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【J1:第18節 川崎F vs 神戸 レポート】ロスタイムに別れた明暗。7試合ぶりの勝利に沸いた川崎Fに対し、神戸はラストプレーが悔やまれる(07.07.01)

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6月30日(土) 2007 J1リーグ戦 第18節
川崎F 2 - 1 神戸 (19:00/等々力/17,299人)
得点者:'9 村上和弘(川崎F)、'14 近藤祐介(神戸)、'89 ジュニーニョ(川崎F)

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 川崎Fは、試合開始早々の5分にラインの裏に飛び出したジュニーニョが大橋正博からのパスを受けてシュート。この攻撃に象徴されるように川崎Fは何度も神戸の最終ラインに肉薄。その成果が9分に現れる。
 ピッチ右サイドでパスを受けた中村憲剛が、右足のアウトサイドでジュニーニョへ。神戸は左サイドに意識を集中していたためか、大外から走り込む村上和弘はフリーだった。ジュニーニョからのパスを受けた村上が冷静かつ豪快にゴールを叩き込み、川崎Fが先制。
「スタートから自分たちのサッカーで進んでくれたのかなと。1点目も狙い通りの得点ができました」と関塚隆監督が振り返ったように、イニシアチブを握っていたのは川崎Fだった。それに対して神戸はカウンターで勝機を探るという試合展開に。

 川崎Fは13分に先制ゴールと同じような状況を迎えるが、今度はジュニーニョが村上にパスを出さず、シュートを選択してブロックされる。そしてその直後に神戸は朴康造が起点となって攻撃をしかけ、浮き球に果敢に詰めた近藤祐介がGK川島永嗣と入れ替わり同点ゴールを決めた。
 この2分間のやりとりについて関塚監督は「ジュニーニョが持ち込んでシュートを打ったところ。2点目が取れる、村上が同じように出てきたところ。あそこでパスしてシュートが決まっていれば、またゲーム内容も違った展開になっていたのかなと。そこを無理をして、そして失点をして自分たちでまた苦しんだ」と述べ試合のポイントだったという認識を示した。

 この場面に象徴されるようにこの試合のキープレーヤーは、ジュニーニョだった。68分には、中村憲剛が倒されて得たPKをポストに当てて失敗。PKを与えたプレーの際に、神戸はエメルソン・トーメがレッドカードで退場。3分後に近藤を下げ河本裕之を投入したが、極端に守備の意識を強めることもなく、リズムを乱すことがなかった。

 対する川崎Fは75分に大橋と我那覇和樹を同時に交代。原田拓と鄭大世を投入し、4バックへとシステムを変更して攻めにかかった。85分には交代出場の鄭大世が森勇介からのクロスに合わせ、シュートするが枠をとらえきれず。不運が続き引き分けかと思われた4分のロスタイムの終了間際にドラマが待っていた。

「相手が来ていなかったですし、自分の間で蹴れました」と振り返ったのは、起点となった中村。神戸はゴール前を固めることを選択したのか、中村に十分なプレッシャーを与えることができなかった。「タニ(谷口)に斜めに入れることを考えました」というラストパスは正確に谷口の頭を捉えると、この落としに詰めたのは鄭大世。ミートこそできなかったが、さらにこれをジュニーニョが押し込んで土壇場で川崎Fが1点を勝ち越した。

「最後に点を取ってからも気を抜けないと思っていました」と寺田周平。1度追いつかれていた川崎Fに油断はなかった。7試合ぶりの勝利の笛を聞いた瞬間。中村とジュニーニョはピッチに突っ伏し、森は涙を流して喜びの感情を爆発させていた。長かったトンネルを苦心の末に抜け出した川崎Fは、試合後の喜びをサポーターと共に共有していた。
 一方、敵地で一人少ない状況に立たされた神戸は、及第点とも言える勝点1を手中に収めていただけに、手痛い敗戦となった。ただ大久保嘉人は「こういう時もありますよね。この前(17節 /jsgoal_archive/result/20070100010720070623_detail.html )は最後の最後で勝てたわけですから」と気持ちを切り替えていた。
 ロスタイムに明暗が分かれた試合だったが、川崎Fにとっては大きな1勝となった。


以上

2007.07.01 Reported by 江藤高志
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