5月23日(水) 2007 ヤマザキナビスコカップ
神戸 2 - 4 G大阪 (19:00/ホムスタ/5,827人)
得点者:'11 マグノアウベス(G大阪)、'54 バレー(G大阪)、'59 ボッティ(神戸)、'76 バレー(G大阪)、'77 マグノアウベス(G大阪)、'82 ガブリエル(神戸)
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19、20日に行われたJリーグ第12節とは6人のメンバーを入れ替えて挑んだ神戸と、アウェイ側のG大阪は全く同じメンバーで挑んだナビスコカップ予選リーグ最終節。既に予選突破の可能性が消えている神戸に対し、他力が働いてではあるものの予選突破の可能性を残すG大阪と、両者にとってこの一戦の重みは大きく違っていたことが、そのまま結果にも表れたかのような展開になる。
序盤からペースを握ったのはG大阪。ラインを高く敷き、守備から攻撃をコンパクトに保つ中でイニシアチブをとり、前がかりに戦いを進める。先制も早かった。11分、MF二川のスルーパスはFWマグノアウベスを経由してFWバレーへ。そのままシュートに持ち込むかと思われたが、FWバレーはパスを選択。再度FWマグノアウベスにマイナスのパスを送り、それをエースが落ち着いて決める。試合を優位に進めるためにも欲しかった先制弾。これを手にしたことで、G大阪はより落ち着いて試合を進めていく。
対する神戸は防戦一方の展開。相手の攻撃を怖がりすぎたのか立ち上がりから引き気味となり、必然的にボールを奪う位置も低くなることで、思うように攻撃が仕掛けられない。横パスを繋ぎながら好機を伺うものの、意図の感じられるボールを前線に送り込むことができず、苦し紛れの仕掛けはことごとくG大阪に摘まれていく。結果、コーナーキックからのシュートチャンスを4度得たものの、流れの中からは殆ど決定的な形を作れず、うまく流れを掴みきれずに前半を終える。
1点を追いかける神戸と、1点では物足りないG大阪。次の得点がどちらに生まれるかに注目が集まったが、後半立ち上がりは五分の展開。「きっちり落ちついてやればいい」という松田監督のゲキが飛んだ神戸はFW近藤に代えてFWレアンドロを投入。更に50分にもMF岸田に代えてMF大久保を投入するなど前線にフレッシュな顔ぶれを据えて得点への意欲を示す。対するG大阪は「取り急いでバランス崩すな」という西野監督の指示のもと、無闇に攻勢に出る事はなく、落ち着いた立ち上がりをみせる。
そんな中、追加点はG大阪に生まれる。54分、MF遠藤の左CKをFWバレーが頭でとらえ0−2。これで楽にゲームを進めるかと思われたが、59分。神戸がゴール前、ほぼ中央という絶好の位置からのフリーキックを得ると、キッカーはMFボッティ。右足で放たれたシュートはG大阪の壁、DFシジクレイとFWバレーの間を縫ってゴールへと突き刺さり、神戸が1点差に詰め寄る。
ボッティの今季初ゴールで勢いづいた神戸だったが、更なる追加点を目指して前がかりになった終盤は、逆にG大阪の怒涛のゴールラッシュにさらされる。76分、MF二川のパスを受けたFWバレーがこの日2点目となるゴールを叩き込むと、その直後の77分には相手DFのパスミスを拾ったFWマグノアウベスが落ち着いて決める。これで1−4と大きく神戸を引き離したG大阪だが、それでもゴールへの意欲を示すかのように前がかりの姿勢を崩さず。81分にはMF明神に代えてMF家長を投入し、強気の姿勢にでる。だが、MF家長の投入でMF遠藤をボランチにさげるなど、ポジションチェンジを図った直後。G大阪の陣形が整わないうちにカウンターを仕掛けた神戸は82分。MFボッティからの浮き球をFWガブリエルがファーサイドで頭であわせ2−4。ホームサポーターの前で執念を示すが、それ以上のゴールは奪えず。残り時間を危なげなく進めたG大阪が2−4で勝利した。
この結果、G大阪はグループ2位ながら決勝トーナメント進出が決定。首位通過を目論んでいたG大阪にとっては思わぬ苦戦を強いられたが、予選リーグ突破という最低限の目標は達成し、決勝トーナメントへと駒を進めた。準々決勝の相手は浦和。因縁の対決は7月7日に行われる。
以上
2007.05.24 Reported by 高村美砂
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■注目プレイヤー: マグノ アウベス選手(G大阪)
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