳しくプレッシャーをかけて攻勢に出る。ボールサイドに人数をかけて素早く囲んでくる新潟のプレッシングを、清水の選手たちはかわしきることができず、後半の立ち上がりは新潟が流れをつかんだ。
だが、6分の千葉のミドルシュートは、清水の守護神・西部がスーパーセーブし、8分のエジミウソンのループシュートも枠には飛ばず。新潟がペースをつかみながらも攻めきれない展開の中で、清水の長谷川監督は、右膝を痛めた岡崎に代えて、ケガから復帰の枝村を投入して(19分)状況の改善を図る。これが徐々に効果を発揮して、前がかりになって攻める新潟に対して、清水の鋭いカウンターが新潟ゴールを脅かし始めた。
27分に速攻からフェルナンジーニョのパスで枝村がGKと1対1になった場面では、GK北野のセーブに阻まれたが、その1分後にはまたもカウンターからビッグチャンス。ワンタッチパスを連続させてきれいにDFラインの裏をつき、フェルナンジーニョのヒールパスで2列目から飛び出した藤本が、左足できっちりゴール右隅に決めて、新潟を突き放す3点目を奪った(28分)。

終盤は、新潟がさらに前がかりになって攻めるが、清水の守備陣が左右からのクロスをしっかりと弾き返し、冷静かつ集中した守りを見せる。42分に市川がペナルティエリア内で矢野を倒してPKを与えてしまい、これをエジミウソンに決められるが(43分)、その後は清水がきっちりとゲームをコントロールして、3-1のままタイムアップの笛を迎えた。
昨年4試合戦って一度も勝てなかった新潟を破ったこと、10番・藤本がようやくゴールを決めたこと、岡崎がプロ2点目を決めたこと、枝村がケガから復帰したこと、後半の苦しい時間にカウンターから追加点を奪ったこと、そして何より静岡ダービー(5/3)でつかんだ勢いを、ホーム2連勝で加速させたこと。清水がいよいよ乗ってきそうな予感を大いに感じさせるオレンジダービーの勝利だった。


以上

2007.05.12 Reported by 前島芳雄
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