5月13日(日) 2007 J2リーグ戦 第15節
山形 1 - 1 東京V (14:04/NDスタ/8,221人)
得点者:'72 ディエゴ(東京V)、'77 臼井幸平(山形)
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●樋口靖洋監督(山形):
「まず、今日は8000人を超えるお客様に来ていただいた。これは本当にうれしいことであり、感謝申し上げます。その8000人を超えるみなさんに勝ち点3を届けられなかった、これは残念に思います。ただ、しっかりと我々が最後まで闘う姿勢、スピリットはお見せできたと思います。『また来たい』と思っていただけるような試合を続けていきたいと思っています。
ゲームのほうは、ヴェルディが前節で連敗を止めて上り調子な感じ、非常に個の能力がまた輝き始めているという相手で、非常に難しいゲームを想定していました。我々はレギュラーメンバーが出場停止、あるいは怪我人が続出するなかで、非常に難しいゲームになったんですが、今日の勝ち点1というのは意味があるのかなと思っています。
今日代わりに入った選手たちが、そのチャンスをしっかりと活かそうと高いモチベーションで臨み、チーム全体のコンセプトが浸透しているという手ごたえを感じました。それから、最後まで闘う強いメンタリティという部分も全員が共有していることが確認できたことは、価値あることだと思います。
相手の個人技を抑えることで少し苦労しましたが、我々は常にアラートな状態を保って、いい奪い方、いい守備でゲームをつくることができたと思います。これをしっかりとベースにして、次は勝って連勝を続けられるようにしていきたいと思います」
Q:渡辺選手の欠場についてうかがいたかったのですが?
「首が朝、痛くなったということです」
Q:今日出場した佐藤健太郎選手と園田拓也選手ですが、チームの中でフィットしてきているという手ごたえはありますか?
「チーム全体でのコンセプトの浸透というのは、彼らを通して感じます。ただ、まだ細かなミスが多い。局面での判断の問題だったり、あるいは技術的な問題だったり。ただ、チームとしてやるべきことは理解している。そのへんを課題にしながら、彼らに成長してほしいと思っています」
Q:木藤選手をボランチで起用した意図について。
「彼はここ数試合、交代で出場して、すごく短い時間で素晴らしいパフォーマンスをしてくれていると思います。こちらが交代で出すときに、与える指示、今の状況というのをしっかりと把握してプレーできている。今日のボランチというのは、彼にとってなかなか難しいポジションだったんですが、正直言って、新たな発見があったかなと思っています。非常にセカンドボールに対して『鼻が利く』と言いますか、彼が入ってからさらに、相手が船越選手を入れて長いボールが多くなって、そのセカンドボールをどう拾うかというところを、非常に勘よくやってくれた。新たな発見というか、大きな収穫だと思っています」
Q:立ち上がりに向こうのペースになったと思いますが、戦前の予想と違っていたことはありましたか?
「いや、だいたい想定どおりですね。少し風が……風下にうちが立っているという状態だったという部分で、少しあいまいな状態になったのと、セカンドボールをはね返せなくて、拾われる場面が多かったのが押し込まれた要因かと思っています」
Q:船越選手が入ってきた後、マークが甘くなったのかなと思いますが、そのあたりの守備についてはどう評価していますか?
「あれだけの体を持った選手で、ボールを入れられるとどうしてもキープされる。基本的には、ゾーンで守るということをうちは変えるつもりはなかったですし、多少甘くなった部分はあったんですが、木藤、宮沢たありがしっかりプレースバックして囲むというシーンが多かったので、サイドでフッキが逃げたとき以外は、そんなに大きな問題はなかったと思っています」
Q:横山選手も初のスタメンでしたが、今日の評価は?
「プレーの継続性という部分では、少し物足りなかったですね。時々、素晴らしい飛び出しを見せたりとか、後半に見せたオーバーヘッドキック、ショートコーナーからのヘディングとか、ポイント、ポイントでは彼の持ち味の部分、嗅覚のようなものを見せたと思います。ただ、それがコンビネーションの部分で周りとの関係で動けるか、あるいは連続性の部分、そのへんのところは彼の課題だと思いますので、今後修正してもらいたいと思っています」
Q:後半20分に、その横山選手に代えて林選手を投入した意図は?
「まずは、横山が少し連携の部分でうまく関係が作れていない。後半は少し改善された部分はあったんですが、切り換えが遅くなってきて足も止まり始めた。そこでフレッシュな選手として、林晃平なんかは特にスペースへ出ていける。特にサイドバックの裏へ出ていきたいというのがあったので、そのタイミングで、スペースを突くことで流れを変えたいという意図ですね」
Q:失点のシーンは左サイドで突破を許して、中で自由にさせてしまった。あの失点についてどのように感じていますか?
「ほとんどの時間、我々は集中してアラートに守れたんですが、フッと、スローインからだったと思ったんですけど、一瞬の隙、それとフッキ選手が背負いながらもボールを前にフィードできるうまさ。あれをゴールに入れられたのはちょっと残念ですけども、あれだけ強烈な、個の能力が高い選手がいるチームなので、1回はあるかなということは覚悟していた部分はありますね」
Q:今日はセンターラインで守備をまとめてきた3人(レオナルド、秋葉、渡辺)が欠場ということなんですけど、そのなかで1失点に抑えたディフェンスラインについての評価をお願いします。
「冒頭でも言いましたけれども、全員がチームコンセプトを理解している、それを確認できたゲームだと思います。誰が出ても持ち味を出すことで、チームの狙いをある程度できるなという手ごたえは感じましたね」
Q:得点シーンはまたセットプレーでしたが、狙いどおりでしたか?
「本当に長い距離を走って臼井が外をフリーな状態で走り込んでくる。そこへピンポイントで合わす財前のキック。非常に精度の高いいいプレーだったと思います」
以上















