★6/27練習後のオシム監督(日本代表)コメント
★6/27練習試合の結果
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●川口能活選手(磐田)
「立ち上がりが重かったのは、多少の疲れもあって。相手も日本代表との練習試合を何度もやっているので、特徴も分かっていると思うし。最初からプレッシャーをかけてきたんで、パスコースがうまく作れなくてきつかった。徐々にパスが回るようになってきた。限られた時間の中でアジアカップを想定した試合ができた。一緒にやる時間が少ないんで、相手をイメージしながらトレーニングしていければいい。何度もこうして合宿をやって、チームとしてまとまりも出てきている。チームとして何をやるかという意思統一はできている。あとは1つ1つのプレーの精度を上げること。やろうとしていることに対してのまとまりは出てきた」
●遠藤保仁選手(G大阪)
「相手の弱点を突くことをもっと理解しながらやらないといけない。今回の合宿ではカタールやUAEのキーマンが誰だとか、右を中心に攻めてくるだとかいったことは分かった。次の合宿はもっと具体的になると思う。監督は準備期間が短いといっているし、相手のイメージだけでも持つことは大事。次も3日間の国内合宿だし、現地でも調整しかできないから、その中で相手のことを考えながらやりたい。
今日の練習試合で、10分おきにメンバーを代えたのは選手に均等にプレーさせたかったからじゃないかと思う。みんな疲れていたし、そんなに深い意味はなかった。カタールとUAEのイメージを持ちながら…というのは、相手は大学生だし、フォーメーションも違うから難しかった。でもサイドから数的優位を作るとか、ミスを少なくするとかは本番と一緒。まだまだ中途半端にプレーしているところがあるから修正したい。
裏への飛び出しとか、1人1人の動きとか、数的優位を作ることとか、ダイレクトプレーへの意識は高まった。走る量も増えているんじゃないかと思う」
●加地亮選手(G大阪)
「今日の練習試合は立ち上がりから相手が全力できたが、徐々にこちらもペースが上がってきた。最初からできればよかったけど…。今後はさらに厳しい環境になるし、この中でやっていけるように競り合いとか球際とかに注意したい。
ヨーロッパを相手にするのは違ったやりにくさがあるけど、アジアを相手にするほうがよりやりにくいと思う。アジアカップはハードな大会になることは間違いない。アジアの国は細かくつないでくるし、スピードもタフさもある。日本に似ているチームも多いし、ヨーロッパの監督が増えて洗練されてきている」
●佐藤寿人選手(広島)
「今日はゴールできたが、自分のことよりチームとしてどれだけうまくできるかのほうが大事だった。今日はバランスがよくなかったし、消化不良の部分もある。立ち上がりはFWが4人だったからというのもあると思うけど…。普段の合宿ではFW3人ずつを2つの組に分けるけど、今回は、1本目組は最初から4人だったんで。遼一(前田/磐田)はもともと中盤もやった経験があるから1列下がってくれたし、僕も1つ後ろとかサイドとかでプレーするようにした。でもバランス的にはどっちつかずの部分があった。もっとハッキリした仕事ができればよかったけど。それにカタールやUAEを想定して、もっとサイドでの数的優位を作った攻めができればよかった。その辺が本番に向けての課題になる」
●播戸竜二選手(G大阪)
「今日の試合のゴールに関しては、いつも自分がやっているゴールに向かうプレーをしようと意識した。アシストもできて点に絡めたことがよかった。アピール? どうなんでしょう。それ以外にもプレーを見てもらっているし、今日だけでどうということはない。練習中にもいろんな選手と話せてコミュニケーションが取れたのはよかった。FWは絞り込みがあるポジションだが、その中で自分がポリバレントな部分を出すのか、スペシャルな部分を出すのか…分からないけど、両方できるように。そして楽しいサッカーができるようにしたい」
●巻誠一郎選手(千葉)
「もうちょっとFW同士がうまく動ければよかったんだけど。次、頑張ります」
●中澤佑二選手(横浜FM)
「まずは週末にJリーグがあるんで、しっかりとコンディションを整えたい。今日はなかなか吸水も取れなかった。60分ぶっ続けという話は聞いていなかった。自分では大丈夫だと思っていたけど、さすがに最後はぐったりした」
