6月23日(土) 2007 J1リーグ戦 第17節
横浜FC 2 - 4 柏 (17:03/三ツ沢/7,232人)
得点者:'38 李忠成(柏)、'43 佐藤由紀彦(柏)、'44 李忠成(柏)、'58 山田卓也(横浜FC)、'83 難波宏明(横浜FC)、'86 ドゥンビア(柏)
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■注目プレイヤー: 佐藤 由紀彦選手(柏)
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3点を先行された横浜FCが2点目を返したのが83分。一瞬、昨年10月末の「日立台の激闘」の再現を思ったサポーターも少なくなかったのではないだろうか。しかし、現在の横浜FCには、そこまでの力はなかった。その3分後に柏に追加点を許し、完全にとどめをさされてしまう。
柏が先制ゴールを決めるまでは、横浜FCが相手にボールをキープされつつも、要所をしっかりと抑え、カウンターの機会をうかがうという、昨シーズンの両軍の戦いを彷彿させるようなゲームが展開されていた。
31分には、DFとの交錯で柏MF・鈴木が負傷退場。柏はこの時点で交代枠を1つ使わざるを得ないハンデを背負うことに。しかし、交代で出場した佐藤が3得点に絡むという、横浜FCとって皮肉な結果がもたらされることは、この時点では誰も知る由がなかった。
試合が動いたのは38分。自陣深くでボールを奪った横浜FCだったが、その処理にもたつく間に、菅沼にボールを奪い返されるという重大なミスを犯す。菅沼は、横浜FC・GK菅野の飛び出しの前に、シュートのタイミングを逸していたが、冷静に中央へパス。これを待ち受ける李がゴールへ流し込んだ。
その5分後には、左サイドのゴールライン際で相手DFを股抜きして抜け出した谷澤が、角度のないところでGKを引きつけ、ゴールを横切るフワリと浮かせたパスを、完全にフリーの佐藤へ送り追加点。さらに44分、佐藤の左からのグラウンダーのクロスに対し、マーカーより一瞬速く前に出た李が、左足で軽く合わせ3点目をねじ込む。
後半になると、もう点を取るしかない横浜FCが目の色を変えて攻めに出るという、前節・新潟戦と同じような光景が繰り広げられる。しかし、この捨て身の攻撃は一定の成果をあげた。まず、難波がペナルティエリア内やや左へのドリブル突破から山田へクロス、山田が移籍後初ゴールをハーフボレーで叩き込む。その後、奥が、斜めからとも後ろからともとれるタックルで、この日2枚目の警告を受け退場処分になるが、横浜FCの攻撃は続いた。83分には、滝澤の絶妙なセンタリングに飛び込み、高さ十分のヘディングを難波が決め、1点差に詰め寄る。
しかし、横浜FCの反撃もここまで。2−3とした直後に、佐藤のロングボールを相手DFラインのウラで受けたドウンビアが、抜群のスピードをみせ、ワンタッチ目で飛び出してきたGKをかわし無人のゴールへ。柏のダメ押しの4点目が決まり、勝負はついた。
試合後、横浜FC・高木監督は「正直言って、どういうゲームだったのかということを表現するのが非常に難しいゲーム」と語った。報道陣の間でも、横浜FCの致命的なミスを指摘する記者がいれば、ミスが出る原因は戦い方にあるとする分析、両外国籍選手を欠くことで柏の選手がよく走るようになったとする意見がささやかれるなど、その立場や見方によって評価の異なる試合だったようだ。
以上
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