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【J2:第15節 C大阪 vs 札幌 レポート】C大阪は決定機をモノにできず、チャンスを生かした札幌は1点を守りきって勝利(07.05.14)

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5月13日(日) 2007 J2リーグ戦 第15節
C大阪 0 - 1 札幌 (16:03/長居2/6,272人)
得点者:'65 中山元気(札幌)

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試合終了のホイッスルが鳴ると、アウェイ側の札幌サポーターから大きな歓声が起こった。それに対して静まり返るC大阪サポーター。0-1という点差以上に、明暗の差は大きかった。
 
C大阪にとっては、週初めに西村昭宏GMと都並敏史前監督の解任、レヴィー・クルピ新監督の就任が発表されてから初めてのゲーム。ただ、試合前日になって新監督の来日が間に合わないことが判明、札幌戦に限っては、新しく就任したばかりの貴志俊治コーチが指揮を執ることになった。

キックオフの瞬間から、C大阪の選手たちの意気込みがピッチ全体にほとばしった。システムはこれまでの4バックから3バックへ。急造ながら、阪田章裕と山下達也の両ストッパーが強さを見せ、江添建次郎がラインを統率する。藤本康太と香川真司の、ほとんど初めてという組み合わせになったボランチコンビの奮闘も光った。右サイドの酒本憲幸とトップ下に入った柿谷曜一朗を起点に、FWの苔口卓也と金信泳(キム・シンヨン)が相手バックラインを脅かした。

3分には香川の思い切ったシュートがポストにはじかれ、5分にはスルーパスに抜け出した金が惜しいシュートを放つ。「いい入りができた。選手たちが今週4日間集中した成果が出た(立ち上がり)10分間だった」。貴志コーチが振り返ったように、上々のスタートだった。

前半41分にも苔口のループシュートが飛び出すなど、押し気味に試合を進めたC大阪。ただ一方で、相手の攻撃に耐えていた札幌が、しっかりと守ることで徐々に自分たちのリズムにしていたのも事実だった。ハーフタイムに札幌・三浦監督は、「(C大阪の)金選手はすごく強いので、あそこのセカンドボールを拾えればと思ったがなかなか拾えなかった。あそこに強い選手を入れないとどっちに試合が転ぶかわからない」と考え、ボランチのカウエに代えて大塚真司を投入した。が、後半のスタートにもC大阪はビッグチャンスを迎えている。48分には、香川、金が立て続けにシュートを放つがゴールを割ることができなかった。

61分、C大阪は柿谷を下げて、左アウトサイドに中山昇を投入、古橋達弥をトップ下に移す布陣に変更した。「流れが変わる寸前で、あのあたりは全体に疲れもあって足が止まっていた。フレッシュな選手を入れて起点を作ってみたいという狙いがあった」。貴志コーチは交代の意図を説明したが、相手の先制点が入ったのはその4分後。何とも皮肉な展開になった。

65分、札幌は左サイドバックの西嶋弘之のクロスにFW中山元気がヘディングで合わせて1点をもぎとった。相手GKとDFの間にうまく入り込んだ形で、それまで集中して守ってきたC大阪のディフェンス陣には、悔やんでも悔やみきれない失点になった。

1点リードしてしまうと、札幌は強い。圧倒された前半の姿はどこかに消え去り、相手のボールを支配されながらも要所を締めてゴールを割らせなかった。さらにC大阪のシュートがことごとく決まらないという「ラッキーもあった」(三浦監督)。C大阪は最後まで攻め続けた。シュートは16本、決定機は前後半合わせて6,7回はあった。

「いくらプレーで勝っていても、最後の精度がなければこういう結果になってしまう」。初先発したFW金信泳は悔しがった。「次のゲームにつながるようにと取り組んだ」と話したC大阪・貴志コーチ。監督不在という厳しい状況で、選手たちは確かに気迫を見せた。が、「僕たちのツメが甘かった」(藤本)のも確か。結果はまたしても出なかった。

以上

2007.05.14 Reported by 横井素子
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