●前田遼一選手(磐田)
「足首をちょっとひねったんで途中でやめた。この3日間は、うまい人とできてよかった。
練習試合では、FWが4人のグループだったので、自分から2列目の位置に入った。アピールに関しては、FWをやっていないから…。中盤もボランチもやったし、普段と違った感じがよかった。ゴールはラッキー。でも自分は貪欲にアピールするタイプじゃないんで、いつもと同じようにやりました」
●今野泰幸選手(F東京)
「DFにケガ人が出たことは、代表チームとして痛い。でもやるしかないし、自分が出られたら責任を持ったプレーをしたい。監督に求められる役割を出したい。どうなるか分からないけど、今までもいろんなポジションをやってきたし、経験していないよりはいいと思う。いろんな位置でやれるようにならないといけない。昨日のDFのミーティングでは、相手の特徴を知って、顔まで覚えていく方がやりやすいという話があった。あとはこっちが攻めている時のFWのポジションに気をつけることとか。アテネ五輪の時も、相手1人1人の特徴や背番号なんかは覚えたんで、特別というわけじゃない」
●中村憲剛選手(川崎F)
「コンビネーションとしては、完璧まではいっていないけど、思ったことを言って、やりやすくはなってきている。パスコースもいろんなところに作ってくれて、こっちも出しがいがある。俊さん(中村/セルティック)との連携は、どういうふうにボールを受けたいか、まだ分からないところがある。でもよくなっているかな。ゴールにつながったシーンは、俊さんがサイドでタメていたんで、一発のサイドチェンジでチャンスが作れた。俊さんのダイレクトパスがうまかった。タカさん(高原/フランクフルト)のことも分かった。思ったことを言ってくれるからやりやすい。タカさんはいったんクサビを入れることを大事だと思っているFW。サポートすればチャンスを作ってくれる。お互いに役割が混じり合わないようにしたい」
●水野晃樹選手(千葉)
「サッカーだけじゃなく、私生活でもコミュニケーションを取って、自分を成長させたい。チームのメンバーは変わるけど、個人的にはまず試合に出て、途中からでも何かしたい。何かの変化を起こしたいと思う。まだ何回って数えられるくらいしか日本代表には来ていないけど、常に呼ばれて、試合に出たい。どんどん欲が出ている。練習でも今日みたいにタカさん(高原/フランクフルト)と一緒になることが少なかったけど、特徴は分かってきた。今日のゴールシーンも後ろからタカさんが入ってきたのが目に入ったから、合わせようとした。海外でやっている人と一緒にやるのはプラスになる。ここで学んでることは自分のためになっているし、自覚を持ってやっていきたい。自分はまだ若いので、上へいくための糧にしたい。アジアカップは難しいと思うけど、日本は技術がしっかりしているし、オシムさんのしっかり走って考えるサッカーも浸透してきている。日本はアジアの先頭を走っていかないといけないと思う」
●高原直泰選手(フランクフルト)
「今日の練習試合については、たくさん点を取れればいいということではなかった。アジアカップはもっと暑いから、そういう気候の中でいかにサッカーをするかが大事。自分のコンディションはとりあえずよかった。60分間やってフィジカルも上がってきた。キリンカップの前より状態はいい。大学生相手だけど点も取れたし、ゴールの感覚も自分の体の中に叩き込めたのがよかった」
●中村俊輔選手(セルティック)
「アジアカップというのは独特の戦い方がある。スピードの強弱もそう。相手が落ちてきた時に、むやみにスピードを上げるとカウンターを食らう危険性がある。空いているところにボールを動かせば走る距離も少なくなり、ボールも動くし、相手も疲れる。
タカ(高原/フランクフルト)はもっと強引に行ってもいいと思う。FWのミーティングで守備の意識をもっと高くするように言われたみたいだけど…。タカの個人技が出ると周りもやりやすくなる。みんなやることは分かっているし、個人的には前よりもスムーズになってきた。もっと表現できればいい」
以上
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