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【J1:第21節 千葉 vs 磐田 レポート】チーム一丸となって強い気持ちで磐田に挑んだ千葉が、熾烈な点の取り合いを制して連敗をストップ(07.08.19)

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8月18日(土) 2007 J1リーグ戦 第21節
千葉 3 - 2 磐田 (19:03/フクアリ/16,718人)
得点者:'24 西紀寛(磐田)、'37 巻誠一郎(千葉)、'54 茶野隆行(磐田)、'83 佐藤勇人(千葉)、'86 新居辰基(千葉)

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 86分、千葉はFWレイナウドのパスからFW新居辰基がゴール前に抜け出し、左足でシュートを打った。これは磐田のGK川口能活がセーブしたが、新居は浮いたボールを磐田のDF犬塚友輔と頭をぶつけるようにしながらヘディングシュート。ボールがワンバウンドでゴールマウスに入ると、千葉サポーターは喜びを爆発させた。その後のロスタイム3分28秒を含めた約8分間、千葉は粘り強く戦って磐田に同点弾を許さず、ホームゲームではリーグ戦第15節以来の勝利を獲得して、連敗を2で止めた。

 この日の千葉の選手からはいつもとは違う気迫が感じられた。試合前のミーティングでアマルオシム監督は「自分たちらしいプレーを全力でやれるかだ。必要なのは『自分』を取り戻すこと。それができて初めて戦術の話ができる」と選手に話したそうだ。そして試合の前夜に選手だけでミーティングを行ない、問題点の修正や選手個々の考えについて話し合って磐田戦に臨んだという。

 千葉は立ち上がりから磐田のスピーディーな攻撃を受け、24分にはロングパスからMF佐藤勇人のクリアミスで磐田のFW西紀寛に先制点を許したが、これまでのようには気落ちしなかった。選手が一丸となって強い気持ちで戦い、37分にはMF水野晃樹のクロスボールからFW巻誠一郎がヘディングシュートを決めて同点に追いついた。

 磐田のアジウソン監督は後半から西に代えてDF加賀健一を入れ、右サイドバックの犬塚を前に上げてボランチを2人から3人に変更。千葉に傾いてきた試合の流れを変えるべく手を打った。そして、磐田は54分にCKからDF茶野隆行がヘディングシュートを決めて再びリード。このまま逃げ切るか、千葉にとどめを刺すゴールを奪えればよかったが、思うようには千葉の攻撃を抑え込めなかった。

 千葉のアマルオシム監督は66分に負傷中の巻に代えて新居、さらに76分にはMF工藤浩平に代えてFW青木孝太を入れ、前線からのプレスを強化するとともに攻撃時の縦へのスピードアップを図った。83分、DF斎藤大輔のパスを受けた青木が左サイドで仕掛け、飛び出したMF山岸智にパス。それをレイナウドがつなぎ、水野が思い切りよくミドルシュートを打つ。すると、ペナルティエリア内に走りこんだMF佐藤勇人が左足に当ててコースを変える形になり、同点ゴール。歓喜の逆転ゴールはその3分後に生まれた。

 試合後、磐田のGK川口能活は「試合の入り方はよかったが、途中から運動量が落ちて千葉にセカンドボールを拾われた。何回かチャンスはあったが活かせず、相手を突き放す点が取れなかった。どんなスコアでも同じ戦い方をして、ゲームコントロールができていない」と悔やんだ。磐田はシステムを変えて中盤の守備の修正を図ったが、終盤の千葉の縦に速い攻撃を食い止められなかったのが響いた。

 ミスを恐れず果敢に挑み、最後まであきらめない。新居の決勝ゴールからは、かつての千葉が持っていた『勝利に貪欲な姿勢』が感じられた。守備時のイージーミスや攻撃時の細かいミスはまだ目につく。だが、どんな相手にも強い気持ちで戦えれば、千葉は『自分』を完全に取り戻して上昇していけるはずだ。

以上

2007.08.19 Reported by 赤沼圭子
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