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【U-20 ワールドカップ カナダ 2007】6/29練習レポート:懸案のセットプレーにも着手、試合会場での公式練習を終える。(07.06.30)

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★U20ワールドカップ
7/2(月)6:15キックオフ(日本時間)/カナダ・ビクトリア
U-20日本 vs U-20スコットランド
・スコアボード速報は【こちら】
・テレビ中継:CS「フジテレビ739」にて生中継 06:05〜08:25
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6/29練習後のU20吉田靖監督コメント
6/29練習後のU20日本代表選手コメント

初戦スコットランド戦を二日後に控えた29日、U20日本代表は試合会場であるロイヤルアスレチックフィールドでの公式練習に臨んだ。

試合開始時刻と同じ14時15分からピッチ使用が許されたため、その30分ほど前からピッチ脇でウォーミングアップ、パス回しなどを開始。14時15分にピッチに入ると、すぐさま紅白戦(エリア限定、ペナルティエリアからペナルティエリアまで)を行った。(紅白戦のメンバーは前日と同じ(主力組は、GK林、DF内田、槙野、福元、安田、MF田中、柏木、青山、梅崎、FW森島、河原)。15分後には非公開練習になり、チーム関係者以外はピッチ外へ出た。

「ユース年代で非公開はよいことではないんだけど、スコットランドの人がずっと来ていてセットプレーが出来なかったので。今日クローズの間はずっとセットプレーをやっていました」と吉田監督は話した。25日からここまで、一番時間を割きたかったのはセットプレーだという。先のツーロン国際大会でもセットプレー絡みの失点もあり「一番警戒しなくてはいけないと思っていた」と言う。だが、相手の偵察陣に調整を狂わされ、もっと時間を割きたかったセットプレーのトレーニングは「実質今日しかできなかったです」と苦笑い。「まあやり残したことといえば、セットプレーかな」と確認したかったことを強調した。

苦笑する監督をよそに選手たちはリラックスムード。練習中は激しさも見せるが、ミックスゾーンに現れる彼らは満面の笑みがこぼれる。好調さを見せ、枠を外すことも多いが、他とは音が違うほどパワフルなシュートを連発している森島康仁(C大阪)もそうだ。先発で、アジアユースのように体の強さで競り勝ってゴールを狙うことが求められる彼。試合を二日後に控え「意外にね、緊張することもあるんだけど、まあこの顔だし」と笑いをとりながら話す。いつでも笑顔だね、そう聞いてみると「昨日も(ふざけすぎて)怒られたりしたんだけど、やるときはビシっとやってるし、これがあってのU20なんでね」とまた表情を崩す。「いや、楽しいっすね。今までで一番楽しい。この大会では日本人がフィジカルが弱いという常識を覆したい。ヘディングだったり、体の強さだったりそういうところを見せたい。得点はもちろんだけど」と志の高さを見せる。だが、その一方で「(コンディション?)こればっかりは試合が始まってみないとわからない。インドのとき(AFCユース選手権)も初戦はよくなかったけどその後点取れたからなあ」とも話し、その正直さからはかえってリラックスしていることも伺える。求められるのは得点という結果だけのシビアなポジションを務める彼の、リラックス感はなかなか得がたいものに思える。

明日30日は「選手同士のミーティングをやります」とキャプテンの福元洋平(大分)。実は「選手ミーティングはやるの?」と記者に聞かれた柏木陽介(広島)が、そこを通りかかった福元を指して「あいつに聞いてください」と答えた。それを聞いていた福元が答える、というやりとりがあったものだ。その受け渡しの和やかさに、福元を中心にひとつにまとまることが出来ていることがこのチームのなによりの強みだということを再確認させられる。「試合でこのチームは良いチームだということを出したいです」と福元は話した。

いよいよ、試合まであと2日――。

以上

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