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【J2:第20節 湘南 vs 水戸 プレビュー】貫くべきは変わらぬ自分たちのサッカー。敗戦にも内容に手応えを掴む両者が結果を求めて対峙する。(07.06.10)

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6月10日(日)J2 第20節 湘南 vs 水戸(13:00KICK OFF/平塚)
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 湘南は第2クール連勝発進も前節、仙台に敗れ、ここ6試合で3勝3敗と星を五分に戻した。現在、勝点は27、首位の札幌が勝点42で抜け出した格好にあるものの、2位以下はいっそう混沌の色合いを強めている。気付けば4連勝と波に乗る鳥栖が勝点27に並び、東京Vも監督続投でひとまず息を吹き返した。ひと試合ごとに様変わりする動向に、もはや上位と括る線引きすら困難な状況だ。

 そんなデッドヒートの渦中にある湘南だが、選手たちの表情は清々しい。それは敗戦が単なる足踏みではなく、敗れたなかにも進歩の手応えを掴めているからだろう。例えば前節だ。「J1レベル」と菅野将晃監督が評した前半の仙台の攻撃は、スピード感に溢れる流動性で、敵と味方にまったく色の違うため息をつかせたものだ。だが湘南も後半に入ってから主導権を握り返し、攻撃に人数をかけても失点を許さず、大声援に後押しされるホームチームをあと一歩まで追い詰めている。試合終了の笛とともに選手たちが膝に手をつきうなだれたのは、届かない一歩ゆえの歯がゆさだったに違いない。

 好材料は他にもある。FW梅田直哉の復帰だ。途中出場ながら昨年の7月以来10ヶ月ぶりに帰ってきた背番号9は、ゴールはもちろん前線の起点として、またピッチ上で仲間を鼓舞する精神的な支えとしてもその活躍が期待される。そしておなじく戦線を離れていたDFジャーンの合流も頼もしい。

 さて、アウェイ連戦を終えた湘南は今節、およそ半月ぶりに平塚に戻る。ひとつ気になるのは第15節の愛媛戦の快勝以後続いている失点だ。いまや1ボランチすら厭わない中盤の要となった坂本紘司も、「大量失点はしていないが失点自体は続いているので、0で抑えたい」と引き締める。
「無失点に抑えることは、攻められても跳ね返せるという自信になる。守備がハマってないと感じたときこそ慌てず落ち着いて、どっしり構えることが大事。いま攻撃の組み立てにも手応えを感じているし、前にシュートまで持ち込んでくれる選手がいるので、今までのようにプレスをかけてボールを奪い、いい攻撃へ繋げたい。どこが相手でも自分たちのベストを出す準備をきちんと整えて臨むことが大事」

 対する水戸は故障の続出という苦難もあり現在、4連敗と波に乗れていない。前田秀樹監督が今季掲げるアクションサッカーがゲームの支配を高めるも、駒不足は否めず、結果がついてきていない状況だ。振り返れば笠松で迎えた第1クールの両者の闘いも、一貫して主導権を握っていたのは水戸だった。サイドでつくり2列目が押し上げてクロスバーを叩くというあわやのシーンもあれば、速攻から生み出した決定機もあった。しかしスタンドからの視界を阻むほどの悪天候の影響もあったのだろう、いずれも精度を欠き、逆にプレスの隙を縫って前線へパスを通し、少ないチャンスをゴールに結んだ湘南に勝利はこぼれたのだった。

 ただ湘南と同様、連敗中の水戸にも朗報が届いている。DF吉本岳史の復帰だ。鳥栖戦で復帰を果たした最終ラインの統率者はラインコントロールをまっとうし、さっそく存在感を示している。また敗れはしたものの、「選手それぞれがひたむきなプレーで自分の能力を発揮し、求めたとおりのアクションサッカー、素晴らしいゲームをやってくれた。下がるところまで下がったので、これからはいいチームになるだけだと思う」と、指揮官は選手たちを讃えた。

前回の笠松と同じく、とはいえまいが、今節の平塚の空にも雨雲のかかる可能性が高い。外的内的問わずさまざまな要因が90分間を揺さぶり続けるなかで、自分たちを見失わずベストを貫かんとする者に勝利はより近づく。

以上

2007.06.09 Reported by 隈元大吾
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