■7月の試合日程
第26節 7/6(金) 19:00 vs 徳島(愛媛陸)
第27節 7/11(水) 19:00 vs 鳥栖(鳥栖)
第28節 7/14(土) 19:00 vs C大阪(愛媛陸)
第29節 7/21(土) 19:00 vs 湘南(平塚)
第30節 7/25(水) 19:00 vs 水戸(愛媛陸)
第31節 7/28(土) 19:00 vs 山形(NDスタ)
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J2初挑戦だった昨季に続いて、愛媛は今季の第1、第2クールも我慢を強いられる試合が続いた。今季、第25節を終えての勝ち星は昨季の同時期と同じ6つ。しかし、昨季は3点差以上つけられて敗れた試合は第10節の鳥栖戦(4/18@鳥栖・1-4)の1試合だけだったが、今季は既に4試合を数えている。崩れかけると止められず、試合が壊れてしまうことも多々あっただけに内容的には昨季以上の苦しみを味わったシーズン前半戦といえよう。
ただしそんな状況においても、常にチームの上積みに手ごたえを感じていた望月監督。第1クール最後の第12節、札幌戦(4/28@札幌ド)で敗れた後には「去年の第2クールの終わりくらいの内容にはなってきた」と選手達の成長を評価した。確かにJ1からの降格組である京都、C大阪や首位を走る札幌から勝点3を奪ったという事実はそれを証明する裏付けともいえるだろう。
そして試合毎に、あるいは90分間での好不調の波の大きさは昨季以上ではあったが、第2クールも終わりに近づくにつれてコンスタントに結果もついてくるようになってきた。実際に、第19節の東京V戦(6/2@味スタ)、21節の札幌戦(6/13@愛媛)では苦しみながらも今季初の連勝を記録(第20節は試合なし)。続く24節(6/27@愛媛)では福岡の攻撃を守り抜いて勝点1を積み重ねると、25節(7/1@群馬陸)にはライバル草津を相手にポゼッションしながら効率よく得点を積み重ねて勝点3を得た。
こうしてチームに上昇の兆しが見えてきた今、愛媛としては苦しい前半戦を乗り越えて芽生え始めた自信を確信に変えるのが7月の戦い。中でも徳島との四国ダービー(7/6・第26節@愛媛)や、昨季から2分け4敗と未だ勝ち星を挙げられていない山形戦(7/28・第31節@山形)は後半戦の反撃に向けて乗り越えなければならない壁になるだろう。
そのためにはリーグ最少得点となっている攻撃陣の奮起が必須条件となってくるが、こちらも第23節の仙台戦でボランチの宮原が加入してから、中盤でシンプルに繋ぐ良いリズムが生まれ始めている。宮原自身も「僕のしたいことと、FWのしたことをすり合わせていきたい」と語っているようにFWの田中や内村、あるいは怪我から復帰してくるであろう大木とのコンビネーションを築き上げることで得点力の向上も期待できそうだ。
そこで改めて昨季を振り返れば、後半戦の快進撃に繋がったのは7月の戦いだった。そこには望月監督も昨シーズン後にターニングポイントとして挙げた仙台戦(7/22・第29節@ユアスタ)、横浜FC戦(7/26・第30節@愛媛)で引き分けた試合も含まれている。その後、結果的には好成績を残しながらも昨季の終了後には選手の約半数が入れ替わり、1からのスタートとなった愛媛の今季の前半戦。グループワークを高めつつ、後半戦で結果を残す・・・という目論見が成功するか否かという点では、やはり今季も7月が重要な意味を持つ1ヶ月となりそうだ。
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■7月のキープレーヤー
宮原裕司選手(MF / No.30)
6月に鳥栖から期限付で愛媛に加入すると、その1週間後の第23節・仙台戦ではいきなりスタメンで出場。もちろん、ボランチとしてパートナーを組む井上とのコンビネーションや「周りと協力しながらバランスを取らなければ」(望月監督)という守備面は今後の課題になるが、彼の持つ攻撃面での特徴は既に随所に表れている。「裏に飛び出したらボールが出てくるようになった」(FW田中)、「球離れが早く、中盤で展開できるようになった」(MF江後)と各選手が評価するように、得点力不足に悩む愛媛の攻撃陣にとっては頼もしい存在になりそうだ。
さらに、プレー以外の面でも若い愛媛の選手達に与える刺激は少なくないだろう。例えば、やや大人しい今季の愛媛のチーム事情を感じ取っては「自分から積極的に声を出していきたい」と意気込みを語っているように、彼の加入はトレーニングでもいい緊張感を生むきっかけにもなりそうだ。また青野や井上、赤井らも含めた中盤での競争が激化する点でもチームが活性化する起爆剤となりそうだ。
以上
2007.07.05 Reported by 近藤義博
J’s GOALニュース
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