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【J1:第17節 神戸 vs 広島 レポート】神戸、新主将・大久保嘉人の試合終了間際のゴールにより、ホームで広島に3-2と劇的な逆転勝利!(07.06.24)

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6月23日(土) 2007 J1リーグ戦 第17節
神戸 3 - 2 広島 (19:04/ホムスタ/10,362人)
得点者:'21 柏木陽介(広島)、'48 ボッティ(神戸)、'68 ウェズレイ(広島)、'82 朴康造(神戸)、'89 大久保嘉人(神戸)

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■注目プレイヤー: 大久保 嘉人選手(神戸)
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 6月に入って3連敗とまったく元気のなかった神戸。前節の浦和戦も0-2と完敗し、中2日での今回の広島戦で、いったいどう流れを変えることができるのか、出口の見えないトンネルに入ってしまったのではないかと心配されたが、ふたを開けると、劇的な結末が待っていた。

 神戸にとって、今節は7月の中断期前の最後のホームゲーム。この広島戦から新たな動きとして、チーム得点王の大久保が新主将を務めることが決まった。また、DFの要のひとり、エメルソン トーメもケガから復帰し、久々のベンチ入り。長引く三浦の不在は痛いものの、チーム全体に今までとは違う空気が試合前から見られた。対照的に、U20W杯出場のために中断前最後の試合となるMF柏木をはじめ、広島は前節の川崎F戦とまったく同じメンバーで試合に臨んだ。

 試合は、序盤、神戸が前線から積極的なプレスで攻勢に出るも、左サイドのスペースを突かれて広島の駒野にクロスバー直撃のシュートを打たれた14分あたりから雲行きが怪しくなり、21分に失点。神戸の左サイドに流れた佐藤からウェズレイ、柏木とつながれ、フリーの柏木に左足できれいに叩き込まれた。その後、時間の経過とともに神戸の攻撃は単発に。広島の駒野を中心とした攻めに手こずるもなんとか耐え、1点ビハインドで前半を折り返す。

 後半に入って、神戸が動く。駒野に翻弄され、まったくいいところのなかった内山に代えて坪内を投入。また、ハーフタイムでは選手間で活発に意見を出し合って発奮。再び前線からプレスをかける形で後半開始から仕掛けた神戸は、48分、ボッティの直接FKで同点に追い付いた。

 ここからは、両チームの右サイド、神戸は石櫃、広島は駒野を起点とした攻撃がさらに活発になる。ただ、チャンスを多く作っていたのは広島。50分には駒野と柏木、64分には佐藤が決定機を得ながら決め切れなかったが、68分に駒野の右クロスからウェズレイがヘッドで押し込み、J1リーグ戦通算12,000ゴールとなる一撃で2-1とリードした。

 再度勝ち越しを許し、意気消沈するかと思われた神戸だが、ワンプレーで息を吹き返す。広島のラインが前目となった隙を突き、途中出場の栗原が後方から出てきたボールをダイレクトで裏のスペースに送ると、オフサイドギリギリで抜け出したのは朴康造。GKとの1対1を落ち着いて制し、神戸が82分にまたも振り出しに戻した。

 ともになんとか勝ちたいということで終盤はカウンター合戦の様相にもなったが、スタジアムの雰囲気は完全にホームの神戸に。サポーターの大声援で押せ押せムードとなった神戸は、試合終了間際にビッグチャンス到来。GK榎本からボッティ、大久保とつなぐと、大久保がペナルティーエリアで広島DFに倒されてPKを得る。これを大久保自身が決めて、3-2と勝ち越し。喜びを全身であらわす新主将のもとにイレブンが集まって祝福したところで、タイムアップのホイッスル。神戸が劇的な逆転勝利を収めた。

 試合後はピッチもスタンドも歓喜一色。神戸の選手、スタッフは抱き合い、久々の勝利に喜びを爆発させた。松田監督は「最後まで(戦う)魂を見せてくれた」と選手を絶賛。内容はともかく、約1カ月間流れていた暗いムードをホームで断ち切ることのできた神戸は、これで6勝5分け6敗(勝点23)と成績もイーブンに戻した。逆にまさかの敗北となった広島は、試合終了後こそ呆然とした表情を浮かべる選手も多かったが、「いい形からチャンスを作れていた」と内容には手応えを感じていた様子で、気持ちを次の新潟戦に切り替えていた。

以上

2007.06.24 Reported by 前田敏勝
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