5月26日(土)J1 第13節 横浜FC vs 大分(13:00KICK OFF/三ツ沢)
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J1リーグ第13節では、ナビスコカップ予選Cグループに属し、第5戦終了時点までともに首位の座を分け合いながら、最終戦で敗れ決勝トーナメント進出を逃した横浜FCと大分が、三ツ沢で激突する。ナビスコカップでの対戦成績は大分の2勝だ。
リーグ戦最下位の横浜FCと15位大分の勝点差は5。ここでもし横浜FCが負けると、その差は8ポイントとなり、大分がひとまず抜け出す形となる。J1残留の確率を少しでも高くするためには、勝点を稼ぐことも重要だが、残留争いの泥沼に1つでも多くのチームを留めておくことも重要である。特に、千葉、F東京、甲府、大宮と、その時々で順位の近いチームとの直接対決にことごとく敗れている横浜FCにとって、何としても「連敗」を止めておきたいところだ。
さらに、昨シーズン横浜FCに在籍し、J2優勝に大きく貢献したブラジル人の攻撃的MFアウグストが、現在、大分に所属しているという因縁までついている。アウグストは5月19日の12節川崎F戦で、1ゴール1アシストと活躍するなど調子は上向き。特にFWセルジーニョとのコンビは強力で、2人だけで決定的なシーンを作り出してしまうほどの破壊力をもつ。ちなみにナビスコカップの横浜FC戦では、アウグストは2戦とも欠場している。三ツ沢のサポーターが彼をどのように迎えるのかは、試合以外の大きな見どころといえよう。
横浜FCは、ダブルボランチをどのような組み合わせで臨むのかが、思案のしどころの一つだろう。リーグ戦では山口・根占のコンビを長く採用していたが、なかなか結果が出ないということで、リーグ12・13節はナビスコカップ第5戦で勝利をあげたときの2人、鄭容臺・吉野を起用した。しかし、23日のナビスコカップ第6戦は、再び山口・根占に戻している。
山口・根占の2枚の場合、山口がボールの収まりどころおよび攻撃の起点となり、わずかながら攻めの形や時間帯をつくることができる。しかしそれだけに、相手チームは狙いどころを山口に絞ればいいという状況が生まれ、押し込まれる展開になるケースが目立つ。もう1〜2人ボールを落ち着けられる選手がいれば、山口の負担も軽くなるのだろうが、いかんともしがたい状態だ。ただ、根占が攻撃参加のタイミングをつかみつつあることなど、まだまだ伸びしろはありそうな組み合わせで、見切りをつけるのは早計というものだろう。
鄭・吉野のコンビの特長は、守備力と豊富な運動量。ただし、2人ともボールをさばいて攻めのリズムをつくるタイプのプレーヤーではないため、攻撃がロングボール一辺倒になりがちだ。結果として、競り合いのこぼれ球をうまく拾うか、相手DFのミスを誘うくらいしか得点を奪う方法がないという事態になりやすい。2−0で勝利した12節の広島戦などは、これがうまくハマったゲーム(得点シーンなどは象徴的ですらある)で、逆に13節大宮戦などは、当時最下位だった相手から、1試合を通じてわずか2本のシュートしか放てなかった。
山口・根占、鄭・吉野、どちらの組み合わせでいくのか、それとも新たなコンビを試すのか。そこに、平本やアドリアーノをどう絡めていくのかということも興味深い課題だ。昨年、苦境に陥るたびに優れた手腕を披露した高木監督の決断に注目したい。
対する大分のシャムスカ監督も、日本で若くして名将の名をほしいままにしている人物。両監督の采配が、両軍の明暗を分ける。
以上
2007.05.25 Reported by 二本木昭
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■注目プレイヤー: 鄭 容臺選手(横浜FC)
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