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【J2:第19節 水戸 vs 鳥栖 プレビュー】迷いのないサッカーで3連勝中の鳥栖とけが人続出で3連敗の水戸。キャプテン吉本復帰で水戸は悪い流れを断ち切ることができるか。(07.06.01)

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6月2日(土)J2 第19節 水戸 vs 鳥栖(19:00KICK OFF/笠松)
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 サッカーの神様はどれだけ水戸に試練を与えればいいのだろうか。これまで度重なるけが人に悩まされ続けたが、前節草津戦でも大和田が全治7ヶ月という右ひざの靭帯断裂を負い、西野も肋骨を骨折してしまい、全治4週間。まさに「野戦病院」と化してしまっている。「まったくゲームプランが立てられない」と前田監督も嘆くしかない状況だ。また、今節は小椋がU22代表合宿のため欠場。主力の大半を欠くだけに、苦しい試合となることだろう。

 水戸は現在3連敗中。結果だけでなく、ここ3戦は内容も伴っていない。第1クールでは結果こそ出なかったものの、アクションサッカーの意識は日々浸透していき、ゲーム内容も上昇していた。だが、ここ3戦はディフェンスラインが下がってしまい、ボールを奪った後も意図のないプレーが多く、第1クールで見せたような迫力のある攻撃は見られない。また、守備でも高い位置からプレスをかける守り方ではなくなり、自陣に全員が引いてしまうという守備的な戦いをしていた昨季までの戦い方になってしまっている。メンバーが大幅に替わったことによる連携不足も顕著で、前節の失点も連携ミスから奪われたものであった。「下がろうという意識は自分たちにはないんだけど、イージーミスも多く、連携も取れないので下がらざるを得ない展開になってしまっている」(村松)のが現状である。

 今の水戸にとって、鳥栖は最も嫌な相手だろう。「(シーズン序盤と)サッカーが変わった」と前田監督が言うように、中盤で細かなパスをつないでゲームを作るサッカーから、今では中盤を省略して前線の藤田、レオナルドにロングボールを送り、そこで起点を作り、攻撃に厚みをつけるというシンプルなサッカーを繰り広げるようになっている。そして、前線でボールを奪われてもすぐに攻守を切り替え、前線から激しいプレスを繰り返し、相手の前線と最終ラインを分断することで攻め手を与えない。また、ロングボールを多用し、中盤を間延びさせておいて、後半途中に尹を投入し、中盤で攻撃の起点を作るなど90分通しての戦い方が徹底しており、それが3連勝という結果につながっている。

 これまで最終ラインでのミスの多い水戸はとにかくプレーの選択をハッキリさせることが重要だ。蹴るところは蹴り、つなぐところはつなぐという意識を徹底させることで鳥栖のプレスをかいくぐりたい。また、前線からのプレスは水戸にとっても生命線。鳥栖以上に果敢にプレスをかけることで主導権を握りたいところだ。けが人が多く、連携面に不安があるからこそ、1人1人がいつも以上に声をかけあって前線から連動した動きを見せることが必要になってくるだろう。

 そういった意味でも今節から復帰する吉本にかかる期待は大きい。チームメイトから絶大なる信頼を得る吉本がコーチングでチームを一つにすることができるか。27日に行われたサテライトリーグ横浜FC戦では吉本が絶妙な統率力を見せ、完封勝利。後半、センターバックを組んだ木村は「吉本さんが声を常に出してくれるので、やりやすかった」と話したように、吉本の存在がチームに安定感をもたらしたのである。コンディション面でも「問題ない」と言っており、吉本の復帰でチームは変わることだろう。

 また、吉本だけでなく、そのサテライトの試合に出場した全員が気持ちのこもったプレーを見せた。かなり暑い中で行われた試合であったが、運動量で横浜FCを圧倒。特に岩舘、塩沢、木村、金基洙といった選手たちの切れのある動きは目を見張るものであった。それも「(けが人が多い状況は)僕らにとってチャンス」(木村)という強い気持ちがあるからこそ。この試合において、前田監督は「サテライトのいい流れを持ち込みたい」と言っており、彼らの起用も十分に予想される。「けが人が出ても言い訳にならないし、同じようにやれないといけない。変わって出る選手がやれないとチームは強くならない」と村松が言うように、水戸が一回り大きくなるためにも今節出場する選手たちの奮闘が求められるのだ。

 大和田がけがをする前に常に言っていた言葉がある。「結果を出せないことは試合に出てない選手たちに申し訳ない。出ている選手はチームの代表。出てない人の気持ちもしっかり背負って、責任を持ったプレーをしなければならない」。7ヶ月サッカーから離れることとなってしまった大和田。けがした直後は「落ち込んだ」と言うが、今では暗い顔ひとつせずにグラウンドの脇で懸命にリハビリをする日々が続いている。それを見て、他の選手は何を思うか。

けが人が多い。小椋が欠場。チームは苦しい状況。だからどうした。この試合に出場するメンバーこそが、水戸ホーリーホックを代表する11人なのである。決して彼らは「代役」ではない。選ばれた11人だということを忘れないでほしい。堂々と胸を張って、自信を持って、勝ち3を取りに行こう。そして、水戸ホーリーホックの底力を見せてやろう。

以上

2007.06.01 Reported by 佐藤拓也
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