6月24日(日)J2 第23節 草津 vs C大阪(19:00KICK OFF/群馬陸)
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草津・植木監督は悩んでいる。0−0で引き分けた前々節・東京V戦、0−2で敗れた前節・福岡戦の試合内容が証明しているようにチームは成長している。だが、どうしても勝てない。チームに進化が見られる以上、このままじっと我慢を重ねていく方法が一番、リスクが少ない戦い方だろう。
しかしながら、植木監督は悩み続けている。「今週、コーチ陣に相談しながら、いろいろと話し合った。守備も安定してきているし、決して悪いわけではない。このまま続けていけば結果もついてくるだろう。ただ、今年1つ上のレベルまでチームを持っていきたい。この現状を打破するためには、もっとアグレッシブにやらせてみたい。そのためには、選手を代えるか、システムを変えるか、何らかの変化が必要になってくる」。今季初の3連勝と好調なC大阪に対して、今節の草津はアグレッシブな姿勢を前面に押し出して挑むことになりそうだ。
現在の草津が抱えている問題。それは得点力不足だ。過去6試合で奪ったゴールはわずか2。ここ3試合はゴールネットを揺らすことができずに試合終了のホイッスルを聞いている。3試合連続無得点の草津攻撃陣が、3試合連続無失点中のC大阪守備陣をどう攻略するかがゲームのポイントとなる。GK本田は「セレッソは第1クールとは全く違うチーム。大人のサッカーになっているので、うちは全員のハードワークが必要になる」と話す。
こんなチーム状態の中、攻撃にアクセントを加える選手として植木監督が期待を寄せるのは、主将FW佐藤だ。今週の練習では先発組に入り、メンバー入りを猛アピール。今季は5月13日のホーム仙台戦の1試合の出場に留まっているだけに士気は高い。「いまのチームは戦術にこだわる余り、選手それぞれの特長が出し切れていない気がする。もし出場のチャンスがもらえたら、ゴールだけを考えてプレーしたい」と佐藤。7月上旬に生まれる長男のためにも、今季初ゴールを叩き込みたいところだ。
草津は、両サイドの選手が高い位置を取ることでゲームの主導権を狙う。前節・福岡戦では、サイドの裏のスペースを突かれたことが失点につながったが、草津としては相手の起点を潰すことに重点を置く。右サイドバックの鳥居塚は「今年のチームのテーマは積極的に攻めていくこと。リスクを負っても高い位置を取る必要がある。リスクの裏にこそチャンスがある」と攻撃的なスタイルを強調する。草津は、リスクマネジメントを意識しながらリスクチャレンジを実行する。
対するC大阪は、クルピ監督が求めるサッカーがチームに浸透。システムが整備され、本来持っていた個人の力が発揮できるようになった印象を受ける。過去5試合で4勝1敗と結果も伴ってきたことでチームは一気にブレイクする可能性を秘める。草津戦で勝利を挙げれば、勝点が30に達し、混戦の中位争いに加わることができるだけにモチベーションは高いはずだ。
9位C大阪の背中を追う10位草津にとって今節は、中位争いに望みをつなぐゲーム。過去6戦2ゴールの草津は、攻撃陣の奮起が要求される。ここ数試合を見る限り、攻撃陣よりも守備陣の気迫が明らかに上回っている。今週のトレーニングでGK本田が、決めきれない攻撃陣に対して「もっと必死になれよ!」とゲキを飛ばしていたが、ゴール前での消極的な姿勢も目立った。「足りないのはひと工夫ではなく、ゴール前でのもうひと頑張りだ」と植木監督。C大阪戦は、貪欲にゴールを狙う草津攻撃陣の姿が見られるはずだ。
以上
2007.06.23 Reported by 伊藤寿学
J’s GOALニュース
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