7月1日(日)J2 第25節 草津 vs 愛媛(19:00KICK OFF/群馬陸)
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勝点23で10位の草津が、勝点18で12位の愛媛をホームに迎える。今季、なかなか勢いに乗れないクラブ同士の対戦となるが、両チームには共通点がある。
昨季、期限付き移籍でチームに在籍し、抜群の存在感を示した攻撃の主力選手がともに抜けたことだ。草津は、トップ下に君臨しJ2トップの16アシスト(9ゴール)を記録したMF島田裕介(大宮)。愛媛は、攻撃の核弾頭としてブレイクし11ゴールを挙げたMF菅沼実(柏)。菅沼の存在の大きさは、柏での活躍を見れば明らかだ。そして、中盤の底で攻撃のタクトをふるったMF高萩洋次郎(広島)だ。草津は昨季、二人に痛い目に会わされた。
今季の両チームは彼らが抜けた「穴」をいかに埋めるかからスタートした。彼らがレンタル元へ戻ったことにより、ダウンした力を補うことが最重要課題だったはずだ。だが、ここまでの両チームの試合内容、結果を見る限り、彼らの穴をふさぐことはできていない。
島田中心のサッカーからの脱却を図った草津は今季、全員がボールに絡むポゼッションサッカーを選択。トップ下を置く3−5−2から中盤をボックス型にする4−4−2のシステムへと移行し、新たなサッカーを起動させた。トップ下のスペースへ、各プレーヤーが状況に応じて飛び込むことでゴールを狙ったのだ。第1クールでは、櫻田、鳥居塚らがゴール、アシストに絡み、新しいサッカーが功を奏した。だが、相手に研究された第2クールからは得点力にかげりが見え始めてきた。そして、20節徳島戦から前々節C大阪戦までの4試合連続無得点。植木監督は「中盤からFWへのラストパスがほしい」と嘆いていた。
深刻なゴール欠乏症に陥っていた草津は前節札幌戦で、高田、氏原の2トップを前線に固定。「相手のDFラインの裏にラストパスを送ることを意識させた」(植木監督)。その結果、氏原、高田の両FWがそれぞれゴールを挙げ、札幌相手にドローに持ち込んだ。終盤に同点ゴールを決めた高田は「これまではラストパスが出てこないので、自分でパスを出そうとしてチャンスメークに回ってしまっていた。今回、サク(櫻田)が2列目に入ったことで、最終ラインで勝負することができた。なかなか点が入らず苦労したが、手応えをつかんだ」と振り返った。草津はこの手応えを結果につなげることができれば、チームとしての大きな自信になる。
一方の愛媛だが、今季のチーム総得点は13とリーグ最少。昨季のリーグ終盤に見せた迫力を出すまでには至っていない。エース田中が5ゴールを挙げているが、田中に続くストライカーがいないこと、そして、中盤のダイナミックな展開に欠けることが響いている。愛媛は、鳥栖から宮原を獲得。ボランチの位置に入れることで攻撃にアクセントを加えた。「高萩のイメージだろう」(植木監督)。あとは、ゴール前での決定力が求められる。昨季、愛媛は第3、4クールで追い込みを見せただけに、今季もこれからが勝負となる。
JFL時代から激しい争いを繰り広げた草津と愛媛。今季も両チームでは、期限付き移籍選手が活躍している。決して裕福とはいえないクラブ環境の中では、止むを得ないことだろう。そんな状況でも、毎年、魅力あるチームを作り続けることが宿命でもある。現在は両クラブともに下位に留まっているが、このままで終わるわけにはいかない。両チームには、飛躍のためのきっかけをこのゲームでつかんでほしい。
以上
2007.06.30 Reported by 伊藤寿学
J’s GOALニュース
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