6月30日(土) 2007 J2リーグ戦 第25節
福岡 3 - 0 水戸 (13:03/博多球/8,118人)
得点者:'19 田中佑昌(福岡)、'33 リンコン(福岡)、'54 アレックス(福岡)
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●前田秀樹監督(水戸):
「この暑さで選手たちが熱中症にかかったんじゃないかと思うくらい、何もさせてもらえなかったですね。基本的に運動量が全然ない。攻守の切り替えの速さがない。集中力が切れている。最悪のゲーム内容だったということで、ここを直していかないと上位のチームに勝てない、いいゲームができないということです。私はいつも、相手がどうかではなく、自分たちがどうだったのかということを言っているんですけれど、そういう意味では、今まで少しは出来ていたことが、今日は出来なかったということです。
福岡さんはボールをポゼッションして、きちんと動かして、人も動いて、イージーミスがほとんどない。これが当たり前のサッカーであって、それにスピードとか、テクニックとか、アイデアとか、いろんなものがプラスされて出てくるものですけれども、うちの場合は、基本的なところでボールを浮かせたり、失ったり、これでは話にならない。もっと、基本的なところを出来るように、これからチームを直していきたいなと思います。
過酷なこの連戦の中で、どのチームも同じでしょうけれど、警告なり、怪我人が続出で、ビジュがやっと間に合ったという状況でした。ビジュは4ヶ月くらいトレーニングをしていなかったんですけれども、その割にはよくやってくれたかなと思いますけれども、そういったチーム事情もあります。
選手たちは一生懸命やってくれているんですけれども、夏場になればなるほど、基本的な技術を持っているチームが勝っていくことになるので、そういうところの意識をもたないといけません。そういう意味で、今日は何もさせてもらうなかったし、福岡さんのファイティングスピリットに脱帽する試合だったと思います」
Q:基本的な部分ができなかったというのは、連戦が影響しているのでしょうか?
「そういうことではないと思いますね。逆に、そういうことであっては困る。選手たちが怖いというのがあったと思うんですね。ですからハーフタイムには、福岡さんが1トップなのに、なんでうちがボールを奪ったときに4人が残っているんだと。だからやられてしまうんだと。だから両サイドが上がって積極的に攻撃参加しないと、とても話にならない、ということを伝えました。
選手というのはそういうところがあるんですね。たとえば、相手の足が速いとやられるんじゃないかという、それだけのプレッシャーで積極性がなくなってしまうようなところがあって、本当に前半は何をしているんだろうと僕もびっくりしたくらいでした。自分からのアクションじゃなくて全てリアクションですから。
これでは話にならないということで、今まで通りにアクションを起こしましょうということで言いまして、それで後半は多少なりとも自分たちで攻撃する意識が出てきたかなと。福岡さんというのは強いというイメージが選手の中にあると思うんですね。そういうことが、消極的なプレーにつながってしまうということがあったと思います。そういう意味ではメンタル的な問題でうちは弱いですね。上位陣との差があると思います」
以上
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