6月16日(土)J1 第15節 G大阪 vs 名古屋(16:00KICK OFF/万博)
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勝点31で首位独走中のG大阪が、勝点22の6位・名古屋を迎える。
G大阪にとっては前節・横浜FC戦に次ぐホームゲーム。『ホーム22戦負けなし』の記録を更新中ということにも表れているように、ホーム戦では圧倒的な勝率を誇るG大阪だけに、まずはその『ホーム』での試合だということが結果をも左右する大きなアドバンテージになるだろう。現に「このスタジアムには負けない雰囲気が漂っている」と話すのはMF遠藤。今節もそうした心強い後押しが『首位独走』の勢いに拍車をかけるに違いない。
見どころは多い。
まず、前線に攻撃力を誇る両者にとって、中盤選手の存在がチームの生命線だと考えれば、その中盤での攻防戦は大きなポイントだろう。G大阪であれば攻守にバランスをとるMF橋本、MF明神をはじめ、右のMF遠藤、左のMF二川の存在だ。FWバレー、FWマグノアウベスというJ屈指のFW陣を備えるG大阪だが、その2トップを活かすも殺すも彼らの活躍次第。人とボールを動かしながら、鋭いボールが前線へと送り込まれれば、2トップの決定力はある。いや、前節・横浜FC戦では数ある決定機を逃し2ゴールに留まったG大阪だけに、その鬱憤を晴らすためにも、2トップはよりゴールに肉薄するプレーを見せてくれるだろう。
対する名古屋は、MF山口、MF金のダブルボランチから、右MFの藤田、左MFの本田が攻撃を加速させる。中でも、開幕からボランチを預かることの多かった藤田は、前節の川崎F戦では中盤をボックス型にした右攻撃的MFのポジションに。これはフェルフォーセン監督の「川崎Fは中盤でゲームを作ってくるチーム。ボールを奪ったらできるだけ早くボールをつないでくるという分析から2センターバック、2ボランチで対応しようと決めた。その際、守備的な選手をそこに配置するという意図があったことと、藤田を前に置くことで攻撃面での役割を期待できると考えた」という狙いによるものだったが、実際、前線で精力的に動き回ることで多く攻撃のリズムを作り出した印象が強い。また左のMF本田も彼の代名詞にもなりつつある『無回転』のFKはもちろん、積極的なチャンスメイク、得点力が魅力だ。彼らが自由に前線を動き回ることになれば、名古屋の攻撃力は明らかにパワーを増す。それはもちろんG大阪・西野監督も意識しているところらしく「名古屋のオフェンスには今まで戦ったチームにはない特徴がある。個人的にもいいものを持っているし、警戒が必要だろう。積極的なプレスをかけ、そういった局面を作られないような守備、戦い方をしたい」とコメントを残した。
その他、共に高さのある点取屋、G大阪のFWバレー(190cm)と名古屋FWヨンセン(186cm)の対決も見もの。ナビスコカップも含めて、今季バレーがゴールした試合は全て負けなしのG大阪だというデータにもあるように、彼のゴールはチームそのものを勢いづける迫力を備えている。一方、FWヨンセンもまた、前線で大きな役割を担うターゲットマンだ。昨年も途中加入ながらチーム最多ゴールを挙げ、勝ちあぐねていたチームを救ったが、今季も同じくチーム最多ゴールで引っ張っている。特に前節・川崎F戦のようにロングボールを多用した状況においての彼の強さ、高さはまさに脅威。さほど高さのないDFラインのG大阪だけに、より警戒すべき選手だろう。そうしたチームを勢いづける存在である彼らのうち、先にゴールをこじあけるのはどちらか。楽しみな限りだ。
また、先に述べた名古屋・MF本田と同じ生年月日であり、ガンバ大阪ジュニアユース時代の同期で現在も仲がいいG大阪・家長の対決も楽しみ。MF家長は今節でもベンチスタートが濃厚だが、出場となれば間違いなく前線で存在感を発揮するはず。日本代表、U-22日本代表としても注目を集める彼らがいかに攻撃に絡んでいくのかに注目したい。
関西地方は本日より梅雨入り。今年度はなぜか雨に見舞われることが多い万博での一戦は、またしても、雨になることが予測される。多少の雨ならボールのスピードもあがるという利点も考えられるが、雨量によっては逆に足元をとられることが増え、攻撃に力強さが出ないということも考えられる。そのあたりも踏まえ、両者の攻撃力のぶつかり合いを楽しみたい。
以上
2007.06.15 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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