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【J2:第19節 東京V vs 愛媛 レポート】何が起こるかわからない「サッカーの面白さ」に敗れた東京Vはラモス体制初の4連勝ならず。愛媛の連敗を止めたのは青野のJ初ゴール!(07.06.02)

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6月2日(土) 2007 J2リーグ戦 第19節
東京V 0 - 1 愛媛 (13:03/味スタ/4,885人)
得点者:'49 青野大介(愛媛)

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ラモス監督いわく、「これがサッカーの面白さだ」。勝ち点3を手にしたのは、19本のシュートを放ち、終始試合を押し気味に進めた東京Vではなく、シュート数わずか5本でも、たった一度の決定機にあっさりとゴールを奪った愛媛だった。内容とは正反対の結果が出ても不思議じゃない「サッカーの魅力」の1つに、東京Vは泣いた。

2年目を迎えているが、ラモス・ヴェルディにはいまだ4連勝がない。とはいえ7連敗を止めて以降4勝1分と着実に進歩を見せており、さらにこの試合も圧倒的に東京Vペースで進んでいただけに、初の4連勝は手中にあるかのように思われた。
だが、現実はそううまくはいかないものだ。

前半23分、クロスボールのこぼれ球を廣山望が巧くコースを狙ってヘディングシュートを放ったが、バーを叩いてしまう。その跳ね返りボールが土屋征夫のもとへ落ち、すかさず左足でボレーを狙うがGK佐藤昭大のファインセーブで止めらてれしまった。
これを機にジワジワと愛媛陣内でのプレーを増やし優勢にゲームを進めていく。
同39分、GK佐藤のミスキックからボールを得た廣山のシュートがまたしてもバーに嫌われると、41分フッキがフリーで左足シュートと、前半終了間際に決定的場面を連続で作ったがノーゴール。
さらに後半に入ってわずか3分、フッキが体を張ってキープしたボールをディエゴがさらってゴール前に持ち込み放ったフリーのシュートが再びGKのファインセーブで阻止されると、試合の優劣は一気に逆転したのだった。

 わずか1分後の後半4分、DFを背負いながらも愛媛・藤井貴が左利きの青野大介に合わせてうまく落とすと、矢のような一撃が東京Vゴール右隅に突き刺さった。青野のJ初ゴールは「値千金」となった。
 1チャンスをモノにした愛媛は、これで急速に勢いづき運動量が増える。とはいっても、「攻める」というよりも「守り」に対して出足が良くなり、その後も続いた東京Vの強力な攻撃に対してしっかりとプレスをかけに走り、危険な場面を迎える前に潰すことができるようになった。リードした愛媛にとっては、これ以上無理に攻めなくてもただひたすら「1点」を守りきるだけで良かったのだ。

 「決定機に決められないと、守っている方にはジャブのように効いてくるし、相手を乗せることにもなってしまう」GK吉原慎也の言葉通り、後半21分東京Vの決定的シュートがバーを越えると「1」点が徐々に重くのしかかりはじめ、焦りからか敗戦中の最も悪いパターンだった「中での攻撃ばかり」が顔を出しはじめ、有効である「サイド攻撃」は鳴りを潜めてしまったのだった。
結局、異例の6分間という長いロスタイムにも愛媛は踏ん張り、最後まで虎の子の1点を守りきった。

内容で勝った東京Vにとっては、シュートが2度もバーに嫌われるなど「ツキが無かった」と言ってしまえばそれまでかもしれない。しかし、その「ほんのちょっとしたところ」に結果としてどれだけ大きな違いがあるのかを、嫌というほど味わい続けてきただけに、悔しさはよけいに強い。

 前回は1敗を引きずって連敗を招いてしまったが、「今のチームは雰囲気が最高に良いから大丈夫!!」富澤清太郎が太鼓判を押す。進むべき道がはっきりと見えてきた証拠だろう。もう同じ過ちは犯してはならない。

 サッカーは勝利してこそ面白いはず。やはり「サッカーの魅力」は勝って伝えたいところだ。

以上

2007.06.02 Reported by 上岡真里江
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