8月19日(日)J2 第35節 福岡 vs 山形(19:00KICK OFF/博多球)
-ゲームサマリーはこちら-
-新ターン突入で豪華賞品GETのチャンス!J2グランプリ19日14:00投票締め切り!-
- JウイイレCC最新作によるシミュレーションプレビューは「動画を見る」をクリック!
※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
----------
J2は本当に分からない。それを実感させられた第34節だった。4回戦総当たりで対戦するJ2では、終盤に入ればお互いの長所も、短所も知り尽くしてくる。そんな中では、互いの間にある勝ち点差や順位だけでは試合は決まらない。ここからが本当に難しい。上位陣は、それを痛感させられることになった。そんな中で、どう勝ち点を伸ばすか。月並みな言い方だが、自分たちが積み重ねてきたサッカーをやり切ること、目指しているサッカーをやり続けることしかない。
そういう意味では、前節の福岡は自分たちのサッカーが表現できなかった。水戸の対策が功を奏した部分はあったが、走り負ける、1対1の勝負に負ける、パスミスを連発するでは、相手の戦術以前に勝てる要素はなかった。そんな試合を土壇場で引き分けたことは収穫に値するが、上位争いを有利に運べる機会を逃したことも事実だ。当日の蒸し暑い気候や、連戦の疲労のほか、アレックスの欠場などの影響もあっただろうが、ハードワークができなければ自分たちの強みは消える。
「終盤で追いつけたことは、これからの戦いにおいて自信になった。しかし、冷静に考えたら勝ち点3を取らなければいけない相手なので、何が悪かったのかをしっかり分析して修正したい。この試合が良かったのか、悪かったのかは次の試合で決まる」とは久永辰徳。福岡の最大の強みは、人もボールも動かしてポゼッションを高めること。攻撃も、守備も、すべての基本はここにある。まずは、そのスタイルを表現することがポイントになる。
そして山形。第1クールは好調のうちに過ごしたが、その後、自分たちのサッカーを見失っているように見える。第33節の鳥栖戦では敗れたものの、ミニキャンプで取り組んだ攻撃のバリエーションを増やすという形が見える時間帯もあったが、前節の草津戦では逆戻り。高い位置からプレスをかけてくる草津の前に良さを出せないままだった。終盤に追いついたのはせめてもの救いだが、上位陣との差を考えると勝ちきれないことが強く印象に残る。
チームが大きく崩壊しているわけではない。ただし、シーズン序盤に見せたような、高い位置で奪ってサイドへ展開し、そこに起点を作って攻めるパターンが思うように出せていないようだ。特に相手からのプレスを受けた時に全体が下がってしまい、ロングボールを放り込むサッカーに変わってしまう傾向が見え隠れするのが気になるところ。勝ちきれないことによる悪循環もあるだろうが、90分間にわたって自分たちのスタイルを貫く勇気が求められている。
さて、そんな両チームが相対する第35節。上位2チームを追いかける福岡にとって勝ち続けなければならない状況に変わりはなく、山形にしてみれば、これ以上、上位陣から離されることは昇格争いからの脱落を意味するに等しい。互いに勝つしかない試合は、序盤から激しくぶつかり合うことになるだろう。勝負のポイントはお互いの強みである両サイド。ここで主導権を握れるかどうかが勝敗の行方を大きく左右しそうだ。
福岡はスペースを埋めるというよりは、前に出ることで使わせないことが勝利への条件。それが自分たちのスタイルだからだ。そして山形は、高い位置から出てくる福岡の攻撃を恐れずに押し返すことでサイドのスペースを使いたい。下がってしまえば自分たちの長所が生かせない。そういう意味では、激しくプレスをかけあう序盤戦で、どちらがイニシアチブを握るかに注目したい。
以上
2007.08.18 Reported by 中倉一志
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第35節 福岡 vs 山形 プレビュー】自分たちのサッカーにどこまでこだわれるか。それが勝負の鍵を握る。(07.08.19)















